骨折や筋肉を傷めたものだけがケガではない!?ケガの種類について

腰痛
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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

この記事では、日常生活や運動などさまざまな場面で起こるケガについて紹介していきます。

ケガには骨折や脱臼のような大きなものから、擦り傷や切り傷までさまざまな種類のケガがあります。

今回はそのケガの種類について解説していきます。

ケガとは何か?

ケガとは、外からの外力が原因によって起こった損傷のことを言います。

別名を外傷とも言います。

ケガは通常は外傷を負うことを言います。

骨折や脱臼、筋肉を傷めた、擦り傷などもすべて同じ解釈です。

ケガの症状としてはさまざまありますが、皮膚や筋の表面を傷つけたものや刃物で傷ができたものなど、軽症から重症まで多岐にわたります。

ケガは特別なことではなく、日常生活の中で原因がたくさんありふれています。

ケガの種類

ケガには軽症のものから重症のものまで多岐にわたります。

接骨院や整骨院でよくみかけるケガをピックアップし紹介していこうと思います。

今回は、骨折(折れた)、脱臼(外れた)、捻挫(捻った)、打撲(ぶつけた)、肉離れ(筋肉を伸ばした)、以上の5種類について簡単に見ていきましょう。

骨折について

人間にはおよそ200個の骨が身体の中に存在していると言われています。

その骨に何らかの力や衝撃が加わって、その骨自体が傷ついてしまった状態を骨折と言います。

何かしらでぶつかった、走っていただけなど、こんなことで骨折してしまうのか?ということもあるので十分な観察が必要です。

骨折では特に骨の弱い子供や、骨のもろいご高齢の方は注意が必要です。

骨折には軽いヒビから粉々に折れてしまうものなど骨折の仕方はいろいろと存在します。

脱臼について

骨と骨が連結した部分を関節と言います。

身体の関節にはたくさんの種類があり、その中では骨が外れやすい形や場所があります。

その関節から骨が外れた状態を脱臼と言います。

脱臼は子供やご高齢の方よりも、骨や筋肉のしっかりした青年~中年の活発な方に多く見られます。

幼少時の場合は肘関節に多発します。(肘内障 ちゅうないしょう)

脱臼は一度外れるとクセになってしまうため、最初の治療が肝心です。

脱臼が起こった際は、少し時間をかけてでもじっくり焦らず治していくことが大切です。

前述した幼少時に起こる脱臼の肘内障は、大人の脱臼とは少しタイプの異なる脱臼です。

幼少時では骨と骨が連結している関節の形状上、肘内障が起こりやすいと言われています。

どんなに繰り返したお子様でも、骨や筋がしっかりし始める小学校低学年になれば外れなくなりますので心配はいりません。

捻挫について

ラグビー骨と骨を連結している関節は、必要以上に骨が動きすぎないよう靭帯や筋で支え、関節を安定させています。

その関節に外力が加わり関節を動かせてしまった際、靭帯や筋が伸びてしまったりします。

靭帯が切れてしまったりした状態が捻挫です。

捻挫も軽症から重症まであり、重度の靭帯の完全断裂では手術適応になることもあります。

靭帯損傷では関節が動いてはいけないところまで動いてしまいます。

中途半端に治すとケガをする前より緩んだ状態になってしまいます。

また周囲の筋肉の機能や筋肉の柔軟性も低下してしまいます。

そして何度も捻ってしまうのが、捻挫がクセになるというものです。

軽い捻挫ほど注意が必要です。

打撲について

打撲では、ぶつかった、ぶつけたなどケガをした筋やぶつけてしまった強さによります。

重篤な症状を起こすものもたくさんあります。

強くぶつけた筋はまず腫れ、内出血で青くなります。

一般にこの青くなった筋肉の範囲が広ければ広いほど症状は重くなります。

皮膚の中では血が出ており、その血が止まってからは擦り傷などもあります。

この筋肉の中にできたかさぶたは硬くなってしまうことがあります。

筋肉の中にシコリの様に残ることがとても多いのです。

しかし、筋肉は血の巡りも良く、治りは良い場所なのでちゃんと治療をすればケガをする前の状態に戻ります。

肉離れについて

肉離れというと筋肉が離れてしまうように聞こえてしまいます。

しかし肉離れというのは主に運動中など筋に過度な力が加わります。

その筋肉や腱が裂けたり切れたりした状態のことを言います。

筋肉が疲れている場合には肉離れを起こしやすいので無理は禁物です。

また、筋がこむら返りなどのつっている状態が治らないです。

運動中に筋がつったなどは肉離れのサインです。

日常生活の中でも、同じ動作の繰り返しや、同じ姿勢を長時間するなど、筋肉に負担がかかっているケースもあります。

いつか治るだろうと、放っておいて慢性化してしまう場合もあるため、痛みや違和感を覚えたら医療機関への受診をお勧めします。

慢性化してしまうと筋肉の筋力や筋肉の柔軟性も低下してしまいます。

筋肉がうまく機能しなくなってしまうと日常生活でも支障をきたしてしまいます。

ケガをしてしまったらどうすればいいのか?

アイシングケガをしてしまった場合、基本は少しでも早く医療機関を受診することが望ましいです。

しかしそうもいかない場合もあるので、一般にケガの知識としての応急処置をご紹介します。

ケガをしてしまった場合は重症化しないように、悪化の防止と苦痛の軽減を目的でRICE処置というものを行います。

RICE処置とは、R:安静(Rest)、I:アイシング(Icing)、C:圧迫(Compression)、E:挙上(Elevation)のことを言います。

ケガをしてしまった際は骨や筋からの内出血や腫れ、痛みを最小限に防ぐことを目的にし、筋肉の組織の回復に努めます。

このRICE処置はケガをしてから24~72時間行うことが望ましいとされています。

ケガの際はこの処置を適切に行うかによって、その後のケガの重症化を防ぐことにも繋がります。

骨折や筋肉を傷めてしまった場合でも、この処置を行うことが大切です。

まとめ

いかがでしたか?

ケガには多くの種類があり、ケガの症状もさまざまです。

特に骨折や筋肉を傷めてしまった場合はどうすればいいのかと思うこともあると思います。

ケガがどのようなものかを少しでも知っておけば、焦らずに適切な初期対応ができるかもしれません。

ケガが軽い場合でもどうしていいかわからない場合は、ご相談でも大丈夫ですのでご連絡お待ちしております。

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