ジャンプしただけでもケガすることがある!?足の突然の痛みはアキレス腱断裂かも

今回の記事では、ふくらはぎから繋がっているアキレス腱のケガ、アキレス腱断裂について紹介していきます。

近年では健康のために運動を行う人が増えてきており、スポーツをされる方も増えてきています。

そんな中、若年層から高齢層まで起きる可能性があるのがアキレス腱断裂です。

今回はそのアキレス腱断裂について解説していきます。

アキレス腱とは何か?

アキレス腱とは、ふくらはぎにある腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋という筋肉とかかとの骨を繋ぐ腱のことです。

アキレス腱は身体の中で最も大きい腱で、立ち上がったり、歩いたり、走るときに使います。

そのことから断裂してしまうと歩けなくなったり、足に体重をかけられなくなるといった支障をきたします。

アキレス腱断裂の原因

アキレス腱断裂は、ふくらはぎにあるヒラメ筋とかかとの骨を繋ぐ腱が断裂してしまうことです。

原因としては、スポーツをしているときに断裂しやすいといわれています。

特にダッシュやストップ動作、ジャンプの着地などの動作を行うとアキレス腱が伸び縮みし断裂します。

断裂しやすいスポーツとしてサッカーやバレーボール、テニス、バドミントンなどが挙げられます。

また日常生活の転倒でもアキレス腱断裂は起こります。

受傷しやすい年齢は30代~50代の方に多く発生します。

アキレス腱は老化により柔軟性を失っていきます。

そのため柔軟性の低下している状態で腱に急激に力が加わると、腱の組織がその力に耐えきれずに断裂します。

老化以外でも、過度なスポーツで疲労が溜まっている状態であれば、腱の柔軟性が失われ断裂することもあります。

アキレス腱断裂の症状

アキレス腱断裂の症状では、以下のことを感じることがあります。

・後ろからアキレス腱を蹴られたような感じがした

・ふくらはぎを何かで叩かれたような感じがした

・ふくらはぎにボールが当たったような感じがした

・ブチっと破裂するような音がした など

こうした症状の有無はアキレス腱を断裂しているかの診断にも繋がります。

その中でも、ブチっと破裂するような音がしたものはアキレス腱断裂時の特徴的な症状です。

その後受傷した後には次のような症状がみられます。

・アキレス腱に痛みがある

・受傷したアキレス腱側に体重をかけられない

・歩くことができない

・歩こうとしても転倒してしまう

・つま先立ちができない

・階段の上り下りができない など

アキレス腱が断裂しているため、歩けなくなったり、歩けても転倒してしまうことがあります。

アキレス腱断裂では歩くことができなくても足首を動かすことができたり、しばらくすると歩けるようになることもあります。

しかし、そうした場合でもアキレス腱は断裂している可能性はあるため注意が必要です。

アキレス腱断裂の検査・診断

アキレス腱断裂の特徴として、アキレス腱部に凹みや押されての痛みがあります。

またうつぶせの状態で膝を直角に曲げてふくらはぎを強くつまむと、正常では足首はつま先が上を向きます。

しかしアキレス腱断裂ではこの動きがみられなくなります。

これがアキレス腱断裂の特徴的な検査の1つです。

さらに診断を確実にするためには、レントゲン検査やMRI検査が行われます。

レントゲン検査は骨折の有無の確認に有用ですが、アキレス腱は写らないためわかりません。

ただし骨折を伴っていないか確認が必要です。

またMRI検査により、アキレス腱断裂の損傷度合いを確認することが必要になります。

アキレス腱のケガでは同じアキレス腱に起こる炎症やその周囲の炎症などの可能性もあるため考慮し、診断していきます。

アキレス腱断裂の治療

ランニングアキレス腱断裂の治療は手術を行わない保存療法と、断裂したアキレス腱を直接縫合する手術療法があります。

保存療法では、メリットとして手術によるリスクがないことです。

ギプスや装具で固定しアキレス腱に負担がかからないようにします。

治療を開始して約3カ月で歩行が可能となり、約6カ月以降でスポーツへの復帰が可能になります。

アキレス腱の状態をみながら進めていくことが重要です。

手術療法では、メリットとしてアキレス腱の再断裂が少ないことが挙げられます。

早く社会復帰や早くスポーツ復帰されたい方の場合に選択されることが多いのが、手術療法です。

手術後はアキレス腱への負担を減らすために装具をつけることが必要です。

アキレス腱の状態を見ながら筋肉の筋力低下、柔軟性の低下を防ぎ、可動域の制限を最小限にすることが求められます。

手術後約2カ月で歩行が可能となり、約6カ月以降でスポーツへの復帰が可能になります。

ケガから復帰するまでに保存療法、手術療法でかかる期間はあまり変わりません。

まとめ

いかがでしたか?

治療中や治療後の合併症が起こらなければ、保存療法と手術療法のどちらとも長期的な回復は良いといえます。

検査の結果や日常生活スポーツのスタイル、希望にあわせてより適切な治療法を行っていくことが大切になります。

どうしていいかわからない場合は、ご相談でも大丈夫ですのでご連絡お待ちしております。

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