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林 祐子

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春休みが終わり、新しい学年や新生活がスタートするこの季節。
環境が大きく変わることで、私たちの身体にもさまざまな影響が現れ始めます。特に学生さんたちにとっては、部活動や新しい運動のスタートとともに、知らず知らずのうちに身体へ過度な負担がかかってしまい、思わぬ怪我へとつながるケースが多く見られます。
今回は、春休み明けに多い「シンスプリント」や「疲労骨折」について、その原因・症状・対策・当院でできるケアについてお話しします。新しいスタートを怪我で台無しにしないために、ぜひ最後までお読みください。
春明けは“怪我のシーズン”?
春は、身体にとっても大きな変化の季節です。特に学生さんは新しい学年で部活動を始めたり、新入生としていきなりハードなトレーニングが始まったりすることで、まだ運動に慣れていない身体に急激な負荷がかかってしまいます。
とくに以下のような人は要注意です:
冬の間あまり運動をしていなかった人
春から部活動を始めた新入生
部活の練習メニューが急に厳しくなった人
頑張りすぎて毎日休まずに練習している人
このようなケースでは、筋肉や骨に疲労が蓄積されやすく、「シンスプリント」や「疲労骨折」といった怪我を起こすリスクが高まります。
代表的な怪我①:シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
シンスプリントとは、すねの内側に沿って痛みが出る症状で、ランニングやジャンプを繰り返す運動部の学生さんに多く見られます。初期のうちは違和感程度ですが、進行すると強い痛みで運動ができなくなってしまうことも。
【原因】
急激な運動量の増加
硬い地面での走り込み
クッション性の低い靴
柔軟性の不足
筋力バランスの崩れ
【症状】
すねの内側の痛み(特に運動後)
走るとズキズキと痛む
悪化すると歩くだけでも痛い
代表的な怪我②:疲労骨折
疲労骨折は、骨に繰り返し小さな負担がかかることで、ヒビのような損傷ができてしまうものです。目に見える外傷がないため気づきにくく、放っておくと完全な骨折に進行してしまう可能性があります。
【原因】
繰り返しのジャンプやランニング
不十分な休息
栄養不足(特にカルシウム・ビタミンD不足)
骨の成長が活発な時期に無理な負荷がかかる
【症状】
一定の部位にズキズキするような痛み
運動後の痛みが引きづらい
局所的な腫れや熱感
どうすれば予防できる?怪我を防ぐための3つのポイント
徐々に運動量を増やすこと 急に全力で走ったり跳んだりせず、体を慣らす時間を設けましょう。準備運動やストレッチも忘れずに。
身体の声を聞くこと 痛みや違和感は身体からの大事なサイン。無理して頑張りすぎず、少しでも異変を感じたら早めに相談を。
正しいケアと休養 毎日のセルフケアやストレッチ、適度な休息が怪我予防の鍵です。定期的にプロによるケアも取り入れるのがおすすめです。
接骨院でできるケア・施術内容
当院では、シンスプリントや疲労骨折の予防・施術に力を入れています。
✔️電気治療や超音波施術による炎症軽減・回復促進
✔️骨格・筋肉バランスの調整で再発防止
✔️ストレッチ指導やトレーニングアドバイス
✔️テーピングや固定によるサポート
✔️部活動スケジュールに応じたコンディショニング指導
お子さまの体に無理がかからないよう、保護者の方にも丁寧にご説明しながら施術を進めていきますので、初めての方も安心してお越しください。
よくあるご質問
Q. 少し痛いだけでも診てもらえますか?
→もちろんです。違和感の段階で来院いただくことで、早期回復につながります。
Q. 学生でも保険は使えますか?
→はい、適応の範囲で健康保険が使えます。詳細はお気軽にお問い合わせください。
Q. 何回くらい通う必要がありますか?
→症状の程度によりますが、軽度なら数回で回復するケースもあります。定期的なメンテナンスとして通う方も多いです。
最後に:新しい環境を元気に過ごすために
春は「頑張ろう」と思える素敵な季節です。でも、無理をして怪我をしてしまっては元も子もありません。特に成長期の身体はとてもデリケートで、正しいケアが必要です。
当院では、学生の皆さんの健やかな毎日をサポートするため、予防から施術、コンディショニングまで一貫したサポートをご提供しています。気になる痛みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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