鍼灸療法とは?体のつぼについてご紹介

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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

この記事ではつぼについて詳しく紹介します。

体のだるさ・目の疲れ・肩こり・むくみ・肌のハリ・ツヤがなくなる・手や足の先が冷える。

など気になる症状はありませんか?

それらを自覚するようになっても「病気じゃないから大丈夫」と頑張りすぎていませんか。

たしかに、まだ動ける・頑張れるうちであれば「病気」ではないのかもしれません。

しかし、何か不調を自覚する場合は、すでに体からヘルプサインがでているのです。

そのような状態を、東洋医学では「未病」といいます。

今回は、そんな未病に対し、東洋医学をベースにした体に優しい鍼灸治療(しんきゅうちりょう)を紹介します。

つぼとは?

私たちの体に無数に存在するつぼは、東洋医学では「経穴(けいけつ)」と呼びます。

つぼは、五臓六腑(ごぞうろっぷ)の異常「気・血・津液」が滞ると起こります。

その場所にハリ・お灸・マッサージを行う場所と考えられています。

また、「気」と「血」が循環する通りを「経絡」と言います。

つぼはその経絡の上にあると考えられています。

つぼを刺激することによって、気と血の循環をよくします。

未病状態の体を正常な体に戻す考えが、鍼(はり)と灸(きゅう)を使った鍼灸療法です。

つぼは体中に無数に存在します。

つぼの気・血・津液とは?

気:体に必要なエネルギーで、体を温め、血を全身に循環させる働きをします。

血:全身に栄養を送り届けるほか、思考や感情にも影響をあたえます。

津液:体に必要な水分や、胃液や唾液などの体内で分泌される液体で、体を潤します。

とくに「気」の概念が、健康にはとても重要です。

つぼ療法とは?

つぼ療法は、東洋医学です。

東洋医学とは、東洋期限の伝統医学のことです。

「東洋」の範囲が広いことのように、東洋医学に含まれる範囲も広いです。

現在日本の伝統医学業界では、

・古典医学書に基づく薬物療法「漢方医学」

・つぼなどを指圧や鍼(はり)や灸(きゅう)で刺激する物理療法「鍼灸医学」

この漢方医学と鍼灸医学を合わせて、東洋医学と呼んでいます。

つぼとは漢方医学の概念で、体の中の異常に応じて、体の表面の特定部位に対応して現れます。

病気になる・体調がわるいなどの変化が出る時、その原因の多くは内臓の不調によって起こる東洋医学では考えます。

その不調は、気の流れが変わり、経絡の状態・つぼの状態もその不調に伴います。

つぼを使った治療 鍼灸療法とは?

つぼを使った治療として、鍼(はり)と灸(きゅう)をつかった鍼灸療法があります。

3-1つぼを使った治療 鍼灸療法①鍼灸師

一般的には鍼灸師と呼ばれるこの資格は「鍼師」「灸師」の2つの国家資格をもっている医療技術者のことを言います。

鍼師・灸師の免許は別々の資格です。

つぼを刺激するという基本な概念や技術などにも鍼師・灸師に共通の手技が多いです。

そのため、資格を取るときの教育課程も同時に勧められます。

国家試験も同時の申請となります。

内臓疾患から外科的疾患まで、幅広い病気を直すために行います。

患者の全身のつぼに髪の毛より細い鍼やもぐさをつかって治療します。

つぼを刺激して体を流れる気や血などのバランスを正常に戻します。

鍼灸をして人間の自然治癒力を高めます。

西洋医学で改善が困難とされている症状に対しても、鍼灸療法では効果が期待できます。

3-2つぼを使った治療 鍼灸療法②つぼを刺激する注意点

鍼灸師ではなく、自分または素人に鍼灸療法を試してもらう場合もありますが、注意が必要です。

つぼを刺激することで内臓を動かすことがでます。

悪いところが良い状態になれば鍼灸療法で効果がでたと言えます。

しかし、悪いところを余計に悪くする可能性もあります。

テレビや雑誌などのメディアで、よく健康番組なおで「つぼで健康になる」などの特集があります。

しかし、やってみて体調が悪くなるようであれば、「良い」と書かれていても、即座にやめた方が良いです。

体は繊細にできているので、専門家に任せることが一番良いです。

3-3つぼを使った治療 鍼灸療法③基本的な仕組み

鍼灸療法の仕組みは

①鍼や灸を用いて、つぼを刺激する

②皮フや筋肉などの組織に小さい傷をつける

③傷を修復するため細胞が活性化する

④自然治癒力・免疫を高める

の流れとなります。

3-4つぼを使った治療 鍼灸治療④つぼの刺激につかう鍼

つぼの刺激には、鍼をさします。

「鍼を刺す」と聞くと痛いイメージです。

鍼灸でつかう鍼の形は注射鍼とは異なり、刺してもほとんど痛みはありません。

3-5つぼを使った治療 鍼灸療法⑤体を温める灸

鍼と同じくつぼを刺激するのに、体の内側から温める灸を使います。

皮フの上にもぐさを置き、火を付けることで、熱でつぼを刺激します。

もぐさの材料にはヨモギの葉の裏にある繊毛が使われていて、もぐさの大きさや硬さによって熱さは変わります。

まとめ

今回は、つぼを使った治療に関して説明しました。

つぼの治療に有効な鍼灸療法は、つぼを刺激して体を流れる気や血などのバランスを正常に戻します。

人間の自然治癒力を高めてくれます。

誰でもつぼを刺激することは可能です。

体は繊細なため、資格を持ったひとに刺激してもらうのが一番安全です。

ですので、素人が行う場合は気をつけましょう。

未病によいとされるつぼ療法は、やり方を間違えなければ効果がみられます。

体調不良や体をスッキリさせたいかたにはおすすめです。

 

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