
林 祐子

最新記事 by 林 祐子 (全て見る)
- 朝起きられない…それって起立性調節障害かも?接骨院でできるケアとは - 2025年3月13日
- 薬に頼らない!鍼灸とサプリメントで花粉症対策を始めませんか? - 2025年3月10日
- 春休みに注意!運動で増える『捻挫・肉離れ』—原因と対策を徹底解説 - 2025年3月6日
新生活に向けた引越し準備でぎっくり腰が急増!
春は、新生活が始まる季節。
転勤や就職、進学、結婚など、さまざまな理由で引越しをする方が増えます。
しかし、引越しに伴う大掃除や荷造り、家具の移動などで、ぎっくり腰を起こしてしまう人も急増します。
「今まで腰痛なんてなかったのに、急に動けなくなった…」
「荷物を運んでいたら、ピキッと痛みが走った…」
こうしたぎっくり腰の症状は、実は誰にでも起こる可能性があります。
特に引越し準備をしている方は、日常とは異なる動作が増えるため、腰に大きな負担がかかりやすいのです。
そこで今回は、なぜ引越しの際にぎっくり腰が多いのか? 予防する方法は? もしなってしまったらどうすればいいのか? について詳しく解説します。新しい生活を気持ちよくスタートさせるためにも、ぜひ参考にしてください!
なぜ引越し準備でぎっくり腰になりやすいのか?
ぎっくり腰は「急性腰痛」とも呼ばれ、突然腰に激痛が走る症状が特徴です。
引越し作業中にぎっくり腰が起こりやすい理由は、主に以下の4つが挙げられます。
1. 慣れない動作の繰り返し
引越し作業では、普段しない動きが多くなります。例えば、
- 重たい荷物を持ち上げる
- しゃがんだり立ち上がったりを繰り返す
- 高い場所のものを取るために無理な姿勢をする
これらの動作が腰に負担をかけ、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。
2. 腰への負担を考えずに重いものを持つ
引越しの際、冷蔵庫やソファ、本が詰まった段ボールなど、重い荷物を持ち上げる機会が増えます。
適切な姿勢で持たないと、腰に過度な負担がかかり、ぎっくり腰のリスクが高まります。
3. 作業中の姿勢が悪い
- 猫背で荷物を持つ
- 片手で重いものを持つ
- 無理な姿勢で掃除をする
こうした姿勢が続くと、腰の筋肉が疲労し、ぎっくり腰になりやすくなります。
4. 疲労やストレスが溜まっている
引越しは肉体的にも精神的にも負担がかかります。ストレスが溜まると筋肉が緊張しやすくなり、疲労が蓄積して腰の筋肉が硬くなります。その状態で無理な動きをすると、ぎっくり腰を引き起こすリスクが高まります。
ぎっくり腰を防ぐための5つの予防策
ぎっくり腰にならないためには、事前に対策をすることが大切です。
以下のポイントを意識して、引越し作業を進めましょう。
1. 正しい姿勢で荷物を持つ
- 腰を曲げずに、膝を曲げてしゃがんで持ち上げる
- 荷物を持ち上げるときは、腰に負担をかけずに足の力を使う
- できるだけ身体の近くで荷物を持つ
2. 無理せず分担する
一人で全ての荷物を運ぼうとせず、家族や友人、引越し業者と協力して分担しましょう。
特に重たいものは、できるだけ複数人で運ぶことが重要です。
3. 休憩をこまめに取る
長時間の作業は腰に負担がかかるため、1時間ごとに5〜10分の休憩を取るのがおすすめです。
ストレッチをすることで、筋肉の緊張をほぐすことができます。
4. 腰を冷やさない
腰が冷えると血流が悪くなり、筋肉が硬くなります。
暖かい服装を心がけ、エアコンの風が直接当たらないようにすると良いでしょう。
5. 日頃から軽い運動をする
普段から適度な運動をしておくと、筋肉が柔軟になり、ぎっくり腰のリスクを減らせます。
ウォーキングやストレッチ、体幹トレーニングを取り入れるのも効果的です。
もしぎっくり腰になってしまったら?
万が一ぎっくり腰になってしまった場合は、以下の対応を行いましょう。
1. まずは安静にする
痛みが強い場合は無理に動かず、安静にして炎症が広がるのを防ぎましょう。
2. 冷やして炎症を抑える
発症後すぐは、氷や保冷剤をタオルに包んで15分程度冷やすと炎症が抑えられます。ただし、冷やしすぎには注意してください。
3. 楽な姿勢で寝る
横向きで膝を軽く曲げる「エビのような姿勢」を取ると、腰の負担が軽減されます。
4. 早めに接骨院で施術を受ける
ぎっくり腰は、適切な施術を受けることで回復が早くなります。
当院では、痛みを和らげる施術や、再発防止のためのアドバイスを行っています。
そのまま大丈夫だろうで後にしているとなかなか痛みが引かず、治りも遅くなります。
まとめ
引越しシーズンは、ぎっくり腰のリスクが高まる時期です。慣れない作業が続くと腰に負担がかかり、急に痛みが出ることがあります。しかし、事前の予防策をしっかりと行うことで、ぎっくり腰のリスクを大幅に減らすことができます。
もしぎっくり腰になってしまったら、無理せずに安静にし、早めに接骨院へご相談ください。
当院では、あなたの症状に合わせた施術を行い、早期回復をサポートいたします。
新生活を気持ちよく迎えるためにも、ぎっくり腰対策をしっかりと行いましょう!
この記事へのコメントはありません。