フットボーラーズアンクルの予防と症状、治療法についてご紹介!

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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

サッカーをやっていらっしゃる方の中で、足首の前方が痛むという症状を抱えた方はいらっしゃいませんか?

何か治療法はないのかと悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

このような時に多いのがフットボーラーズアンクルという障害です。

私たちには耳慣れないフットボーラーズアンクルの症状やその予防、治療法について詳しくご紹介します。

フットボーラーズアンクルの概要

はじめにこの項目ではフットボーラーズアンクルの概要や症状について説明します。

1-1.フットボーラーズアンクルの概要と原因

フットボーラーズアンクルとは別名衝突性外骨腫とも呼ばれ、サッカー選手に多く起こる足の症状です。

フットボーラーズアンクルの症状を引き起こす原因はおおまかに3種類あります。

①キック動作などにより骨同士がぶつかり骨軟骨に損傷をきたす

②足首が過剰に曲がる動作と引き延ばされる動作の繰り返しで足首の骨に骨棘(こっきょく)というトゲができる

③足首の捻挫などが原因で足関節が不安定になる

このことからサッカー以外にフットボーラーズアンクルの症状を引き起こしやすいスポーツです。

ラグビー、器械体操、バスケットボール、バレーボールが挙げられます。

1-2.フットボーラーズアンクルの症状

フットボーラーズアンクルの症状は足関節の痛み、圧痛、運動痛、骨棘の触知します。

または、症状が進行すると足関節の可動域制限が見られます。

このような症状を感じた時は、重症化を防ぎ適切な治療法を模索するためにも早めに受診しましょう。

1-3.フットボーラーズアンクルの診断

受傷時の状況を問診し、上記のような症状の訴えがあればレントゲン撮影によって診断します。

骨棘の位置やサイズの確認はCT検査を行い、診断が下ると適切な治療法を考えていきます。

フットボーラーズアンクルの予防法

フットボーラーズアンクルはサッカーだけではなく足首を使うスポーツで起こります。

さまざまなスポーツで症状が引き起こされやすいことがおわかりいただけたことでしょう。

スポーツをする以上全くけがをせずに行うというのは難しいです。

フットボーラーズアンクルの症状が起こらないよう何か工夫をすることはできないのでしょうか。

フットボーラーズアンクルは足首の柔軟性が低いことにより骨同士の衝突が起こって症状が出やすくなります。

そのため運動前に足首のストレッチを十分に行うことでフットボーラーズアンクルの症状を引き起こさないよう予防することができるのです。

また足首の捻挫などで関節が不安定になっている場合にもフットボーラーズアンクルの症状が出るリスクは高いと言えます。

捻挫を軽視せずしっかりとした治療法を取ることです。

テーピングやサポーターを使って足首の不安定性をカバーすることが大切です。

フットボーラーズアンクルの症状を起こさない一番の予防方法となるのです。

フットボーラーズアンクルの治療法について

フットボーラーズアンクルの症状が出た場合、治療法は大きく分けて3つあります。

治療法その①装具療法

治療法その②物理療法

治療法その③手術療法

です。

治療法その①装具療法とは、サポーターやテーピングなどで関節稼働を制限する治療法です。

関節を安定させフットボーラーズアンクルの症状を悪化させるのを防ぎます。

主に急性期に行われる治療法と言えます。

治療法その②物理療法とは、医師や機能訓練士の指導の元電気刺激療法、超音波療法などを行う治療法です。

フットボーラーズアンクルが原因で引き起こされた患部の炎症症状の軽減を図るためです。

急性期に行われる治療法と言えるでしょう。

治療法その③手術療法とは、整形外科の医師により遊離骨片や骨棘の除去を行う治療法です。

運動時の支障が大きい場合やスポーツ種目によってフットボーラーズアンクルの症状がより重い場合に行われる治療法と言えます。

医師の指示に従って、症状に合わせたより良い治療法を選択するようにしましょう。

フットボーラーズアンクルのリハビリ

フットボーラーズアンクルの症状に合わせた治療法をご理解いただいたところです。

次はより回復を早めるためのリハビリ方法についいてもご紹介します。

フットボーラーズアンクルのリハビリは、主に足関節の筋力増強・可動域訓練です。

スポーツ復帰までの練習を症状やその時の治療法に合わせて行うものです。

フットボーラーズアンクルの症状と治療法に合わせて行うリハビリにはおおまかにわけて2種類あり、それぞれ

①足関節周囲の筋力増強・ストレッチ

②動作練習

に分類されます。

①はフットボーラーズアンクルの症状と治療法に合わせてゴムチューブで負荷をかけたりします。

アキレス腱を伸ばす体制でストレッチを行ったりするリハビリです。

②は日常生活動作から始め、フットボーラーズアンクルの症状と治療法に合わせます。

エアロバイク、プール歩行などスポーツの動作練習に移っていきます。

ここでも医師と機能訓練士の指示に従います。

フットボーラーズアンクルの症状と治療法に合わせたリハビリを無理のない範囲で行っていくことが大切です。

まとめ

フットボーラーズアンクルは足首を安定させることが何よりの予防です。

症状を引き起こす前にストレッチや捻挫の治療法などを適切に考える必要があります。

また可動域の制限が残存しても予後は比較的良好なのでフットボーラーズアンクルの治療法さえ確定します。

リハビリに積極的に取り組めばまたスポーツに復帰することは不可能ではありません。

自分の足首の不調がフットボーラーズアンクルの症状ではないかと疑わしい場合は注意しましょう。

重症化を防ぎより良い治療法やリハビリに巡り合うためにも早めに受診するようにしましょう。

 

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