背中の長引く痛み!脊椎圧迫骨折についてご紹介します

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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

この記事は、脊椎圧迫骨折(せきついあっぱくこっせつ)の原因や脊椎圧迫骨折に多い症状についてわかりやすく紹介していきます。

脊椎圧迫骨折の特徴、治療方法を解説します。

脊椎圧迫骨折とは?

脊椎圧迫骨折とは、背骨の骨折です。

骨がもろくなる病気の骨粗しょう症の方によく見られます。

背骨の骨折を繰り返すと「ねたきり」の原因にもなりかねません。

脊椎圧迫骨折の原因・症状・治療法

脊椎圧迫骨折とは、背骨が押しつぶされるように変形してしまう骨折のことです。

最近では、骨粗しょう症椎体骨折(こつそしょうしょうついたいこっせつ)とも言われます。

脊椎圧迫骨折の主な原因は「骨粗しょう症」です。

脊椎圧迫骨折は、

・寝返りをうつとき

・起き上がるとき

・体を動かしたとき

に痛みが出ることが特徴です。

安静にしていると、痛みが少ないため見過ごされることが多いです。

背骨は24個の小さな骨でできていて、体の重みをバランスよく支えています。

しかし、骨粗しょう症になると、骨がもろくなります。

体の重みを支えきれずに椎体がつぶれ、骨折することがあります。

2–1脊椎圧迫骨折の原因

脊椎圧迫骨折はどんなときにおこる?

脊椎圧迫骨折の原因である、骨粗しょう症になると、

・尻餅(しりもち)

・くしゃみ

・間違った姿勢で重いものをもちあげる

・体をひねる

などのちょっとしたきっっかけで、骨折していることがあります。

2–2脊椎圧迫骨折の症状

脊椎を圧迫骨折した患者さんのなかには、痛みを感じない人も多くいます。

しかし、ほとんどの人が骨折時に背中や腰に激しい痛みを感じます。

痛みは、安静にしていると治ることもあります。

それだけではつぶれた椎体は元の形には戻りません。

つぶれた椎体をそのままにしておくと、椎体全体のバランスが崩れていきます。

そうなると他の椎体にかかる負担が多くなります。

そのため、背骨が1つ折れると一年以内に次の骨折がおきやすくなってしまいます。

2–3脊椎圧迫骨折の治療方法

脊椎圧迫骨折の治療方法について

①保存的療法

脊椎圧迫骨折の治療は、コルセットやギプスを装着し、ベッドの上で安静にする治療があります。

また、痛み止めや、骨粗しょう症の薬を使い痛みや進行を緩和します。

脊椎圧迫骨折により、コルセットを巻いたまま生活する必要があります。

長期の入院が必要になることがあります。

②外科的療法

・固定術

手術によって骨を移植し、金属製のネジや棒で骨を固定します。

この方法は大きく分けて、

・背骨の後側の背中を切開し、神経をよけて骨折部位を固定する方法

・体の脇を切開して、臓器をよけて骨折部分を固定する方法

などがあります。

③椎体形成術

骨折した椎体にハイドロキシアパタイトブロック、リン酸カルシウム、ポリメチルメタクリレートなどで埋めます。

手術をして安定させ、痛みを和らげる手術です。

手術の方法はさまざまあります。固定術と組み合わせて行う場合もあります。

椎体形成術単独で行われる場合は、固定術と比較して、切開も小さいです。

手術時間も短くて済みます。

脊椎圧迫骨折の予防

脊椎圧迫骨折の予防は、まずその原因となる骨粗しょう症を防ぐことが大切です。

そのためには骨を丈夫にするための食生活と適度な運動を心がけましょう。

3-1踵骨骨折の予防!骨を丈夫にする食生活のポイント

・脊椎圧迫骨折予防する食生活のポイント①骨の成分であるカルシウムを十分にとる

カルシウムは日本人に不足している栄養素です。

牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品にはカルシウムが豊富に含まれています。

吸収率も優れています。

その他には干物類や、小魚や緑黄色野菜、豆腐などにもカルシウムが多く含まれています。

これらの食品を三度の食事に取り入れて食べるようにしましょう。

脊椎圧迫骨折を予防する食生活のポイント②栄養のバランスをよくする

丈夫な骨をつくるためには、カルシウムだけではなく、良質なたんぱく質も必要です。

魚・貝・肉・卵・大豆製品などが不足しないようにします。

また、ビタミンDも必要です。

干ししいたけ・まぐろ・うなぎの蒲焼き・あじ・さんまなどに多く含まれています。

いろいろな食品を組み合わせて、栄養のバランスの良い食事を食べるようにしましょう。

脊椎圧迫骨折食生活のポイント③カルシウムの吸収を悪くしない

タバコ、アルコール、コーヒー、塩辛い漬物、インスタント食品、加工食品などの取りすぎは良くないです。

食生活のバランスが悪くなり、カルシウムの吸収を悪くしてしまうので注意しましょう。

3-2脊椎圧迫骨折の予防!骨を丈夫にする運動のポイント

そして、食生活の他に、適度な運動が大切です。

適度な運動は、骨に刺激を与えて新陳代謝を活発にし、骨を丈夫にします。

特に、屋外での光を浴びた運動は、体内でのビタミンDの合成を促進し骨づくりに役立ちます。

・朝と夕に10分程度早歩きの散歩を日課にする

・ラジオ体操

・家の中でできるダンベル体操

など、毎日継続的に実行し、骨の老化防止や健康づくりに努めましょう。

まとめ

今回は、脊椎圧迫骨折について紹介しました。

脊椎圧迫骨折の原因には骨粗しょう症が多いことがわかります。

骨粗しょう症は主に骨密度が低下している高齢や女性の方に多い病気です。

脊椎圧迫骨折の予防は、骨を丈夫にすることが大切です。

そのためには、日常生活での適度な運動や、栄養のバランスがとれた食事がおすすめです。

脊椎圧迫骨折にならないように予防しましょう。

少しの症状でも背中や腰が痛い場合は、我慢せずに病院に行き、医師の正しい診断を受けましょう。

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