スポーツによる足の疲労骨折の原因、治療についてご紹介!

サッカー

この記事では、スポーツの過度な負荷により起こる足の疲労骨折についてご紹介します。

足の疲労骨折はあらゆる年齢に発生します。

足の筋力の発育や体力的な問題から成長期、特にスポーツをする15~6歳に多く見られる障害です。

スポーツをする選手の足の疲労骨折の症状、原因、いろいろな特徴や治療方法についてご紹介します。

スポーツによる足の疲労骨折とは

スポーツにより、足の骨の同じ部位に繰り返し加わる小さな力によって起こります。

足の骨にひびが入る、完全に足の骨が折れるなどが足の疲労骨折です。

スポーツ選手が短い期間で集中してトレーニングを行ったときに足に生じることが多いのが特徴です。

成長期のスポーツをする子どもの足にも多く見られます。

中高年でも、スポーツ愛好家や重労働を繰り返している人の足に起こることもあります。

1-1.骨折の種類

骨が壊れることを骨折と言います(ヒビも骨折です)。

骨の一部分が欠けたり、凹んだ場合も骨折と呼ばれます。

骨折は足の骨に力がかかって発生します。

病的骨折は、骨全体が弱っていたり、足の骨の一部が溶けていたりすると弱い力でも骨折します。

疲労骨折は、健康な骨に弱い力がかかる場合でも、同じ場所に繰り返し長期間かかり続けると骨折することがあります。

1-2.疲労骨折が起きやすい場所

疲労骨折しやすい場所は足に多いです。

中でも第2中足骨で疲労骨折が好発します。

両下腿骨、ろっ骨、足関節内果、尺骨などにもおこりその部位に痛みを訴えることがあります。

1-3.スポーツによる足の疲労骨折の特徴

1.尺骨(肘より先の腕の小指側の骨)→剣道

2.肘頭→野球

3.ろっ骨→ゴルフ

4.恥骨→長距離走選手

5.けい骨→ジャンプ競技、ランニングの多い競技

6.足舟状骨→陸上、ランニングの多い競技

7.中足骨→ランニングの多い競技、第5中足骨はサッカー

以上のようにスポーツにより足の疲労骨折になりやすい場所の特徴があります。

スポーツの中でも剣道・野球など例外はあります。

疲労骨折の多くは足に出ます。

スポーツによる足の疲労骨折の原因

スポーツにより繰り返し足に体重の負荷がかかります。

筋肉や腱(けん)が負荷を吸収して骨への衝撃を和らげる能力の限界をこえると、足の疲労骨折が起こります。

多くの場合スポーツが原因となっています。

スポーツにより足の骨の同じ部位に繰り返し加わる負荷によって起こります、。

骨のひびが進んで完全な骨折に至ります。

スポーツ選手では短期的に集中的なトレーニングを行ったときに生じることが多いのも特徴です。

スポーツ選手側の要因は、筋力の不足、アンバランスな筋力、未熟な技術、体の柔軟性の不足などが足の疲労骨折の原因です。

環境の要因としては、スポーツのオーバートレーニングが考えられます。

他にもスポーツ選手の体力や技術に合わない練習・不適切なシューズ・練習場が固すぎる・柔らかすぎるなどが考えられます。

スポーツによる足の疲労骨折になりやすい人

足のアーチが高いとなりやすい事が分かっています。

足のO脚も疲労骨折を起こしやすくなります。

衝撃吸収性能が不十分な靴を履いていることも原因です。

骨粗しょう症の方も疲労骨折になりやすいので気を付けなければなりません。

激しいスポーツをする女性や女児が十分な食事をとっていない場合は、足の疲労骨折のリスクが高い可能性があります。

そのような人では、月経が止まったり(無月経)、骨粗しょう症が起こったりすることがあります。

この状態は女性運動選手の三主徴と呼ばれています(無月経、食習慣の障害、骨粗しょう症)。

②スポーツによる足の疲労骨折の症状

多くの場合足の疲労骨折の初めの症状は長い時間のスポーツや激しいスポーツを行った後に痛みが生じます。

スポーツをやめるとすぐに治まります。

痛みの現れるタイミングが次第に早くなります。

スポーツができないほど強く痛むようになります。

やがて体重がかかっていなくても痛みが続きます。

 疲労骨折の対処法・診断・予防について

①スポーツによる足の疲労骨折の対処法

疲労骨折がみつかった場合すぐにそのスポーツの練習を中止し安静にしてください。

必要に応じ固定を行います。

激しい負荷のかかる運動選手の場合、長い期間の安静が必要となることもあります。

安静期間のあとに徐々にリハビリを開始します。

まずは運動を禁止して、日常生活の中で、数カ月リハビリを行います。

その後に徐々に運動を再開します。

痛みが生じない範囲に制限する必要があります。

スポーツによる足の疲労骨折の診断

疲労骨折は痛みの発生状況と、足の骨の部分そのものに痛みがあることから診断します。

ただ疲労骨折の初期ではレントゲンでは骨折像が現れずないことがあります。

2~3週間後にレントゲンで診断されることがあります。

疲労骨折が疑われた時は時間の経過を追う必要があります。

またレントゲンで骨折が現れない時に早期に診断する手段としてMRI検査があります。

スポーツによる足の疲労骨折の予防法

足の疲労骨折は過度の負担がかかることで起こります。

環境やなり易い人の特徴はあります。

一番の原因は使いすぎによる負担の増加です。

これを改善することが最も重要です。

スポーツによる足の疲労骨折の治療方法

足の疲労骨折は、原則として原因となったスポーツの活動を禁止します。

この期間は骨折の部位によって多少の差があります。

骨折部に負担のかからないトレーニングは状況に応じて行うことが可能です。

スポーツへの復帰は骨折部の痛みがないことや筋力の回復状態X線検査で判定します。

通常数カ月でスポーツの復帰が可能です。

ただし、痛みを我慢してスポーツを継続してまんせい化します。

完全に折れてしまうと、ギプス固定ばかりでなく、場合によっては手術が必要です。

まとめ

スポーツの過度な負荷により起こる足の疲労骨折は、同じ部分に弱い力が何度も加わることで起こります。

疲労骨折の症状は、しっかりと対策をすれば、予防や早期復帰も可能です。

痛みなどの異常に気が付いたら、すぐに病院に行き診断・治療をしましょう。

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