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林 祐子

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暖かくなってきたこの時期、少しずつ動きやすくなったと感じる方も多いのではないでしょうか?
しかし、5月から梅雨にかけてのこの時期は、実は膝の痛みや関節の不調が出やすい「要注意シーズン」なのです。
「最近膝がこわばる気がする…」
「雨の日は膝が痛む」
「正座や階段の上り下りがつらくなってきた」
そんな症状が少しでもある方は、今すぐにケアを始めるタイミングです。
今回は
☑ なぜ梅雨前に関節痛が増えるのか
☑ 膝の痛みを放置するとどうなるのか
☑ 接骨院でできる早期対策とは?
について詳しくお伝えします。
なぜ梅雨前に膝や関節が痛くなりやすいの?
気温と湿度が上がり始めるこの時期。体にとってはさまざまな負担がかかる季節です。
とくに関節は、「気圧」「湿度」「気温」の影響を受けやすく、以下のような変化が起こります。
① 気圧の変化で関節内の圧力が変わる
梅雨時期に近づくと低気圧が増えます。低気圧になると体内の圧も変化し、関節内部の圧力も不安定に。
その結果、関節が腫れぼったく感じたり、動かしづらくなったりして、膝や指などに違和感や痛みが出るようになります。
② 湿度が高まると、体内の循環も滞りやすい
湿気が多くなると、汗の排出も不安定になり、老廃物の排出や血行が悪くなります。
結果として、関節に必要な栄養が届きづらくなり、痛みやこわばりの原因に。
③ 気温の寒暖差により筋肉が硬くなる
朝晩と日中での気温差が大きい5~6月。
筋肉がうまく働かず、膝を支える力が低下し、関節に過度な負担がかかります。
放っておくと危険!膝の痛みが引き起こす“変形性関節症”
今感じている膝の「違和感」や「軽い痛み」を放っておくと、将来的に「変形性膝関節症」へ進行してしまうリスクがあります。
変形性膝関節症とは?
膝の軟骨がすり減って関節に炎症が起こる慢性的な病気。
痛みや腫れ、膝の変形、歩行困難など日常生活に大きな支障をきたします。
特にこんな方は要注意!
40代以上の男女(特に女性に多い)
体重が増えてきた方
運動不足気味の方
正座や和式トイレで膝に負担をかけている方
以前ケガをしたことがある方
変形性関節症は、初期のうちは“違和感程度”のサインしか出ないため、気づかずに進行してしまう方が非常に多いのです。
だからこそ「今」からの予防が大切!
痛みがひどくなってからでは、日常生活の制限や治療期間も長くなってしまいます。
だからこそ、「少しでも違和感があるうちに」「梅雨に入る前のこの時期に」早めのケアが必要なのです。
接骨院でできる膝の早期対策&予防サポート
当院では、以下のような施術・サポートを通して、膝の痛みの根本原因にアプローチします。
✅姿勢・骨盤バランスのチェックと調整
膝の痛みの原因は、実は骨盤のゆがみや足の使い方にあることも。
体の土台から整えることで、膝の負担を減らし、痛みの出にくい身体づくりができます。
✅ 筋肉のバランス調整
特に太もも(大腿四頭筋)やお尻(殿筋)、ふくらはぎ(腓腹筋)の筋肉が弱くなっていると、膝への負担が増大します。
当院では手技やストレッチ、EMSトレーニングなどを活用して、膝を守る筋肉を効率的に強化していきます。
✅ 関節への物理療法
微弱電流や温熱療法により、関節内部の血流を促進し、痛みの緩和や回復力アップを図ります。
これにより、炎症やこわばりの早期解消が期待できます。
✅ 自宅でできる予防ストレッチや体操指導
ご自宅で継続できる簡単な運動も、膝の健康には不可欠です。
症状や体力に合わせたオーダーメイドの運動メニューもご提案します。
この時期に来院される方の声
「雨の日になるとズキズキしていたのが、ウソみたいに楽になりました」
「階段がこわくなくなった!」
「正座ができるようになってうれしいです」
「先生に教えてもらった体操を家でも続けています」
特に、早めに対策を始めた方ほど症状の改善が早く、梅雨を快適に過ごせているという声が多く聞かれます。
まとめ:膝の健康は「今の一歩」が未来を変える!
梅雨が本格化する前のこの時期こそ、膝や関節の不調と向き合う最適なタイミングです。
違和感があるけれど放置している方、すでに少し痛みが出てきている方も、“そのままにしない”ことが一番の予防です。
未来の自分のために、そして、いつまでも元気に歩くために。
膝の健康は一日では守れません。
今この瞬間の対策が、5年後・10年後の生活を変えるかもしれません。
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