代謝には種類がある?基礎代謝量と筋肉や脂肪の関係性を解説!

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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

代謝という言葉は知っているという方は多いと思います。

しかし、種類や詳細まで理解している方は少ないでしょう。

そこでこの記事では、代謝の種類や基礎代謝にスポットを当てて、分かりやすく解説していきたいと思います。

代謝について詳しく知りたい方や、健康な体を維持したい方は、この記事で基礎代謝の正しい知識を身に付けましょう。

基礎代謝とは?

スタイル

はじめにこちらの項目では、「基礎代謝ってなんのことか分からない」という方のために、基礎代謝とは何かについて解説していきます。

また、基礎代謝量についても説明するので、気になる方はこのまま読み進めていきましょう。

1-1.基礎代謝とは?

代謝とは、体内で起こる物質の分解や合成などの化学反応のことでです。

生命を維持するために必要な代謝のことを基礎代謝と言います。

代謝に必要な物質には様々なものがあり、タンパク質・炭水化物・脂質などが代表的な物質です。

人間の体はそのほとんどが水分で形成されていますが、細胞も同様に大部分が水分となっており、次にタンパク質が多くなっています。

タンパク質と脂質は主にエネルギー源として必要になる物質です。

炭水化物は細胞壁を、脂質は細胞膜を成形するためにも必要です。

炭水化物は糖質と呼ばれることもあり、ブドウ糖は呼吸のために必要な物質として重要な役割を果たしています。

1-2.基礎代謝量とは?

基礎代謝量とは、日常生活の中で必ず必要になるエネルギー量のことを表す数値のことです。

一般的には「kcal(キロカロリー)」が単位として用いられます。

キロカロリーは、「Cal」と表記されることもあり、頭文字が大文字になっている場合は、1000calを表していると覚えておきましょう。

また、基礎代謝量は生命の維持に必要な最低限のエネルギーであるため、個人の体格などによって変動します。

1日に消費するエネルギーの約60%は基礎代謝が占めています。

生命の維持にはたくさんのエネルギーが必要なことが分かります。

最も基礎代謝量が多い年代は10代となっており、成長ホルモンが活発で筋肉を増やしていく時期のため、多くのエネルギーが必要なのです。

一般的な人に必要な基礎代謝量は1日あたり1200kcalほどで、年齢を重ねるごとに必要な基礎代謝量は減少していきます。

代謝の種類と違い

肌

続いてこちらの項目では、基礎代謝以外の代謝の種類と、その違いについて解説していきます。

生きていくためには、どのような代謝が必要なのかをきちんと理解しておきましょう。

2-1.基礎代謝と新陳代謝の違い

新陳代謝とは、体の古い細胞が排出されて、新しい細胞が生まれることで、身近なものだと髪の毛や爪の生え変わりなどがあります。

この新陳代謝によって古くなった細胞(角質)は、肌の表面を保護した後に垢となって剥がれ落ちていきます。

この流れをターンオーバーと呼び、きれいな肌を保つために必要な働きです。

そのため、美容を意識するためには新陳代謝の向上が必要になり、ダイエットを意識するのであれば基礎代謝の向上が必要です。

いずれにしても、健康な体を維持するためには、代謝をきちんと管理することが必要だと言えるでしょう。

2-2.基礎代謝と安静時代謝の違い

安静時代謝とは、人間が運動などを行わずに安静にしている場合でも必要なエネルギーを作るための代謝のことで、基礎代謝と似ている部分があります。

しかし、安静時代謝は、食事・体温・心身ストレスなどを含んで測定するため、日常生活で必要なエネルギー量を知ることが可能です。

安静時代謝量は基礎代謝量と比較して、1.2倍ほど数値が高くなるとされています。

食事や心身ストレスなどでもエネルギーが必要になることが分かります。

基礎代謝量と筋肉・脂肪の関係

肩甲骨

次にこちらの項目では、基礎代謝量と筋肉・脂肪の関係性を解説していきます。

痩せやすい体を作るためには、なぜ基礎代謝量を上げる必要があるのかを知っておきましょう。

3-1.基礎代謝量は筋肉量と関係がある?

基礎代謝量は、体温維持・呼吸・臓器の活動などに必要なエネルギー量のことです。

筋肉と直接関係がないと思われがちですが、筋肉量を向上させることで基礎代謝量も上げることが可能です。

筋肉は、体を動かす以外にも体温を維持するために必要です。

筋肉が少ないと体温を維持するために脂肪で埋めようと働きます。

しかし、基礎代謝の中で筋肉の活動に必要なエネルギーは約2割しかなく、内臓などに必要なエネルギーと比較するとかなり少ないです。

そのため、筋肉を鍛えて基礎代謝量を上げたい場合は、大きな筋肉を鍛える必要があります。

大胸筋・大臀筋(だいでんきん)・広背筋・大腿四頭筋(だいたいしとうきん)などを優先的に鍛えましょう。

基礎代謝量を管理するメリット

まずは、基礎代謝量を管理するメリットを3つにまとめたので見てみましょう。

・1日の食事で必要なkcalを把握できる

・太りにくい体になる

・健康に気を遣うことができる

基礎代謝量を管理する最大のメリットはやはり、健康な体を維持できるところでしょう

か。必要なエネルギー量を超えた食事を避けることが可能になります。

そのため、中高年の方は基礎代謝量を管理することが必要で、基礎代謝量が下がっている場合は積極的に運動などを行いましょう。

まとめ

今回は、基礎代謝量について紹介してきました。

代謝にはさまざまな種類があり、基礎代謝量を上げると痩せやすい体にすることが可能なことが分かりました。

年齢を重ねるごとに必要になるエネルギーは下がります。

筋肉を鍛えて基礎代謝量を上げるようにしましょう。

また、必要以上に食事でkcalを摂取している方は、意識して改善していくことが大切です。

 

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