骨折とはどう違う??脱臼の総論についてご紹介

この記事では、ケガの脱臼について紹介していきます。

よく耳にはするけれど、脱臼自体がどのようなものか、骨折とは違うの?

と思う人も多いと思います。

今回はその脱臼について細かく解説していきます。

脱臼とは何か?

大腿骨脱臼とは、関節を構成する骨と骨の位置関係がずれてしまうことをいいます。

脱臼が起きると、関節や骨の痛みや関節の可動域制限、見た目の骨の変形などが見られます。

脱臼は、肩関節や手、足の指に見られることが多くいます。

ほかにも顎関節、肘関節など、さまざまな部位で起こる可能性があります。

アメリカンフットボールやラグビーなど、強い衝撃が加わるスポーツでは起こることが少なくありません。

脱臼を起こした際には、適切な治療を受けることで関節や骨の位置関係を正しく戻すことが必要です。

これによって、関節や骨の機能が元通りになることが期待できます。

一方、中には脱臼がクセになってしまう人もいます。

脱臼が疑われる際には早期に医療機関を受診することが大切です。

早期に受診できないと、脱臼のみでなく骨折の合併をしてしまうこともあります。

脱臼の原因

ラグビー脱臼は、主にアメリカンフットボールやラグビーなどです。

スポーツを通して関節に強い力が加わることで生じます。

コンタクトスポーツによって起こりますが力が加わる部位によって、肩関節や指、肘関節などの関節において脱臼が見られます。

スポーツ以外にも自動車事故によって脱臼が引き起されることがあります。

たとえば、自動車追突事故で助手席の同乗者の膝にダッシュボードがあたり起こります。

股関節が後方へ脱臼するダッシュボード損傷が起こることもあります。

また、スポーツや日常生活で転倒したときに手をつきます。

異常な力が関節にかかり脱臼することもあります。

転倒で手をついたときは前腕の橈骨(とうこつ)や尺骨(しゃっこつ)の骨折の可能性もあるため骨折との鑑別も必要になります。

脱臼の症状

子ども脱臼が起きると脱臼の起こった関節に痛みが起こります。

これは骨が関節から外れており骨が正しい位置にないため、痛みが生じています。

脱臼が起こった際には、関節が外れる感覚があります。

関節が外れた際の音が聞こえることもあります。

また、時間の経過と共に関節の腫れが起こったりします。

外から見て骨が変形しているように見えたりすることもあります。

関節は一定の方向に動かすことで手を上げる、ものを持つ、歩くなどの動作が可能となります。

しかし脱臼が起きるとこうした基本的な関節の動作が制限されることがあります。

その結果、日常生活に支障が生じ生活の質が大きく障害されることもあります。

また、脱臼を一度起こすと場合によってはクセになって何度も繰り返すことがあります(反復性脱臼 はんぷくせいだっきゅう)。

たとえば、肩関節では脱臼を繰り返すようになると、寝返りやくしゃみなどの動作に伴って脱臼をきたすこともあります。

関節や骨についている靭帯が緩んでしまい、骨が関節から外れやすくなってしまうためです。

脱臼の検査・診断

脱臼はスポーツ中や交通事故、転倒後などに発症します。

そのため症状が出現した前後の状況を細かく評価することは、脱臼を疑う上で重要なことです。

症状に加えて身体の診察をして脱臼が疑われる場合があります。

脱臼が疑われる関節に対してのレントゲン検査が行われます。

脱臼の起きるシーンでは骨へのダメージも強いため、骨折の確認もする必要があります。

骨折の有無、筋肉や神経などへの損傷状況などを含めてさらに細かく評価する必要があります。

その場合はMRI検査やCT検査といった画像検査が行われることもあります。

脱臼の治療

脱臼を起こしたときには、緊急の処置として局所の安静を保つことが重要です。

脱臼が疑われる部位をアイシングで冷やしながら、包帯などで固定をすることが大切です。

こうした応急処置を行いながら、早期に医療機関を受診することが初期対応では重要です。

医療機関においては脱臼が起きた関節の状態を細かく評価し、骨折や神経損傷などがないかを確認します。

その後関節や骨の位置関係を元に戻すための整復が行われます。

無理に関節や骨を元に戻そうとすると、不意に筋肉や神経などを傷つけてしまうことがあります。

そのため必ず接骨院や病院などで関節や骨を正しい位置に整復する必要があります。

整復後は関節や骨の安静を保ちながら、手術しないで回復するのを待つことがあります。


その後、脱臼の再発に注意しながら、リハビリテーションを行います。
自己流のリハビリを行うのではなく、専門の知識を有する医療従事者の指示のもと、適切なリハビリを継続することが重要です。

関節や骨に負担をかけすぎないことも大切です。

また、中には脱臼がクセになり関節や骨が外れやすくなることもあります。

脱臼の再発のリスクを軽減させることを目的として、手術療法が選択されることもあります。


手術を行うかどうかは年齢や職業、スポーツを行っているかどうかなどによって決定されます。

脱臼は、スポーツをしている人はもちろん、日常生活の中でも生じる可能性がある状態です。

一度脱臼が疑われた際には、早期に医療機関を受診することがとても重要です。

まとめ

いかがでしたか?


骨や関節は身体を支えているとても重要なものです。

脱臼が起きてしまった際は、しっかりと治していくことが大切です。

適切に処置がされないと、関節や骨に負担がかかるだけでないです。

その後、日常生活に支障をきたし症状が重篤化してしまいます。

脱臼が起きてしまった際の症状を把握しておくことも重要です。

どうしていいかわからない場合は、ご相談でも大丈夫ですのでご連絡お待ちしております。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

  1. 梨状筋症候群とはどんな病気?〜坐骨神経からの痛みやしびれ〜

  2. ふともも

    大腿部の打撲はケガしてからの初期対応が重要!

  3. サッカー

    スポーツによる足の疲労骨折の原因、治療についてご紹介!

  4. サポーター

    ケガをしたときのサポーターの選び方は?効果のあるつけ方とは?…

  5. サッカー

    子供に多い膝のケガ。実はジャンパー膝かも

  6. 膝,痛み

    接触プレーでなくても靭帯を損傷する!?膝の前十字靭帯損傷につ…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA