膝関節のケガで一番多い!?膝関節内側側副靭帯・外側側副靭帯損傷

子ども,サッカー

今回の記事では、膝関節のケガ、内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷について紹介していきます。

運動をしていて膝関節の内側、外側を痛めたことがある経験はありませんか?

膝関節内側側副靭帯損傷は、膝関節の靭帯損傷の中で一番頻度が高い損傷と言われています。

今回はその膝関節内側側副靭帯損傷、外側側副靭帯損傷について解説していきます。

膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯とは?

膝関節の内側側副靭帯、外側側副靭帯とは、大腿骨(だいたいこつ)と下腿の脛骨(けいこつ)、腓骨(ひこつ)を繋ぐ靭帯です。

そもそも靭帯とは、関節において2つの骨を結合する強靭な束のことです。

肘関節にも内側側副靭帯、外側側副靭帯は存在します。

特に膝関節では、膝の横方向の安定性に最も重要な靭帯です。

膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷の原因

ラグビー膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷の原因は、スポーツだけでなく、交通外傷や日常生活の転倒でも起きることがあります。

スポーツでは、2つの種類の受傷パターンがあります。

1つ目は、ラグビーやレスリング、柔道のような接触を伴うスポーツ中に、膝に大きな力が加わり起こります。

2つ目は、サッカーや陸上、スキーなどの急激な減速や方向転換、ジャンプの着地時に膝に力がかかり受傷する場合があります。

内側側副靭帯、外側側副靭帯では、受傷するパターンが異なります。

内側側副靭帯では、膝関節の外側からの外力によって損傷することが多いです。

外側側副靭帯では、膝関節の内側からの外力によって損傷することが多いです。

膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷の症状

膝膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷では、急性期(受傷して3週間くらい)は、膝関節のいたみと可動域制限がみられます。

しばらくして腫れが目立ってくることもあります。

急性期を過ぎると、痛みや可動域制限、腫れはいずれも軽快していきます。

しかしこの頃になると、損傷部位によっては膝関節の不安定感が徐々に目立ってくることがあります。

特に階段の上り下りや捻り動作の際にはっきりすることが多いです。

不安定感があるまま放置していると、新たに半月板や軟骨損傷、慢性的な痛みや腫れが出現します。

膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷の診断

アイシング膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷の診断をするには、まず靭帯に沿って圧痛(押して痛みの確認)の有無を調べます。

膝関節内に血液が溜まっている場合は、前十字靭帯、後十字靭帯の損傷も念頭において診断します。

膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷の治療方針を決めるうえで重要なのが、損傷の程度です。

損傷の程度は1~3度に分類されます。

1度:靭帯が伸びた程度の損傷

2度:靭帯の部分断裂

3度:靭帯の完全断裂

検査ではレントゲン検査とMRI検査を使用して行います。

レントゲン検査は、靭帯は骨ではありませんが、靭帯の付着しているところの骨折(裂離骨折)を除外するために必要な検査です。

MRI検査は、正確な損傷部位、程度の診断にはとても有用な検査です。

膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷の治療

太もも膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷では前述した程度の分類によって、治療方針を決定します。

1度損傷では、膝関節はギプス固定する必要はなく、関節が硬くならないように膝曲げ訓練を行います。

痛みが出ない範囲で歩行も行います。

さらに太ももの筋力低下を予防するために、筋力強化訓練を行います。

その後、膝の曲がりと筋力がケガしていない側と比べます。

同等レベルまで改善したら、スポーツに復帰します。

2度損傷では、1度と異なり靭帯の一部が断裂しているため、不安定性が強く出ます。

したがって2度損傷では、膝関節を固定する装具を装着します。

受傷後に痛みが強く、膝を動かすのが困難な場合は、1~2週間ギプスやニーブレースという装具で膝を伸ばした状態で固定します。

その後リハビリを開始していきます。

受傷後3週間を経過し痛みが改善したらリハビリを強化します。

膝関節の装具は一般的に6週間以上装着します。

1度と同様、膝の曲がりと筋力がケガしていない側と比べ、同等レベルまで改善したら、スポーツに復帰します。

3度損傷でも原則的には保存療法を行います。

ただし、3度損傷は前十字靭帯損傷を合併していることも多く、手術を行う場合があります。

受傷後すぐは、ギプスやニーブレースなどで膝関節を固定します。

歩行は許可し、痛みがある程度なくなってきたら、内側側副靭帯、外側側副靭帯に負担がかからないようにリハビリを開始します。

以後は1度損傷、2度損傷と同様に、スポーツ復帰を目指します。

2度損傷、3度損傷の固定の期間には膝関節周囲だけでなく、足首や股関節周囲も硬くなるので、下半身全体の動きも確認します。

まとめ

いかがでしたか?

膝関節内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷では症状が軽かったからといって、軽視せずにしっかり検査や診断を受けることをおすすめします。

運動量が増えてくるにつれて、ケガのリスクも増えてくるかもしれません。

どうしていいかわからない場合は、ご相談でも大丈夫ですのでやましろ整体院にご連絡ください。

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