山城 宏統
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目の疲れを緩和させるツボやタオル、アミノ酸を使ったセルフケア方法をご紹介いたします。
スマートフォンやパソコンの画面を長時間見ていると目が疲れてしまいますよね。
普段、目に負担をかけないように気を付けていても仕事でパソコン作業をされる方は、どうしても疲れてしまいます。
仕事なのでパソコンを見る時間を減らせません。
これからお伝えするツボやタオル、栄養などセルフケア方法を実践しクリアな視界を手に入れましょう。
眼精疲労の症状
眼精疲労(がんせいひろう)とは、文字通り目に疲労が溜まり、体にさまざまな不調を起こすことです。
目が疲れた、重い、かすむ、充血などに加え、症状が重くなり頭痛や吐き気、肩こりといった目だけでなく全身に不調が出ている状態です。
スマートフォンの普及だけでなく、どの職場でもパソコンやタッチ画面など液晶画面を診ながらの仕事が増えてきているのではないでしょうか。
作業自体は楽になっても、画面を見る時間が増えれば増えるほど目の負担は増加。
当院の患者様でもデスクワークをしていて眼精疲労に悩んでいる方が多く来院されます。
もちろん日常生活での画面を見る時間を減らすことは重要ですが、それによって好きなことが制限されては楽しくないですよね。
当院では、眼精疲労に対応しているマッサージでの目の疲れや重さに対するアプローチのほかに、肩こりや頭痛への対策、ツボや栄養などのアドバイスも行っております。
眼精疲労は女性に多い?
女性は、男性より冷え性で悩んでいる印象を持つ方が多いのではないでしょうか。
女性は、男性と比べて血液を送るポンプ役の筋肉量が少ないため、目の周りも含め体全体が血行不良を起こしやすいのです。
血液は、細胞に栄養を届けてくれる大切なもの。
血行が滞り、栄養がなければ疲労回復も行えません。
これは、目の疲れにも言えることで、疲れたなと感じる頃には目の周り血行が悪くなり疲れが回復できていない証拠。
目の周りをマッサージしたり、温めたりすると楽になりませんか?
目の疲れを解消するのに、血行を良くすることがとても大切なのです。
また、パソコンやスマートフォンを見ているとき、肩を思いっきり動かしたり、ストレッチをしたりしていますか?
集中しているとなかなかできないですよね。
液晶画面による目の疲れに加え、長時間同じ姿勢でいることで首や肩を中心に体の血行も悪くなります。
その結果、目の疲れの悪化や肩こり、頭痛などの眼精疲労を引き起こします。
逆をいえば、肩回りなど体の血行を改善してあげれば、目の血行も改善され疲れを予防できますよ。
目の疲れに簡単セルフケア
目の疲れに効くツボ
ツボ押しは、場所も道具もいらないお手軽な目の疲れ緩和法です。
人の体にはたくさんのツボがあります。
目の疲れや充血など目の周りの不調にツボもあります。
今回は、睛明(せいめい)と太陽(たいよう)という2種類のツボをご紹介いたします。
①睛明
目頭の近くのくぼんでいる部分、鼻のつけ根にあるツボです。
目の周りの血行が良くなり、目の疲れ・重さを緩和してくれるツボです。
比較的わかりやすい場所にあるツボですが、眼鏡をつけている方は、眼鏡の鼻あてが当たる部分がツボなので特に見つけやすいですよ。
よく目が疲れたジェスチャーとして、目頭のあたりを指で挟んで押さえることがありますが、まさにそこがツボの部分。
きちんとツボ押しで目の疲れを緩和させているのです。
②太陽
まゆ尻と目尻付近のくぼんでいるところにあるツボです。
このツボは、目の疲れだけでなく、頭周りの筋肉の緊張も緩和してくれます。
片頭痛の方にもおすすめのツボですので、ぜひ疲れたなと思ったらツボ押しを試してみてください。
ツボ押しの際の注意点
患者様にも「ツボは痛いくらい押した方がいいですか?」という質問をいただきます。
ツボを強く押す場合もありますが、今回ご紹介している目の周りは毛細血管が集まるデリケートな部分です。
ツボを強く押してしまうと揉み返しが出る場合がございますので、気持ちいいくらいでツボを押してくださいね。
温冷タオル
タオルを使ったケア方法なので、仕事後ご自宅に帰ってからなどリラックスした状態で行うと良いかもしれません。
職場にタオルを置くスペースやレンジまたは熱いお湯があるなら、休憩中などで行うと目の疲れを溜めずに仕事を行えますね。
①ホットタオル
温かいタオルを目の上に置き、目の周りの血行を改善していきます。
気持ちが良くてとてもリラックスできますよ。
熱めのお湯でタオルを絞るか、水で濡らしたタオルを20~30秒レンジで温めましょう。
温かくて気持ちが良いのですが、やけどには十分注意をしてください。
また、ホットタオルで血行を良くしてから先程お伝えしたツボを押すと、ツボ押しの効果がアップ。
ぜひ温めたあとツボを押してみてください。
お風呂で全身が温まった状態でのツボ押しも疲れ対策におすすめですよ。
②アイスタオル
血管をキュッと引き締めてくれるので、目の疲れや充血でお悩みの方におすすめです。
また、ホットタオルをしたあとにアイスタオルで目の周りを冷やすと、スッキリしますよ。
ホットタオルだけだとリラックスしてしまうので、仕事の間に行う場合はホットタオル・アイスタオルをセットで行うといいでしょう。
氷水などの冷たい水でタオルを絞るか、水で濡らしたタオルを冷蔵庫に入れておくとすぐ使えるので便利です。
ホットタオルで血行を良くしたのに、また冷やして大丈夫なの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は、血管も筋肉なのです。
ホットタオルでゆるめ、アイスタオルで引き締めるなど、筋肉を収縮させることで筋肉の動きを活発にします。
先程お伝えしたように、筋肉は栄養を含んだ血液を運ぶポンプの役割をしています。
その筋肉が活発に動くようにしてあげれば、目の周りの血行不良も起こりづらく、目の疲れを予防・改善できますよ。
アミノ酸で栄養補給
当院では、施術以外にも栄養面のアドバイスもさせていただいております。
食事で必要な栄養素がすべて摂取(せっしゅ)できればいいのですが、忙しくてなかなか難しいですよね。
ただ、薬は体に負担がかかる場合もある…
そこで当院が患者様におすすめしているのが、アミノ酸MUSASHI。
本来食べ物から摂取するアミノ酸を粉状にしたもので、体に不足している栄養素を体の負担なく、かつ素早く体に吸収できるのです。
今回は、アミノ酸MUSASHIの商品のうち2種類をご紹介します。
①疲労にはNI(ニー)
L-ロイシン、L-バリン、L-イソロイシンのBCAAと呼ばれる疲労回復に必要なアミノ酸が含まれています。
疲労を回復してくれるので、目の疲労はもちろん全身が疲れている方もおすすめですよ。
栄養ドリンクが手放せないという方は、まずは一週間試してみてください。
②鉄分不足にはENDURANCE(エンデュランス)
疲労回復に必要な栄養は、血液が運ぶとお伝えしました。
その血液自体が少なければ、運ばれる栄養も足りないですよね。
しかし、血液のもととなる鉄分は、食事から摂取しづらい栄養素。
特に女性は、月経などにより貧血になりやすく、貧血で体調を崩してしまっている方も多いのではないでしょうか。
なので、アミノ酸で不足している鉄分を補充し、栄養を運んでくれる血液を増やしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
パソコンやスマートフォンを見る時間を減らせればいいのですが、仕事上難しかったり、スマートフォンを触れないことがストレスになる方もいらっしゃいますよね。
目の疲れが出ても大丈夫なように備える、目の疲れが出ないように普段からケアを行いましょう。
今回ご紹介させていただいたツボやタオル、アミノ酸での目の疲れに対するケアはどれも簡単なのでぜひ今から試してみてください。
また、首・肩・頭への血行を良くするために姿勢を改善することもおすすめです。
目の疲れはもちろん、肩こりや頭痛などでお悩みの方はぜひ当院で姿勢改善を受けにいらしてくださいね。
当院でのケア、ご自身でのケアで目の疲れを緩和させ、クリアな視界で生活を送りましょう!
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