山城 宏統
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この記事では、ゴルフではどこにどんなケガが起こりやすいのかについて分かりやすく解説していきます。
体の部位ごとの起こりやすいケガや、その対処法なども詳しく紹介していくので、これからゴルフを始めるという方はぜひ参考にしてみて下さい。
ゴルフで体に負担を掛け過ぎていると自覚がある方は、記事の後半に紹介する対策を参考にして、積極的にケガを予防していきましょう。
1.ゴルフでケガをしやすい部位は?
はじめにこちらの項目では、ゴルフでケガをしやすい部位や、ゴルフでケガをしやすい人の特徴を紹介していきます。
これからゴルフを始める方は、しっかり確認しておきましょう。
1-1.ゴルフでケガをしやすい部位
ゴルフは他のスポーツとは違い走ったり、跳んだり、他の選手とぶつかったりする心配がありません。
ケガが少ないスポーツだと思われがちですが、実は体に負担が掛かりやすくケガが多いスポーツなのです。
ケガをしやすい部位としては、首・肩・背中・腰・膝・足首となっており、体全体がケガをしやすいと言うことができます。
ケガの原因も様々なものがあり、移動中につまずいて転倒したり、スイングの際にギックリ腰になったりなどがありますが、最も多い原因は積み重なる負担となっています。
首や肩はフルスイングをするために力が入るので負担も大きく、手首や肘にはボールを打つ衝撃が負担となるのです。
他の部位もスイングによる負担が原因でケガをしやすいため、負担を軽減するための対策を行うことが大切です。
1-2.ゴルフでケガをしやすい人の特徴
ゴルフでは経験によらずケガをする可能性がありますが、高齢者や初心者にケガが多い傾向にあります。
高齢者は、加齢によって筋肉や関節が弱ってきていることから、直接負担が掛かりやすくケガを誘発しやすいです。
初心者は、スイングのフォームが安定していないため、余計な力が入りやすく無駄に負担が掛かりやすく、過度な練習をする場合もケガの原因となりやすいので注意しておきましょう。
2.ゴルフのケガの種類と対処法
続いてこちらの項目では、ゴルフで起こりやすいケガを部位ごとに紹介していきます。
それぞれ簡単な対処法も紹介するので、ゴルフをする方はしっかり覚えておきましょう。
2-1.上半身に起こりやすいケガ
ゴルフでの上半身のケガはほとんどがスイング時の負担が原因となっており、手首・肘・肩の関節を中心にケガが起こりやすいです。
また、繰り返しスイングをすることで手のひらにマメができてしまうことや、スイング時の負担によって親指に痛みが生じる場合もあります。
上半身をケガする場合はほとんどが関節であるため、対処としては動かさないように安静にして、患部の冷却をすることが効果的です。
痛みが起きている状態でスイングを繰り返すと、さらに負担が蓄積され悪化することになるので、必ずゴルフは中止するようにしましょう。
上半身のケガとして代表的なものには、ゴルフ肩(スイングショルダー)があり、次の項目で治療方法を詳しく解説していきます。
2-2.背中・腰に起こりやすいケガ
ゴルフは前傾姿勢になることが多いスポーツであり、スイング時には体も大きく振ることから腰や背中にも負担が掛かりやすいです。
そのため、腰痛や背筋痛を引き起こしやすく、痛みがひどい場合には歩いてコースを周回することが困難になることもあります。
腰痛が起きた時の対処としては、自分の体に合ったサポーターを着用することが効果的で、腰への負担を大幅に軽減することが可能です。
腰痛や背筋痛を放置すると、椎間板ヘルニアなどを引き起こす可能性もあるので、なるべく早く治療を行うことが必要です。
次の項目で腰痛の治療方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
2-3.足周辺に起こりやすいケガ
ゴルフでラウンドを回っていると、後半にこむら返りを起こす場合があります。こむら返りは、スイング時に踏ん張ることや、傾斜地などの足場が悪い場所からのショットで負担が蓄積されることが原因となりやすいです。
対処法としてはストレッチを行い、しっかりと水分補給をすることが効果的で、移動時にカートを使用して負担を軽減するなども良い対策です。
3.ゴルフのケガを治療する方法
次にこちらの項目では、ゴルフでとくに起こりやすいケガとして、ゴルフ肩と腰痛の治療方法を紹介していきます。
すでに痛みを抱えている方は、どのような治療方法があるのかをしっかり確かめておきましょう。
3-1.ゴルフ肩の治療方法
ゴルフ肩は、繰り返しスイングを行うことで肩に負担が蓄積されてしまい発症しますが、体の他の部位に痛みが生じているときにも、動きをフォローするために肩に負担が掛かりやすいので注意が必要です。
ゴルフ肩は、筋肉が引き伸ばされて痛みが起きている状態なので、ストレッチを行うとさらに悪化させてしまう可能性があります。
ゴルフ肩を発症していると電車のつり革につかまる、頭を洗うなどの動作も難しくなるため、きちんと安静にして症状を改善させていきます。
痛みが治まらない場合は、痛み止めを処方してもらうことも可能なので、なるべく自分で治療を行わずに、医療機関で治療を行うようにしましょう。
また、ゴルフ肩を再発しないためには、負担の少ないフォームを身に付けるなどの対策が必要です。
3-2.腰痛の治療方法
ゴルフで腰痛になった場合は、安静にしていても痛みがあるタイプと、動かしたときに痛みが起きるタイプがあります。
治療には、負担を軽減するためにコルセットを着用したり、痛みを緩和させるために注射を行ったりする方法がありますが、痛みを改善するためには負担の少ない生活をすることが必要です。
痛みがある程度治まれば、血行を促進するために負担の少ないマッサージなどを行うことも効果的なので、医師と相談しながら取り入れていきましょう。
4.ゴルフでケガをしないための対策
まずは、ゴルフでケガをしないための対策を3つにまとめたので見てみましょう。
・負担の少ないフォームを身に付ける
・過度な練習をしない
・体が冷えないようにする
ゴルフでは、負担の少ないフォームを身に付けることや、負担を掛け過ぎない行動をとることが、ケガの予防として効果的なので覚えておきましょう。
また、冬場や初級などは体が冷えていることが多く、筋肉により負担が掛かりやすいので、ウォーミングアップをしたり、上着を着たりなどの対策を積極的に取り組んでください。
5.まとめ
今回は、ゴルフではどんなケガが起こりやすいのかを紹介してきましたが、ケガは全身に起こりやすいことや、負担が原因となることが大半であることが分かりました。
負担を軽減させるためには、自分に合ったフォームを身に付けることや、サポーターを着用することが効果的なので、ゴルフをする方は積極的に取り組んで、負担の少ないゴルフを楽しみましょう。
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