在宅ワークや家事の負担の増加で肩こり、頭痛に注意。セルフケアの大切さ教えます

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林 祐子

やましろ接骨院本院院長株式会社ビグス
やましろ接骨院本院・院長 柔道整復師になり10年以上の現場経験を持っています。まだまだ未熟ですが、怪我をした時や、困った時にまず第一選択肢として、やましろ接骨院を頼ってもらえるような院にするために日々、患者さんの施術にあたっています。また、女性院長ならではの対応を心がけています。女性にしかわからない悩みなどなにかあった時には頼ってください。 柔道整復師にしかできないことを、患者さんに還元していきます!!

コロナウイルスの影響をうけ、在宅ワークが以前よりも増えたり、お子さんの学校からの帰宅が早くなり、お母さんたちの家事の時間が増えたり、様々な影響が出ています。
長時間のデスクワークや、家事における頭痛が出やすいと言われています。その原因として考えられることは、脳や血管の異常だけではありません。脳や血管の異常がないのに辛い頭痛が続いている方は、肩こりが原因で頭痛が起きているかもしれません。ただ、頭痛が出てしまっても、仕事や家事を休むわけには行きません。
では頭痛が出てしまった場合、少しでも楽になる、自宅でのセルフケアをお教えします。
ストレス

頭痛が起きてしまう原因は

頭痛は、首や肩の筋肉と大きく関わっています。長時間のデスクワークや家事、お子さんの抱っこやおんぶにより、肩こりになると、頭や肩まわりの筋肉に負担がかかり頭痛の症状が現れるのことが多いです。
現在デスクワークや日常生活に頭痛の症状がなくても、肩こりを感じたら頭痛が起きる前に何かしらの対処ができればひどくならなくなります。
人の頭は、約5~6㎏(ボーリングの球くらいの重さ)と言われています。本来、私たちは全身で頭を支えていますが、猫背など姿勢が崩れるとどうでしょうか。デスクワークや家事をしている間は、重い頭を首だけで支える必要があります。首だけで重い頭を支えた場合、頭痛に関係のある首の筋肉にとても負担がかかります。首の筋肉に負担がかかると、首とつながっている肩や頭まわりの筋肉にも負担がかかります。その結果、肩こりや頭痛が起こってしまいます。
デスクワークや家事をしていても頭痛はないが、肩こりがつらいという方もいると思います。頭痛の症状がなくても、肩こりがあれば、頭まわりの筋肉にも負担がかかっている状態です。
肩こりの状態を放置すると、今後、頭痛が出る可能性が高いのです。

肩こりが原因の頭痛はなぜデスクワークや主婦の方に多いの?

デスクワーク中は、下を向くことが多いのではないでしょうか。
猫背のように前かがみの状態は、頭痛や肩こりの原因となる首に負担がかかります。
下を向いてのパソコン作業が長くなるほど、首や肩にかかる負担に加え、同一姿勢が続く事で肩こりになりやすく頭痛を引き起こしやすくなります。

パソコン作業による目の酷使
目の使い過ぎは頭痛や肩こりを引き起こします。パソコン作業をしているのに画面を見ないようにするのは難しいですよね。日常生活において、スマートフォンやパソコンの使用時間を減らすなど、お仕事以外の時間で、肩こりや頭痛予防のために工夫が必要になってきます。

お子さんを、おんぶや抱っこしたり家事作業
小さいお子さんを持つ方はおんぶや抱っこを長時間する場合がありますよね。肩こりの状態でお子さんをおんぶや抱っこしてしまうと、急に首や肩に負担がかかって寝違えに似た症状が起こる危険もあります。
子育て中に、急なケガを予防するために、普段から肩こりを解消しておきましょう。
子育て

 

仕事中・子育て中にやりたいセルフケア

デスクワーク中の肩こりによる頭痛を予防するには、正しい姿勢をキープして首に負担をかけない必要があります。肩こりと頭痛に悩まないように、パソコン作業での体への負担をできるだけ減らすため工夫しましょう。
パソコン作業中、前かがみになっていないかも気にしてみてください。30分に1回は、深呼吸をするように胸を張る動作をしてみてください。
肩こりは、肩回りの筋肉が張って血流が悪くなると引き起こります。パソコン作業中に肩を大きく回してほしいのですが、仕事中に目立つ大きな動きはしづらいと思います。ですが、コロナウイルスの影響で在宅ワークによって自宅での作業が増えている方には可能だと思うので、自宅では、肩を大きく回して肩周りの筋肉を動かしてあげてください。
早く回すのではなく、ゆっくり大きく前後3回ずつほど回してください。
子育て中の立ち方で抱っこやおんぶをしている間は体勢を正しい位置で保っていることの方が難しいので、そのほかの時間(ご飯を作っている時や食器を洗っている間)に片足に体重をかけていないか注意してください。片足重心になると、骨格にゆがみが生じて姿勢の悪さを引き起こします。
姿勢が悪くなると、肩こりや頭痛を引き起こします。

抱っこやおんぶをする時間を減らせれば、肩こりや頭痛を引き起こすことが減らせますが、実際は難しいとおもいます。
そんな時は、夜のお風呂の時間を少し長めにとってください。できれば、浴槽にしっかり入ってあげて、1日の首や肩周りの筋肉をしっかり休めてあげてください。
湯船の理想の温度は38度から40度の間で入ってあげると効果的です。42以上の熱いお湯は、交感神経が活発になってしまい、その後の睡眠にも悪影響を与えてしまうことがあるからです。
熱いお湯に浸かりたいという方もいるとおもいます。そんな方には時間を短くしてください。38度から40度のぬるい場合は、副交感神経を刺激することで、リラックス作用をもたらせてくれます。
ぬるめのお湯で、20分程度の入浴が、体に負担が少なく、全身がくまなく温める入浴方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?デスクワークや子育て中には、肩こりや頭痛の原因がたくさんあります。老若男女さまざまな人が働く、同じ仕事量をこなすパソコン作業では、特に自身の体のケアを注意して行わなくてはなりません。
子育てや家事も待ってはくれません。コロナウイルスでできるだけ外に出たくない方や、お子さんが家にいることで症状は出ているけど治療を受ける時間がない方は、自宅でできるセルフケアを心がけてください。

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