どんな人がケガをしやすい?剣道が原因で発症しやすいケガについて

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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

この記事は、剣道で多いケガの原因や症状についてわかりやすく紹介します。

剣道で多いケガの対処法や治療法も解説します。

すでに剣道によるケガを負っている方はぜひ参考にしてください。

剣道で多いケガの特徴をしっかり学び出来る予防を取り組みましょう。

剣道に多いケガとケガの種類

1−1.剣道に多いケガ

本来、剣道は格闘技です。竹刀・防具などを使うため、体を接触することは少ないです。

他のスポーツより、ケガがおこる回数は少ないと考えられます。

ケガがおこる原因で多いのは、

・体と体、体と竹刀がぶつかったとき

・速い動きや無理な体の向きで技を出し、骨・筋肉・じん帯に負荷が大きくかかったとき

・剣道は同じ動作を繰り返すことが多いため、関節・筋肉・じん帯を使いすぎるオーバーユース・シンドロームやオーバートレーニングがあるとき

・自分で転倒、あるいは相手や周囲の人が原因となる転倒

・使用している用具の不整備、用具が壊れる、正しくない竹刀の使用、道場の整備不良

・普段の健康管理がうまくできていない、体に合わない稽古をしているなどがあります。

1−2.剣道に多いケガの種類

スポーツ競技の中で、剣道によるケガは他のスポーツに比較すれば少ないです。

剣道で多いケガには、

・アキレス腱断裂

・腰痛

・関節挫傷、捻挫(肘、肩、足など)

などがあります。

反復する動作により、尺骨神経(しゃっこつしんけい)まひ・腰椎分離症(ようついぶんりしょう)・すべり症などの脊髄障害(せきずいしょうがい)などもあります。稽古中や試合中に起きる可能性が多いです。

そして、剣道で一番多いケガの部位は足です

関節・筋肉・じん帯が成長期で完成していない小中高生の段階でおこりやすいケガもあります。

剣道で一番多いケガは足のケガと先ほど書きました。

一言に足のケガといっても足の皮がめくれる、足のかかとが痛くなる、足の甲を疲労骨折するなどのパターンがあります。

骨折までに影響するケガは、治療に時間がかかり、稽古に支障がでます。

痛みをかばうために変なクセがつき、ケガが悪化する場合も多いです。

骨まで影響するケガをした場合、一番大切なのは休養です。

大会前などで応急処置をしてから、稽古をしなければいけない場面も多いです。

足のかかとが痛む原因として、間違った踏み込みが原因とされることが多いです。

正しく足全体で踏み込みをしていれば、足の裏全体で力を分散し、かかとだけに負担がいくのを防げます。

剣道の踏み込みによって足にかかる負担は、体重の約10倍だと言われています。

踏み込みの強い一流選手になると、時には1トンの力が、かかります。

普段はかからない力を、アーチ構造になっている足の裏によって、うまく分散できるようになっています。

剣道に多いケガの治療方法

剣道に多いケガの治療方法を説明します。

2-1.剣道に多いケガの応急処置

まずは、剣道に多いケガの応急処置を紹介します。

・痛みがある場合は安静にする

・痛みを感じる部分を冷やす

・包帯やテーピングなどで圧迫、固定をする

・心臓よりも高い位置で安静を保つ

この応急処置は、Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(高挙)の頭文字をとって、「RICE(ライス)」とも呼ばれています。

安静と冷却は重要な処置となっています。

アキレス腱断裂はスポーツ中などで急に起きて、すぐに運動ができなくなります。

断裂した部分の皮フの表面がへこんでいるのが、見てわかります。

アキレス腱を断裂した場合は、歩いてはいけません。

うつ伏せに寝て、足の後ろ側の筋肉に力が入らないように固定します。

仰向けの場合はつま先を伸ばした状態で病院に行きましょう。

2-2.剣道に多いケガの治療方法

剣道でケガをした場合、応急処置で痛みや腫れが治まれば問題ないですが、中には症状が改善されないこともあります。

そのような場合は、できるだけ早く病院で治療を受けることが大切です。

テーピングや装具などを着用してケガした部位を安静にして回復を待つ保存治療が多いです。

痛みや腫れが治まらない場合には、鎮痛薬を処方してもらったりします。

直接ケガをした部位に鎮痛剤を注射したりすることで、すぐに痛みをやわらげることが可能です。

剣道に多いケガを予防するための対策

剣道に多いケガを予防するための対策を紹介します。

①剣道のケガを予防する対策①ストレッチ、マッサージ

剣道でケガが多い人はお風呂上りや剣道の後にストレッチをすることで、筋肉や腱の柔軟性を高めることができます。

稽古前や試合前にストレッチを行うことで、体をほぐすことができ、ケガを予防する効果が得られます。

また、剣道で足などに負担を掛けたときは、マッサージをすることで、血液の流れをよくし、炎症などのケガを予防ができます。

たくさん練習することが多い方は、ぜひストレッチとともにマッサージも行いましょう。

②剣道に多いケガを予防する対策②過度な練習をしない

過度な練習が多い方は足周辺に負担がたまりやすく、ケガをする確率が高くなります。

筋トレをして体幹を強くするなどバランスの取れた練習をすることが大切です。

足に疲労がたまっている状態だと、普段と同じ動作をすることが難しくなります。

剣道で多いと言われているアキレス腱断裂や捻挫を引き起こしやすくなるので、注意しておきましょう。

まとめ

今回は剣道で多いケガの種類や、ケガが多いシチュエーション、ケガの治療方法

ケガの予防方法を紹介しました。

剣道は竹刀と防具を使用し、足に負担が多いスポーツであることがわかりました。

とくに、かかとに負担がかかることが多いです。

そのためケガの予防ポイントは

・稽古の前後、試合の前後はきちんとストレッチ、準備体操をする

・間違った練習法はしない、正しく足全体で踏み込む

・過度な練習はしない

などが大切です。

剣道を楽しく続けるために、今回説明した剣道に多いケガを予防するための対策を実践して見ましょう。

 

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