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林 祐子

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ゴールデンウィークが明けたこの時期、「なんだか気分が乗らない」「身体が重だるい」「朝起きるのがつらい」「頭痛や肩こりが悪化した気がする」など、心や体の不調を感じている方はいませんか?
それは、もしかしたら5月病かもしれません。
そしてその背景には、自律神経の乱れが関係していることが多いのです。
今回は、「5月病」と自律神経、そして身体の不調とのつながり、さらに接骨院でどのようなサポートができるのかを詳しくご紹介します。
そもそも「5月病」とは?
5月病とは、4月の新生活や新年度の環境の変化に伴うストレスや緊張状態が長引いたあと、ゴールデンウィークを境に一気に気が抜けることで、心や体にさまざまな不調が現れる状態のことを指します。
具体的には…
気分の落ち込み
食欲不振・胃腸の不調
不眠・過眠
疲れが取れない
頭痛・肩こり・腰痛
動悸や息苦しさ
など、精神面と身体面の両方に影響が出ることが特徴です。
こうした症状の多くは、自律神経の乱れによって引き起こされている可能性が高いのです。
自律神経と身体の不調の関係
自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」から成り立つ神経で、私たちの体内の環境を24時間自動的にコントロールしています。
交感神経:日中の活動時に働き、心拍や血圧を上げ、集中力を高めます
副交感神経:リラックスや睡眠時に働き、体を休ませ回復させます
通常、この2つの神経がバランス良く切り替わることで、体調が安定します。しかし、長期間にわたるストレスや生活リズムの乱れによって、自律神経のバランスが崩れると、以下のような身体の不調が出てきます。
筋肉の緊張 → 肩こり・腰痛・頭痛
血行不良 → 冷え・むくみ・疲れやすさ
消化機能の低下 → 食欲不振・胃の不快感
睡眠の質低下 → 慢性疲労・集中力低下
これらの不調は、単なる「疲れ」ではなく、自律神経の乱れによる身体のSOSサインです。
なぜ接骨院が「5月病」に対応できるのか?
「5月病」=精神的なものと思われがちですが、実は身体のアプローチも非常に効果的です。
接骨院では、以下のような方法で自律神経のバランスを整え、心身の不調を改善へと導くことができます。
✅ 1. 骨格・姿勢の調整で血流改善
猫背やストレートネックなど姿勢が崩れていると、首・肩周りの筋肉が過緊張状態になり、神経や血流を圧迫してしまいます。
当院では、手技による骨格調整で姿勢を整え、筋肉の緊張を和らげることで、自律神経の働きをサポートします。
✅ 2. 筋肉へのアプローチで“リラックス”効果
自律神経の乱れによって固くなっている筋肉を、やさしくほぐしていくことでリラックス神経(副交感神経)が優位に働き、心身ともにリラックスしやすくなります。
✅ 3. 自律神経を整える物理療法(電気療法・温熱療法など)
微弱電流や温熱療法、超音波治療などの物理療法を組み合わせることで、筋肉の緊張を緩め、神経系のリズムを整えるサポートを行います。
✅ 4. 呼吸やセルフケアのアドバイス
浅くなりがちな呼吸を改善し、自律神経にアプローチする腹式呼吸や、家でもできるストレッチなど、セルフケア指導も積極的に行っています。
接骨院は“心と体”の橋渡し役
接骨院=怪我や痛みの専門機関というイメージが強いかもしれませんが、自律神経の乱れによる不調も、身体のケアを通してしっかりサポートできるのが私たちの強みです。
「気分が晴れない」「なんとなく調子が悪い」
そんな時こそ、体からのケアを始めてみませんか?
こんな方はぜひ一度ご相談ください!
連休明けから、疲れが抜けない
頭痛・肩こり・腰痛が悪化している
気持ちが落ち込みがち
朝の目覚めが悪い・寝つきが悪い
過去に“5月病”と感じたことがある
季節の変わり目に体調を崩しやすい
まとめ:5月の不調は我慢しないで!
「5月病」は決して珍しいことではありません。
新しい環境に順応しようとする心と体にかかる負担は大きく、誰にでも起こりうるものです。
ただ、放っておくと自律神経の乱れが慢性化し、日常生活に支障をきたすこともあります。
だからこそ、“今”のうちに整えることが大切です。
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