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山城 宏統
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この記事では、急な腰の痛みが起こるギックリ腰についてお伝えします。
突然のギックリ腰になったときの原因と治療方法をご説明します。
何度もギックリ腰をしてお悩みの方、繰り返さないように対策をしっかりしましょう。
ギックリ腰とは?
正式には「急性腰痛症」と呼ばれています。
・急激に発症する腰の痛み。
・動作による痛みの悪化。
・明らかな神経痛やまひなどは合併しせず、レントゲンや磁気共鳴画像装置(MRI)では異常所見がない。
・比較的短期間で治る。
などを満たすものを言います。
明確な診断はつかないが短期間でおさまる腰の痛みとも言えます。
ギックリ腰は、小さなきっかけでも突然痛みが起こることがあります。
またギックリ腰は、別名で腰痛症とも言われます。
ギックリ腰の原因と症状
ギックリ腰の原因ははっきり特定されていません。
ギックリ腰は、腰の筋肉の捻挫のようなものです。
その他、原因となる可能性はさまざまあります。
原因となる動作によって突然腰に痛みがおきて、動けなくなります。
多くは1~2週間程度(早くて2〜3日)で痛みは自然に回復します。
注意が必要なギックリ腰ですが、時間がたっても症状が改善しない場合です。
もしくは、下半身に痛みやしびれがある場合です。
この場合は、腰椎椎間板ヘルニアなどの病気が隠れていることがあります。
そんなときは、一度医療機関を受診してみてもらってください。
ギックリ腰が発症しやすい時間帯について
デスクワークなどを長時間行うと、腰への負担が強くなりギックリ腰になり激しい痛みがでます。
そのため、身体反応が低下している午前中と昼休憩の後が危険です。
ですので、14~15時痛みが発症しやすい時間帯であると考えられます。
ギックリ腰の検査と診断について
ギックリ腰は、発症した状況や症状、病歴などから疑われます。
ギックリ腰の原因となる動作は、はっきりすることもあれば、しないこともあります。
検査は、腰部の単純なレントゲン写真や磁気共鳴画像装置(MRI)などの画像検査が検討されています。
特に磁気共鳴画像装置(MRI)は、脊椎(せきつい)の中に位置する脊髄(せきずい)と髄核(ずいかく)などの位置関係を詳細に見ることができます。
ギックリ腰の治療方法について
ギックリ腰は、いつも通りに生活をしていても、数日~数週間で痛みの症状が落ち着くことが多いです。
痛みが強い場合には、湿布や痛み止めをして安静にしましょう。
症状が落ち着いたときは、軽いストレッチなど効果があります。
動かせるところは、痛みの範囲で動かすようにしましょう。
また、コルセットを使うことで痛みの症状が和らぐことができます。
ギックリ腰の対処は、痛みが発症してから2〜3日が大事です。
ギックリ腰を起こした後は、痛みを抑えるため、安静にすることが大切だと言われます。
しかし、ずっと動かないでいると、腰痛との関係が深い「背筋」が衰えてしまいます。
背筋の衰えると、ギックリ腰の回復が遅れてしまいます。
椎間板ヘルニア(ついかんばん)ヘルニアや圧迫骨折、神経の障害などが潜んでいることもあります。
下記のような場合は、自己の判断を避け、整形外科を受診することをお勧めします。
・痛みがとても強い
・時間がたっても症状が改善しない
・足がしびれる、爪先が動かない
ギックリ腰の再発予防について
ギックリ腰を経験すると、その後1年間で約1/4の方が再発するといわれています。
ギックリ腰の痛みに、再び苦しまないため、しっかりとギックリ腰の再発防止に取り組みましょう。
ギックリ腰の再発を予防するためにすべきことは、主に下記の4つです。
1)無理な姿勢をとらないようにしましょう
腰に負担がかかるような前かがみの姿勢を避けましょう。
2)ストレスを軽減しましょう。
ストレスが続くと痛みに敏感になります。
音楽や食べ物など、自分の好きなものを生活に取り入れ、 ストレスを軽減しましょう。
3)肥満を防ぎましょう。
肥満があると体重が重い分、腰に負担がかかってギックリ腰が起こりやすくなります。
4)適度な運動を行いましょう。
痛みがなくなって完治した後にも、体を動かしましょう。
眠りとギックリ腰について
就寝中、寝起き時に急に腰の痛みに襲わることが多くあります。
腰の痛みの原因は人それぞれですが、アメリカの国立衛生研究所によると、全体の8割の人が背中に痛みを感じているそうです。
ポイントは、寝返りうつことです。
寝返りが少ないと、長時間1カ所に体重がかかり続けその部分に負担がかかります。
また、寝返りをうたず同じ姿勢でいると、腰の筋肉は固くなります。
これが、腰痛やギックリ腰の原因になるのです。
眠る時は、寝返りをうつことを心がけましょう。
うつぶせ寝は、腰に一番よくありません。
うつぶせ寝は、腰の痛みだけではなく、首も痛めてしまいます。
また、体のさまざまな部分をゆがませてしまいますので注意しましょう。
まとめ
ギックリ腰を発症すると、激しい痛みに襲われてしまいます。
ギックリ腰の痛みは、多くは1〜2週間で自然に治ってしまいます。
しかし、その後ギックリ腰の再発率が高くなり、ギックリ腰の癖がついてしまうことがあります。
ギックリ腰の再発を防ぐため、ストレッチや適度な運動、食べ過ぎに注意しましょう。
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