新型栄養失調という言葉聞いたことありますか?もしかしたら自分も新型栄養失調かも?!

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林 祐子

やましろ接骨院本院院長株式会社ビグス
やましろ接骨院本院・院長 柔道整復師になり10年以上の現場経験を持っています。まだまだ未熟ですが、怪我をした時や、困った時にまず第一選択肢として、やましろ接骨院を頼ってもらえるような院にするために日々、患者さんの施術にあたっています。また、女性院長ならではの対応を心がけています。女性にしかわからない悩みなどなにかあった時には頼ってください。 柔道整復師にしかできないことを、患者さんに還元していきます!!

新型栄養失調という言葉、あなたは聞いたことありますか。新型栄養失調とは、撮っている食事の摂取カロリーは足りているのに、バランスよく栄養が取れていなく、特定の栄養が不足してしまい、身体の不調につながることを、新型栄養失調と、言います。

昔は栄養失調という言葉を聞くと、満足に食事が取れていなく、栄養が足りていなく、身体に必要なカロリーが足りてなく、栄養不足で痩せ細ってる状態のことを言っていました。

ただ現代は、食事が取れていなく栄養が不足し、栄養失調になるわけではなく、特定の栄養が不足してしまう新型栄養失調が問題視されています。
今回は、もしかしたら自分も、なっているかもしれない。
そうならないためのお話をしていきます。

新型栄養失調の原因とは

新型栄養失調の原因は年代別によって様々です。

若い女性の場合はまず痩せたいと思っている人が大半だと思います。

痩せたいと思った時に、まず第一選択肢として考えるのは食事制限。

自己流の食事制限によるダイエットで、全体的に栄養が不足してしまって

います。

ただ、適切な食事を取らないで痩せる、というのは、身体にとっていいことではありません。

特に、野菜ばかりに偏ってしまい、肉や、魚などのタンパク質が不足しがちです。

タンパク質が不足すると、筋肉量が減り、脂肪が燃えにくい身体になります。

余計痩せにくくなり免疫力の低下や貧血、抜け毛、むくみなどの症状が起きやすくなります。

人間は必要なタンパク質が足りていないと、勝手に、飢餓状態を感じてしまい、必要な栄養が

定期的に入ってこないんだと、勘違いをするため、逆に蓄えようとする習性があります。

ダイエットどころか、逆に痩せづらい身体にしてしまっています。

 

次に30代~50代の男性の場合は、お仕事が忙しく、しっかりとした食事をとる時間がなく、つい、コンビニや、インスタント食品など、手軽にカロリーを取れる食事に偏りがちです。

気付いたら、カロリー過多、タンパク質不足、ミネラル不足になっています。

摂取カロリーは足りてりるのに、野菜不足による、ビタミン・ミネラル・食物繊維の不足により基礎代謝や免疫の低下につながり血管や細胞の老化なども進みやすくなる可能性があります。

また年齢とともに、代謝が落ちてきて、カロリー過多、糖質過多、タンパク質不足、野菜不足の食生活を続けると、将来のリスクを抱える要因になってしまいます。

 

高齢者の場合は、うどんや、柔らかいものや、さっぱりしたもので食事を済ませてしまい、肉や魚などのタンパク質が不足しがちです。

筋力の衰えにより買い物に出ることが難しくなったり、食事も偏りがちになります。タンパク質は筋肉や血管、臓器、免疫細胞などの材料になる栄養素のため、高齢者の方ほど重要になります。タンパク質が不足が続いてしまうと、筋肉の量や、骨量が落ちてしまい、立つ、歩くなどの、機能が落ちてしまい、『ロコモティブシンドローム』の、状態を招き、寝たきりのリスクを高めてしまう恐れがあります。

 

不足しがちな栄養素とは

全年代別で不足している栄養素は、

タンパク質

ビタミンA

ビタミンB1

ミネラル(鉄、カルシウム)

食物繊維

と言われています。

その中で、時に女性に多く不足しているものは鉄です。

なぜ人間に必要なのか

タンパク質は、筋肉や、臓器など身体を構成する主成分として、重要な栄養素です。免疫細胞を作る材料になります。タンパク質は、絶えず分解、合成を繰り返しているため、常に補給する必要があります。なので、人間が必要なタンパク質の量をしっかりとる必要があります。

タンパク質には、大豆製品などに含まれる、植物性のものもあるが、身体に吸収されやすいのは、肉や、卵などに入っている動物性タンパク質が重要です。

 

ビタミンAは、皮膚や、粘膜、目の健康を維持するために不可欠なビタミンです。

感染症を予防し、免疫力を高める役割もあります。ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に取るとより吸収率が高くなります。

多い食品は、レバー、卵、牛乳、チーズ、緑黄色野菜です。

ビタミンB1は、炭水化物がエネルギーに変わるのをサポートすることから、ご飯を

主食とする日本人には欠かせないビタミンです。

また、脳や、神経の機能を維持する働きも持っています。

肌を回復させる効果もあると言われています。

多い食品は、豚肉、豆類、うなぎ、穀物です。

ミネラル(鉄、カルシウム)

鉄は酸素を全身に供給し、貧血を予防します。特に女性に不足しやすい栄養素です。

鉄が不足してしまうと、疲れやすくなったり、立ちくらみ、めまい、イライラする、動悸、息切れ、むくみなどが起こりやすくなります。

多い食品は、レバー、菜の花、納豆、小松菜です。

カルシウムは、人間の骨は絶えず作り直されているため、カルシウムが不足してしまうと、骨がもろくなってしまうリスクが増えてしまいます。筋肉と神経の働きをバックアップする働きもあります。女性はエストロゲンというホルモンが、カルシウムの吸収を高めてくれます。

ただ、閉経をしてしまうと、エストロゲンが減ってしまうため、吸収率が低くなってしまいます。

よって、骨粗鬆症の原因にも繋がる恐れがあります。

多い食品は、牛乳、干しエビ、乳製品、小魚、大豆です。

食物繊維は、ヒトの消化酵素では消化されない成分のことで、腸内環境を改善するなど、生活習慣病予防が期待されています。

多い食品は、ごぼう、干し柿、いんげん豆、いも、海藻類です。

まとめ

新型栄養失調にならないためには、食事のバランスに勝るものはありません。

食事はしっかり取っているから大丈夫!

と、思っている方でも、バランスのいい食事が取れていなければ、意味がありません。

今や、女性や、子供の8割は新型栄養失調の可能性があると言われています。

朝食を摂らなかったり、同じものばかり食べたり、偏食をしたり、サプリメントに頼りすぎたりといったことを避けることです。できるだけ多くの食材をとりましょう。

最近では、新型栄養失調の影響として考えられる例があります。

2500g未満の低体重児の出産が増えているのも、妊娠中の体重の増加を気にして、食事制限をしてしまい、それが原因で新型栄養失調になってしまうといわれています。

もちろん他の原因で低体重児出産の場合もあります。

誰にでも起こりうる新型栄養失調。

少し、理解できましたか。

新型栄養失調にならないために日々の食事を気にする必要があります。

栄養の相談も受けています。わからない場合は聞いてくださいね。

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