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山城 宏統

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夏休み中は、帰省や旅行など遠出をする人が増えるため交通事故のニュースをよく見かけますよね。
ただ、夏休み中は高速道路での交通事故だけでなく、家の近くなど身近なところでの子どもの交通事故が増える傾向にあるようです。
夏休みに子どもの交通事故が増える理由とは何があるのでしょうか。
交通事故対策を知って楽しく安全に夏休みを過ごしましょう。
交通事故は自動車だけではない?
交通事故は、自動車と人・自動車と物・自動車同士のイメージ強いのですが、実は自転車とぶつかった場合でも交通事故なのです。
標識でも自転車は軽車両と書かれていますよね。
エンジンは付いていなくても自転車は車両(道路を走るすべての車)に分類されるため、ケガの具合に関係なく接触をした場合はきちんと交通事故として警察に報告しなくてはいけません。
なかなか減らない交通事故ですが、特に夏休みは子どもの交通事故が増加傾向にあります。
子どもの楽しい夏休みのために、交通事故対策を大人が知って伝えてあげましょう。
子どもだけで出歩く機会が増える
夏休み中は、なぜ交通事故が増えるのでしょうか。
夏休みは学校が休みなので、友達と遊びに行ったり、塾に行ったりと親が一緒にいない状態で出歩く場合が増えますよね。
子どもは大人に比べて注意力が低いですし、交通事故への危機感も足りません。
何か気になるものが視界に入ってしまうと急に走り出す場合もあります。
夏休み中も大人がついていれば交通事故を未然に防止できるかもしれませんが、子どもだけではなかなか止められません。
また、普段学校がある時間に遊べる夏休みの嬉しさは大人になってもわかりますよね。
夏休みのウキウキした気持ちがより注意力の分散に繋がってしまうのです。
日が長くなり明るい時間が増える
夏休みの季節になってくると日照時間が長くなり、18~19時くらいでも明るいですよね。
明るくて安全な気もしますが、時間を気にせずに外で遊ぶ子にとっては「暗くなったから帰ろう」という帰宅する目安が遅くなってしまう原因となります。
日照時間が長くなり、明るい時間が増えると運転がしやすくなるので一般的に交通事故は減少すると言われています。
たしかに暗いところより明るいところの方が見通しも良く安全ですよね。
ただ、夏休みになり外出する子どもが増え、さらに日照時間の増加により子どもの外出時間が長くなります。
夏休み中、子どもが外出している時間が長ければ交通事故に遭う危険も増します。
第一、明るくても遅い時間まで子どもが外に出ているのは防犯の面でも良くないですよね。
運転者側の油断
子どもの夏休みは、いつから始まるかわかりますか?
大人になるとお盆期間中が夏休みというイメージが強いですが、子どもたちは7月下旬~8月下旬と長く設けられています。
そのため、普段子どもが通らない道、子どもが出歩かない時間であっても、夏休み中は子どもが道路に飛び出す恐れがあります。
夏休み中は普段よりも交通事故が起こりやすいので、気を付けて運転しなくてはなりません。
また、子どもは大人よりも小さいため死角に入りやすいので、運転中のみならず駐車していた車を動かす際にも交通事故防止のため注意が必要です。
子どもが車の近くでしゃがんでしまったらミラーでは見えませんよね。
夏休み中は、コンビニに集まる小学生・中学生も多くなります。
また、夏休み中は帰省や遠出をする人が増えるため、高速道路での交通事故はテレビでよくやっていますよね。
走行中の交通事故だけでなく、サービスエリアでの交通事故も注意しなくてはなりません。
子どもは保護者が見ているだろうと油断していませんか?
迷子の子がうろうろしているかもしれませんよね。
絶対安全というのはないので、しっかり確認してから車を動かしましょう。
交通事故に遭わない夏休みにするために
交通ルールを守る見本を見せましょう
夏休み中、子どもが一人で外出しても大丈夫なように交通ルールをしっかり教えましょう。
信号はもちろん、横断歩道だけのところもありますよね。
子どもと一緒にいるとき交通ルールきちんと守れていますか?
青信号が点滅している状態で「いそげ~!」なんて子どもの手を引いて笑っているお母さんを見かけたことがあります。
子どもも楽しそうなのですが、子どもだけでいる時も同じことをされたら怖いですよね。
夏休み中も交通事故に遭わないためには、大人がルールを守っている姿を見せてあげましょう。
子どもの飛び出しには細心の注意を払いましょう
夏休みは子どもの外出が増えます。
急に角から飛び出してくる、車が近づいてきているのに気づかずに歩いてくる、気づいていても自転車で飛び出すなど、大人なら止まるであろう場面でも予測通りにいかないのが子どもです。
よく「だろう運転」はダメといいますが、夏休みは特に気を付けなければなりません。
止まるだろう、いないだろうなどの安易な予想はやめましょう。
家がたくさんある住宅街などは、子どもがよく道を知っているため、徒歩でも自転車でも周りを気にせず行動する可能性が高いのです。
また、運転手も交通量が少ないところでは気が緩みがちですよね。
そういうところこそ、運転手側がより気を付けてあげなくてはなりません。
まとめ
夏休みを子どもたちに楽しく過ごしてもらうためには、たくさん気を付けなくてはならないとわかっていただけましたか?
子どもに気を付けてといっても、楽しく遊んでいたらつい忘れちゃうもの。
子どもに普段から交通ルールを教えて、気にしなくても当たり前のように交通ルールを守れるようにしましょう。
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