ヘルニアにならないために知っておきたい5つの習慣!

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林 祐子

やましろ接骨院本院院長株式会社ビグス
やましろ接骨院本院・院長 柔道整復師になり10年以上の現場経験を持っています。まだまだ未熟ですが、怪我をした時や、困った時にまず第一選択肢として、やましろ接骨院を頼ってもらえるような院にするために日々、患者さんの施術にあたっています。また、女性院長ならではの対応を心がけています。女性にしかわからない悩みなどなにかあった時には頼ってください。 柔道整復師にしかできないことを、患者さんに還元していきます!!

今回は、多くの方が悩まされる「ヘルニア」について詳しくお話しします。
特に、腰椎椎間板ヘルニアについて焦点を当て、その原因や検査方法、施術方法、そして予防策について詳しく解説します。

 ヘルニアとは

ヘルニアとは、体内の臓器や組織が本来の位置から飛び出してしまう状態を指します。
これが原因で、周囲の神経や筋肉に圧迫が生じ、痛みやしびれといった症状が現れます。
ヘルニアの種類には、腰椎椎間板ヘルニア、頚椎椎間板ヘルニア、鼠径ヘルニアなどがあります。
これらの中でも特に多く見られるのが、腰椎椎間板ヘルニアです。

腰椎椎間板ヘルニアについて

腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎の間にある椎間板が外に飛び出し、神経を圧迫する状態です。椎間板は、背骨のクッションの役割を果たし、衝撃を吸収しています。しかし、加齢や過度な負荷により、椎間板が劣化し、外に飛び出すことがあります。これにより、腰痛や下肢のしびれ、痛みが生じることがあります。

ヘルニアになってしまう原因は

腰椎椎間板ヘルニアの主な原因は、以下のようなものがあります:

1. 加齢: 椎間板は加齢と共に水分が減少し、弾力性が低下します。このため、負荷がかかると容易に損傷しやすくなります。
2. 過度な負荷: 重い物を持ち上げる、長時間同じ姿勢で過ごすなど、腰に過度な負荷がかかると椎間板が損傷する可能性があります。
3. 遺伝的要因: 家族にヘルニアの歴がある場合、自分も発症するリスクが高くなります。
4. 不適切な姿勢: 座りっぱなしや猫背など、不適切な姿勢が腰椎に負担をかけ、ヘルニアを引き起こすことがあります。

検査方法

腰椎椎間板ヘルニアの診断には、以下のような検査方法が用いられます:

1. 問診と身体検査: 患者さんの症状や病歴を確認し、痛みの部位やしびれの範囲を特定します。また、反射テストや筋力テストを行い、神経の状態を評価します。
2. MRI(磁気共鳴画像): 椎間板や神経の状態を詳細に確認するために、MRIが用いられます。これは、ヘルニアの場所や程度を正確に把握するために非常に有効です。
3. CTスキャン: 骨の異常や椎間板の損傷を確認するために、CTスキャンが行われることがあります。
4. X線検査: 骨の変形や骨折の有無を確認するために、X線検査が行われます。

 施術方法

腰椎椎間板ヘルニアの施術方法は、症状の程度や患者さんの状態に応じて異なります。以下に一般的な施術方法を紹介します:

1. 保存療法: 軽度のヘルニアの場合、まずは保存療法を試みます。これには、安静、温熱療法、冷却療法、物理療法(電気治療、超音波治療など)が含まれます。また、痛みを和らげるための薬物療法(鎮痛薬、抗炎症薬など)も併用されます。

2. リハビリテーション: 筋力トレーニングやストレッチングを通じて、腰部の安定性を向上させることが重要です。特に、腹筋や背筋を強化するエクササイズが推奨されます。これにより、腰椎への負担を軽減し、再発を防ぐことができます。

3. 徒手療法: 柔道整復師や理学療法士による徒手療法(マッサージ、関節モビライゼーションなど)も効果的です。これにより、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善し、痛みを軽減することができます。

4. 姿勢矯正: 不適切な姿勢が原因でヘルニアを引き起こすことが多いため、正しい姿勢を身につけることが重要です。姿勢矯正のためのエクササイズや指導が行われます。

5. 手術療法: 保存療法が効果を示さない場合や症状が重度の場合は、手術療法が検討されます。具体的には、椎間板の一部を除去する椎間板摘出術や、脊椎の安定性を向上させるための脊椎固定術などが行われます。

 ヘルニアにならないためには

ヘルニアを予防するためには、以下のような対策が効果的です:

1. 適切な姿勢を保つ: デスクワークや長時間の座り仕事をする際は、適切な姿勢を保つことが重要です。椅子に深く座り、背筋を伸ばし、膝が腰より少し高くなるように調整しましょう。

2. 定期的な運動: 筋力トレーニングやストレッチングを定期的に行い、腰部の筋肉を強化することが重要です。特に、腹筋や背筋を中心としたエクササイズが効果的です。

3. 重い物の持ち方に注意: 重い物を持ち上げる際は、腰ではなく膝を使って持ち上げるようにしましょう。また、無理な体勢で持ち上げることは避けるべきです。

4. 適度な休息: 長時間同じ姿勢で過ごすことは避け、適度な休息を取ることが重要です。定期的に立ち上がり、ストレッチを行うよう心掛けましょう。

5. 健康的な生活習慣: バランスの取れた食事や十分な睡眠を確保し、健康的な生活習慣を維持することが重要です。これにより、体全体のコンディションを整え、ヘルニアのリスクを低減できます。

 まとめ

腰椎椎間板ヘルニアは、多くの人々が悩まされる症状ですが、適切な知識と対策を持つことで予防や改善が可能です。当院では、腰椎椎間板ヘルニアの早期発見と適切な治療を提供するために、詳細な問診と検査を行い、個々の患者さんに最適な施術方法を提案しています。

ヘルニアの症状にお悩みの方、または予防策を知りたい方は、ぜひ当院にご相談ください。私たちの経験と知識を活かし、皆様の健康を全力でサポートいたします。健康で快適な生活を送るために、一緒に取り組んでいきましょう。皆様のご来院を心よりお待ちしております。



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