引越しシーズンに急増!ぎっくり腰に要注意!原因・予防・対策を解説

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林 祐子

やましろ接骨院本院院長株式会社ビグス
やましろ接骨院本院・院長 柔道整復師になり10年以上の現場経験を持っています。まだまだ未熟ですが、怪我をした時や、困った時にまず第一選択肢として、やましろ接骨院を頼ってもらえるような院にするために日々、患者さんの施術にあたっています。また、女性院長ならではの対応を心がけています。女性にしかわからない悩みなどなにかあった時には頼ってください。 柔道整復師にしかできないことを、患者さんに還元していきます!!

新生活に向けた引越し準備でぎっくり腰が急増!

春は、新生活が始まる季節。
転勤や就職、進学、結婚など、さまざまな理由で引越しをする方が増えます。
しかし、引越しに伴う大掃除や荷造り、家具の移動などで、ぎっくり腰を起こしてしまう人も急増します。

「今まで腰痛なんてなかったのに、急に動けなくなった…」
「荷物を運んでいたら、ピキッと痛みが走った…」

こうしたぎっくり腰の症状は、実は誰にでも起こる可能性があります。
特に引越し準備をしている方は、日常とは異なる動作が増えるため、腰に大きな負担がかかりやすいのです。

そこで今回は、なぜ引越しの際にぎっくり腰が多いのか? 予防する方法は? もしなってしまったらどうすればいいのか? について詳しく解説します。新しい生活を気持ちよくスタートさせるためにも、ぜひ参考にしてください!


なぜ引越し準備でぎっくり腰になりやすいのか?

ぎっくり腰は「急性腰痛」とも呼ばれ、突然腰に激痛が走る症状が特徴です。
引越し作業中にぎっくり腰が起こりやすい理由は、主に以下の4つが挙げられます。

1. 慣れない動作の繰り返し

引越し作業では、普段しない動きが多くなります。例えば、

  • 重たい荷物を持ち上げる
  • しゃがんだり立ち上がったりを繰り返す
  • 高い場所のものを取るために無理な姿勢をする

これらの動作が腰に負担をかけ、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。

2. 腰への負担を考えずに重いものを持つ

引越しの際、冷蔵庫やソファ、本が詰まった段ボールなど、重い荷物を持ち上げる機会が増えます
適切な姿勢で持たないと、腰に過度な負担がかかり、ぎっくり腰のリスクが高まります。

3. 作業中の姿勢が悪い

  • 猫背で荷物を持つ
  • 片手で重いものを持つ
  • 無理な姿勢で掃除をする

こうした姿勢が続くと、腰の筋肉が疲労し、ぎっくり腰になりやすくなります。

4. 疲労やストレスが溜まっている

引越しは肉体的にも精神的にも負担がかかります。ストレスが溜まると筋肉が緊張しやすくなり、疲労が蓄積して腰の筋肉が硬くなります。その状態で無理な動きをすると、ぎっくり腰を引き起こすリスクが高まります。


ぎっくり腰を防ぐための5つの予防策

ぎっくり腰にならないためには、事前に対策をすることが大切です。
以下のポイントを意識して、引越し作業を進めましょう。

1. 正しい姿勢で荷物を持つ

  • 腰を曲げずに、膝を曲げてしゃがんで持ち上げる
  • 荷物を持ち上げるときは、腰に負担をかけずに足の力を使う
  • できるだけ身体の近くで荷物を持つ

2. 無理せず分担する

一人で全ての荷物を運ぼうとせず、家族や友人、引越し業者と協力して分担しましょう。
特に重たいものは、できるだけ複数人で運ぶことが重要です。

3. 休憩をこまめに取る

長時間の作業は腰に負担がかかるため、1時間ごとに5〜10分の休憩を取るのがおすすめです。
ストレッチをすることで、筋肉の緊張をほぐすことができます。

4. 腰を冷やさない

腰が冷えると血流が悪くなり、筋肉が硬くなります。
暖かい服装を心がけ、エアコンの風が直接当たらないようにすると良いでしょう。

5. 日頃から軽い運動をする

普段から適度な運動をしておくと、筋肉が柔軟になり、ぎっくり腰のリスクを減らせます。
ウォーキングやストレッチ、体幹トレーニングを取り入れるのも効果的です。


もしぎっくり腰になってしまったら?

万が一ぎっくり腰になってしまった場合は、以下の対応を行いましょう。

1. まずは安静にする

痛みが強い場合は無理に動かず、安静にして炎症が広がるのを防ぎましょう

2. 冷やして炎症を抑える

発症後すぐは、氷や保冷剤をタオルに包んで15分程度冷やすと炎症が抑えられます。ただし、冷やしすぎには注意してください。

3. 楽な姿勢で寝る

横向きで膝を軽く曲げる「エビのような姿勢」を取ると、腰の負担が軽減されます。

4. 早めに接骨院で施術を受ける

ぎっくり腰は、適切な施術を受けることで回復が早くなります
当院では、痛みを和らげる施術や、再発防止のためのアドバイスを行っています。
そのまま大丈夫だろうで後にしているとなかなか痛みが引かず、治りも遅くなります。


まとめ

引越しシーズンは、ぎっくり腰のリスクが高まる時期です。慣れない作業が続くと腰に負担がかかり、急に痛みが出ることがあります。しかし、事前の予防策をしっかりと行うことで、ぎっくり腰のリスクを大幅に減らすことができます

もしぎっくり腰になってしまったら、無理せずに安静にし、早めに接骨院へご相談ください。
当院では、あなたの症状に合わせた施術を行い、早期回復をサポートいたします。

新生活を気持ちよく迎えるためにも、ぎっくり腰対策をしっかりと行いましょう!


 

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