
林 祐子

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起立性調節障害とは?
「朝起きられない」「午前中は体がだるい」「立ち上がるとめまいや動悸がする」などの症状がある方、それはもしかすると起立性調節障害(OD)かもしれません。
起立性調節障害とは、自律神経の働きが乱れることで血圧や血流の調整がうまくいかず、特に朝起きることが困難になる疾患です。特に10代の成長期の男女に多く見られ、思春期の約10%が経験するといわれています。
学校に行きたいのに体が思うように動かない、周囲の理解が得られず「怠けている」と思われてしまう…そんな悩みを抱えている学生さんも多いのではないでしょうか。
起立性調節障害の主な症状
朝起きるのがつらい、起きられない
立ち上がるとめまいや立ちくらみがする
動悸や息切れがする
午前中は調子が悪く、午後になると少し楽になる
頭痛や倦怠感が続く
食欲不振や腹痛を伴うことがある
集中力が続かない
このような症状がある場合、起立性調節障害の可能性があります。
なぜ起立性調節障害は起こるの?
起立性調節障害の主な原因は自律神経の乱れです。
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、体の機能を無意識にコントロールしています。しかし、成長期のホルモンバランスの変化や生活リズムの乱れにより、このバランスが崩れてしまうことがあります。
特に、夜更かしやスマホの使用、ストレス、運動不足などが影響し、自律神経が正常に働かず、朝起きられなくなるという症状が出てしまいます。
接骨院でできる起立性調節障害のケア
接骨院では、起立性調節障害の改善をサポートするために、以下の施術やアドバイスを提供しています。
① 自律神経を整える「ヘッドスパ」
当院では、ヘッドスパを取り入れた自律神経調整を行っています。
頭の筋肉やツボを刺激し、リラックス効果を高めることで、副交感神経の働きを活性化させ、深い睡眠をサポートします。
ヘッドスパには以下のような効果があります。
自律神経のバランスを整える
血流を改善し、脳のリラックスを促す
頭痛や肩こりの軽減
質の良い睡眠をサポート
寝不足が続くと、朝起きられない状態がさらに悪化してしまいます。
ヘッドスパでリラックスし、質の良い睡眠を取ることで、少しずつ朝の目覚めを改善していきましょう。
姿勢矯正で血流改善
姿勢が悪いと血流が悪化し、脳への酸素供給が低下して、起立性調節障害の症状が悪化することがあります。
当院では、骨盤や背骨の歪みを整え、血流を促進する施術を行います。
良い姿勢を保つことで、自律神経の働きも整い、朝の不調が改善しやすくなります。
ストレッチ指導&運動療法
適度な運動は、交感神経と副交感神経のバランスを整えるために効果的です。当院では、自宅でできる簡単なストレッチや、無理のない範囲での運動を指導し、体のリズムを整えるサポートをしています。
ご家庭でできる対策
接骨院でのケアと併せて、ご家庭でも以下のポイントを意識してみてください。
生活リズムを整える
寝る時間と起きる時間を一定にする
寝る1時間前にはスマホやゲームを控える
朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる
栄養バランスの良い食事を心がける
朝ごはんをしっかり食べる
ビタミンB群(豚肉・納豆・卵など)を摂取する
血流を良くする鉄分(レバー・ほうれん草など)を意識する
ストレスを溜めない
休息や趣味の時間を大切にする
ヘッドスパなどリラックスできる習慣を取り入れる
深呼吸や瞑想で心を落ち着かせる
まとめ
起立性調節障害は、適切なケアを行うことで改善が期待できます。
ヘッドスパで自律神経を整え、質の良い睡眠をサポート
姿勢矯正で血流を改善し、朝の目覚めをスムーズに
ストレッチや軽い運動で交感神経と副交感神経のバランスを整える
「朝がつらい…」「学校に行きたいのに起きられない…」そんなお悩みがある方は、ぜひ当院にご相談ください。
一人で悩まず、少しずつ体のリズムを整えて、快適な毎日を取り戻しましょう!
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