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林 祐子

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暑さが厳しくなってくると、どこに行っても冷房が効いていて快適に過ごせますよね。
ですが、その「快適さ」が知らぬ間に体を冷やし、思わぬ不調を引き起こすこともあるんです。
今回は、冷房による体の冷えと「ギックリ腰(急性腰痛症)」の関係についてご紹介します。
特にデスクワーク中心の生活をしている方は要注意。
腰痛やギックリ腰の予防につながる生活習慣やケア方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ギックリ腰とは?突然襲う「魔女の一撃」
ギックリ腰とは、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、何の前触れもなく突然腰に激痛が走る症状です。
まるで魔女にでも腰を撃たれたような痛みから、欧米では「魔女の一撃(witch’s shot)」とも呼ばれています。
以下のような日常動作でも起こりやすく、特に冷房で体が冷えているときに発症するリスクが高まります。
朝、顔を洗おうと前かがみになった瞬間
重たい荷物を持ち上げようとしたとき
イスから立ち上がるとき
くしゃみや咳をした拍子に
なぜ夏にギックリ腰が増えるのか?「冷房の冷え」が落とし穴
ギックリ腰は冬の寒さで起こるイメージがあるかもしれませんが、実は「夏」も非常に多い季節です。その理由の一つが、冷房による体の冷えです。
冷房で体が冷えると、筋肉が固まる
室内の冷気によって体が冷えると、筋肉や関節が硬くなり、柔軟性が低下します。とくに腰まわりの筋肉が冷えると、急な動作に対して反応できず、痛めやすくなります。
さらに、冷えによって血流が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、疲労が蓄積されていきます。これがギックリ腰を引き起こす大きな原因になるのです。
デスクワークの方は特に注意!
長時間同じ姿勢で座り続けるデスクワークは、腰にとって非常に大きな負担になります。
特にエアコンの風が直接当たる位置に座っていると、腰や足元がどんどん冷えていきます。
冷え+同一姿勢という最悪の組み合わせにより、腰回りの筋肉がこわばってしまい、ちょっとした動作でギックリ腰を引き起こすリスクが高まります。
ギックリ腰を予防するための5つのポイント
① 冷房の設定温度を見直そう
室内と外気の温度差が大きいほど、体への負担も大きくなります。冷房の設定温度は25~28度を目安に、なるべく冷やしすぎないようにしましょう。
② ひざ掛けやカーディガンを常備する
冷気は足元からやってきます。夏でもひざ掛けや羽織れる上着を用意して、腰回りを冷やさないよう工夫しましょう。
③ 1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かす
座りっぱなしは筋肉の血流を悪くします。1時間に1回は立ち上がり、腰をねじったり、前屈・後屈運動を行うのがおすすめです。
④ ぬるめのお風呂でしっかり温まる
冷房で冷えた体を内側から温め、血流を促進させるにはお風呂が効果的です。38~40度くらいのぬるめのお湯に10〜15分ほどゆっくり浸かると、筋肉がほぐれやすくなります。
⑤ 専門の施術でメンテナンスを
痛みが出る前に、定期的な施術で腰の筋肉をゆるめておくことも大切です。姿勢の歪みや筋肉の張りを整えることで、ギックリ腰のリスクを大幅に減らすことができます。
早めのケアが大切!当院でできるサポート
やましろ接骨院では、ギックリ腰の予防や再発防止を目的とした以下のような施術をご用意しています。
骨盤矯正・姿勢矯正:体のゆがみを整えることで腰への負担を軽減
深部筋肉へのアプローチ:手技療法や電気治療でインナーマッスルの緊張を緩和
EMSトレーニング:寝たままで筋力強化、腰の安定性を高める
アフターケア指導:自宅でできる簡単なストレッチや姿勢改善法もアドバイスしています
ギックリ腰を「なってから治す」のではなく、「なる前に防ぐ」ことが何よりも重要です。
最後に:ギックリ腰は誰にでも起こる。だからこそ、早めの予防を!
「自分はまだ若いから大丈夫」「重い物なんて持たないし平気」
そんなふうに思っていませんか?
ギックリ腰は年齢や職業に関係なく、誰にでも起こる可能性があります。特に夏場は、冷房で体が冷えやすく、ギックリ腰リスクが急上昇する季節です。
「なんとなく腰がだるいな…」
「最近ちょっと動くと腰がピキッとする…」
そんな小さなサインを見逃さず、ぜひ早めにケアを始めてください。
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