五十肩にそっくり!?腱板断裂の症状や対策方法を分かりやすく解説します!

この記事では、四十肩や五十肩と間違いやすい腱板断裂について分かりやすく紹介していきます。

主な症状や対策方法も解説します。

肩が上がりにくいなどの症状が起きている方や、腱板断裂について詳しく知りたい方は必見です。

腱板断裂の正しい知識を身に付けて発症を未然に防ぐために、ぜひこの記事を参考にして下さい。

腱板断裂とは?

はじめにこちらの項目では、腱板断裂とはどんな疾患なのかについて紹介していきます。

肩が上がりにくいなどの症状が起きている方は、自分と照らし合わせて読み進めていきましょう。

1-1.腱板断裂とは?

腱板断裂は「肩腱板断裂」とも呼ばれる疾患です。

肩が正常に動くための重要な役割をしている腱板が断裂することで発症します。

腱板は、肩を上げる運動や回す運動をするために重要な部分で、「棘上筋(きょくじょうきん)」、「棘下筋(きょくかきん)」、「肩甲下筋(けんこうかきん)」、「小円筋(しょうえんきん)」の4つの筋肉で構成されています。

腱板断裂は、年少者から高齢者まで幅広い年代で発症がみられます。

40代以上に多く発症し60代が最も発症率が高いです。

男女比は、男性が約60%、女性が約40%とやや男性の方が多くなります。

右肩に症状が起きることがほとんどです。

腱板は肩の骨同士にはさまれているため、少しの力でも損傷を起こしやすい特徴があります。

完全に断裂する完全断裂以外にも、一部が断裂する不完全断裂があります。

中高年に発症が多い理由としては、加齢によって腱板が老化して損傷しやすい状態になりやすいです。

日常で行う小さな動作でも発症してしまうことが挙げられます。

発症が中高年に多いことや、症状が似ていることから、腱板断裂は四十肩や五十肩と間違われやすいです。

早期に発見できずに症状が進行してしまうこともあります。

1-2.腱板断裂の主な原因

腱板断裂の原因は年代によって異なります。

中高年では加齢によって腱板が老化してしまい小さな動作で断裂を起こしたり、外部からの衝撃が原因で断裂を起こしたりすることがほとんどです。

その一方若年者では、スポーツや労働などで肩に負担を掛け過ぎることで断裂を起こしやすくなります。

完全断裂よりも不完全断裂の方が多い傾向にあります。

腱板断裂の症状は五十肩に似てる?

続いてこちらの項目では、腱板断裂の症状について解説していきます。

すでに肩が上がりにくいなどの症状がある方は、自分と照らし合わせて確認してみましょう。

2-1.腱板断裂の症状は五十肩に似てる?

症状が五十肩と似ていて判別が難しいと言われている腱板断裂です。

実際にどんな症状があるのかをまとめて見ていきましょう。

・肩を動かす際に痛む症状

・肩の可動域が狭くなり上げる際に力が入らない症状

・肩を上げる際にゴリゴリと異音がする症状

・睡眠時など夜間に痛む症状

以上の4つが腱板断裂の主な症状となっております。

肩を上げられなくなる症状が特徴です。

次に症状が似ていて間違いやすい、五十肩の主な症状を確かめてみましょう。

・肩を動かす際に痛む症状

・睡眠時など夜間に痛む症状

比較してみると、五十肩では痛みが伴う症状である一方、腱板断裂では肩を動かす際に力が入らないなど痛みを伴わない症状があります。

簡単な判別方法としては、肩を上げようとした際に異音がする症状があるかどうかで、異音がしている場合は腱板断裂を疑いましょう。

腱板断裂を予防するための2つの対策

トレーニング,チューブここでは、腱板断裂を予防するための2つの対策を紹介していきます。

肩に負担が掛かりやすいスポーツをしている方や、中高年の方はこちらを参考にして積極的に対策を行いましょう。

3-1.腱板断裂の対策①筋肉を鍛える

肩周辺の筋力が低下することで、腱板へ直接掛かる負担が大きくなり、断裂を引き起こしやすくなります。

そのため、肩周辺の筋肉はもちろん、体全体の筋肉を鍛えることで体幹が強くなります。

トレーニングをして負担を軽減させることが期待できます。

しかし、過度のトレーニングは筋肉などの損傷につながるので、無理のない範囲で行うことが大切です。

3-2.腱板断裂の対策②ストレッチで柔軟性を高める

肩への負担が大きいスポーツを行う場合はもちろん、中高年の方もストレッチは腱板断裂を予防する効果のある対策です。

ストレッチを行うことで筋肉をほぐすことができ、簡単に断裂を起こしにくい状態にする効果が得られます。

しかし、すでに痛みなどの症状がみられる場合は、無理に筋肉を動かすことで損傷してしまう可能性があるので注意が必要です。

腱板断裂の症状は改善できる?

最後にこちらの項目では、腱板断裂の治療方法について見ていきましょう。

腱板断裂の症状がみられる場合は、放置していても改善する可能性が極めて低いです。

なるべく早めに医療機関に足を運びましょう。

4-1.腱板断裂の治療方法

腱板断裂の治療方法では、装具を用いた保存療法を行うことが多く、2週間ほど安静にすることで回復を待ちます。

2週間では断裂部が完全に治癒することはありませんが、大半が痛みなどの症状が解消されます。

そして、日常生活に復帰することが可能です。

しかし、保存療法を行っている最中は痛みが残っていることもあり、夜間に症状が起きると睡眠が妨げられるなどの支障をきたします。

そのため、痛みを改善するために注射療法によって、水溶性副腎皮質ホルモン(すいようせいふくじんひしつほるもん)や、麻酔薬を患部に注射することがあります。

痛みの症状が解消されれば、徐々に腱板の機能を回復させるためのリハビリを行っていきます。

ほとんどの場合は、保存療法と注射療法によって完治します。

症状が改善されない場合や完全断裂を引き起こしている場合には、手術によって腱板を縫合して治療を行います。

手術で治療を行った場合は、固定期間が4週間と長くなり、リハビリも3か月ほどと長期間の治療が必要になります。

まとめ

今回は、五十肩と症状が似ている腱板断裂について紹介してきました。

肩を上げる際に力が入らないなどの症状が特徴的なことや、若年者でもスポーツなどに負担によって発症する可能性があることが分かりました。

腱板断裂を発症する可能性がある年代の方や、肩に負担が掛かりやすいスポーツをしている方は、この記事で紹介した対策を参考にしてください。

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