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林 祐子

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春から夏にかけて、多くの学生アスリートが部活動に本格的に取り組む時期を迎えます。
大会や試合が続くシーズンになると、どうしても「身体にムリをしてしまう」場面が増えてきます。
そんな中、接骨院では毎年この時期にスポーツ障害で悩む学生さんの来院が急増します。
「なんだか膝が痛いけど、我慢して練習を続けてしまった…」
「最初は少しの違和感だったのに、痛みが強くなってきた…」
「シンスプリントって診断されたけど、どう対応したらいいの?」
そんな声に日々お応えしている私たち接骨院スタッフが、部活に励む学生さんや、その保護者の方に向けて、スポーツ障害の基本知識とその対策をお伝えいたします。
スポーツ障害ってどんなもの?
まず、「スポーツ障害」とは、運動による繰り返しの負荷や衝撃で起こるケガの総称です。
外傷(骨折や捻挫など)のように一度の強い衝撃で起こるケガとは違い、「少しずつ、じわじわと症状が出てくる」のが特徴です。
主なスポーツ障害の例:
オスグッド・シュラッター病(成長期の膝の痛み)
シンスプリント(すねの内側の炎症)
ジャンパー膝・ランナー膝
肩の使い過ぎによる関節炎・インピンジメント症候群
疲労骨折(特に足部や脛骨)
こうした障害は、無理を続けることで慢性化しやすく、完治までに時間がかかるのが問題点。
特に成長期の学生さんは、骨や筋肉が発達段階にあるため、大人以上に注意が必要です。
どんな学生に多い?スポーツ障害の傾向
当院でもよく見られるのは、以下のようなケースです。
● 頑張りすぎる真面目な子
「休まず毎日練習に出たい」「レギュラーを外されたくない」という思いから、痛みを我慢してしまう傾向があります。
● 急激に運動量が増えた子
特に新学期や新入部員は、急に練習がハードになることが多く、身体が追いつかずに故障しやすくなります。
● ケアの知識がない、または不足している
ストレッチやアイシング、体幹トレーニングの大切さを知らず、自己流で練習を続けてしまうことで悪化するケースも…。
保護者の方へ:こんなサインを見逃さないで!
学生自身は「大丈夫」と言っていても、ケガの初期症状を見逃してしまうことがあります。
以下のような変化が見られたら、早めの受診をおすすめします。
帰宅後、足を引きずるように歩いている
家に帰るとすぐアイシングをしている
「なんとなく痛い」と言いながら練習には行っている
シューズの片側だけ極端にすり減っている
これらはすべて、身体に負担がかかっているサインです。
接骨院でできるサポートとは?
当院では、スポーツ障害に特化したケア・施術を行っています。
✅ 1. 手技による筋肉調整
筋肉のバランスや硬さを調整し、痛みの原因を根本から取り除きます。
✅ 2. 物理療法(超音波・電気治療など)
炎症を抑え、回復を早めるための治療機器を使い分けて対応します。
✅ 3. ストレッチ・リハビリ指導
自宅でもできるストレッチ法や、再発予防のためのトレーニング指導を行います。
✅ 4. 姿勢・フォームチェック
ケガの根本原因が「姿勢の歪み」や「フォームの癖」であることも。
必要に応じて、体の使い方のアドバイスもいたします。
平日来院のすすめ:部活後や下校後に通える安心の体制
当院では、平日20時まで受付を行っております。
学校帰りや部活の後にも気軽に立ち寄れるようにしています。
また20時に間に合わなない場合でもご連絡いただければ対応できます。
学生さんの中には、部活が終わってから来院される方も多く、学校や部活動に支障が出ないようにスケジュール調整も可能です。
また、保護者の方からのご相談・同席も歓迎しています。
最後に:ケガを予防する意識が、未来のパフォーマンスを変える!
「痛みを感じたら、まず相談してみる」
この一歩が、長期離脱を防ぎ、今後の競技人生に大きな影響を与えることがあります。
特に、学生のスポーツは“今しかできない大切な時間”です。
だからこそ、無理せず、正しい方法で身体をケアしていくことが大切。
「うちの子、最近ちょっと足を気にしているみたい…」
「試合前だけど、痛みを残したままプレーしていいのか不安…」
そんなお悩みがある方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
スポーツに真剣に取り組む学生さんの味方として、全力でサポートいたします。
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