井手 恒太
最新記事 by 井手 恒太 (全て見る)
- やましろ接骨院が猫背と腰痛の関係をわかりやすく解説 - 2026年1月6日
- 本日より、受付再開致しました。 - 2026年1月5日
- 明日より受付再開致します。 - 2026年1月4日
はじめに
体の不調を感じることは誰にでもあります。疲れやすい、集中できない、肌の調子が悪いなどの症状の背後には、「ビタミンB不足」が潜んでいるかもしれません。ビタミンB群は体のエネルギー生成や神経の健康維持、美容にも関係する重要な栄養素です。
本記事では、ビタミンB群の役割や摂取方法、そして不足がもたらすリスクについて詳しく解説します。さらに、特にビタミンBを意識すべき方々についても触れていきます。日常の食事を見直し、健康を取り戻すヒントとしてぜひお役立てください。![]()
第1章:ビタミンBとは?~健康維持に欠かせない8種類の栄養素~
ビタミンB群は、8種類の水溶性ビタミンで構成されるグループです。それぞれが異なる役割を持ちつつも、相互に働きかけることで全身の健康維持に寄与しています。以下に、各ビタミンBの具体的な機能と、不足時に起こり得る症状について解説します。
1-1. ビタミンB群の種類と役割
ビタミンB1(チアミン)
- 役割: 炭水化物をエネルギーに変換し、神経系を健康に保つ働きをします。不足するとエネルギー不足に陥り、疲労やイライラ感が強くなります。重度の不足では「脚気」という疾患が発生し、心臓や神経に影響を及ぼします。
ビタミンB2(リボフラビン)
- 役割: 細胞の成長と修復を促進し、皮膚や粘膜の健康を守ります。脂質代謝を助け、エネルギー産生にも寄与します。不足すると口角炎や口内炎、肌荒れが現れることがあります。
ビタミンB3(ナイアシン)
- 役割: エネルギー生成やDNA修復に不可欠な栄養素です。また、コレステロール値を改善する効果もあります。不足すると「ペラグラ」という病気を引き起こし、皮膚の炎症や下痢、精神機能の低下を伴います。
ビタミンB5(パントテン酸)
- 役割: ホルモンの生成や脂肪酸の分解を助け、ストレスに対する抵抗力を高めます。不足すると倦怠感やイライラ、神経のしびれを感じることがあります。
ビタミンB6(ピリドキシン)
- 役割: アミノ酸の代謝や神経伝達物質の生成を助けます。不足すると気分の落ち込みや不眠症、免疫力の低下が見られることがあります。
ビタミンB7(ビオチン)
- 役割: 脂肪酸の代謝を助け、肌や髪、爪の健康維持に寄与します。不足すると脱毛や皮膚炎、爪のもろさが発生します。
ビタミンB9(葉酸)
- 役割: DNA合成と細胞分裂を助けるビタミンで、特に妊娠中の胎児の発育に欠かせません。不足すると貧血や胎児異常のリスクが高まります。
ビタミンB12(コバラミン)
- 役割: 赤血球の生成と神経機能の正常化に不可欠です。不足すると貧血や神経障害、認知機能の低下を引き起こします。

第2章:ビタミンBを多く含む食品リストと具体的な摂取方法
「ビタミンBを補いたいけれど、どんな食品に含まれているの?」という疑問にお答えします。以下は、日々の食事で摂取できるビタミンB豊富な食品のリストです。
動物性食品
レバー(牛、豚、鶏):
ビタミンB12やB2が特に豊富で、貧血予防に役立ちます。魚介類(サバ、鮭、イワシ):
ビタミンB6やB12を含み、脂質代謝と神経健康をサポートします。卵:
全てのビタミンB群を含むバランスの良い食品です。乳製品(牛乳、ヨーグルト):
ビタミンB2が豊富で、皮膚の健康維持に役立ちます。
植物性食品
玄米や全粒パン:
ビタミンB1やB3が多く含まれ、エネルギー補給に最適です。豆類(レンズ豆、ひよこ豆):
ビタミンB1やB6が含まれています。ナッツ(アーモンド、カシューナッツ):
ビオチン(B7)の良い供給源で、美容にも役立ちます。緑黄色野菜(ほうれん草、アスパラガス):
葉酸(B9)の豊富な供給源です。妊婦や貧血の予防に役立ちます。
ビタミンBを含む食品の調理法の工夫
ビタミンB群は水溶性であり、調理時に失われる可能性が高い栄養素です。そのため、調理法を工夫することで栄養価を保つことが大切です。
- 蒸す: ビタミンの流失を最小限に抑える調理法として最適です。野菜や魚介類の調理に適しています。
- 短時間の加熱: 過熱しすぎるとビタミンBが失われるため、調理時間を短くすることがポイントです。
- スープや煮込み料理: 水溶性ビタミンが溶け出したスープも摂取できるため、味噌汁やポトフは効率的です。
第3章:ビタミンB不足がもたらすリスクと症状のメカニズム
身体的症状
ビタミンB群はエネルギー代謝や細胞の修復、赤血球の生成に重要な役割を果たします。不足すると次のような身体的な問題が起こり得ます。
疲労感とエネルギー不足:
糖質や脂質が効率的にエネルギーに変換されなくなり、疲れやすさや無気力感が続きます。肌荒れや髪のトラブル:
ビタミンB2やB7が不足すると、肌や髪のターンオーバーが滞り、乾燥や髪のダメージが目立つようになります。貧血:
特にビタミンB9(葉酸)やB12が不足すると、赤血球の生成が正常に行われず、貧血が起こります。
精神的症状
神経伝達物質の生成や脳機能の維持に関与するビタミンB群が不足すると、精神的な症状が現れることがあります。
集中力の低下:
神経細胞がエネルギー不足になることで、思考が遅くなったり、注意力が散漫になります。抑うつや不安感:
セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質の生成が滞るため、気分が落ち込みやすくなります。睡眠障害:
ビタミンB6の不足は、不眠症や睡眠の質の低下に関係することがあります。
第4章:特にビタミンBを意識するべき人
1. 妊婦や授乳中の女性
胎児の正常な発育には、ビタミンB9(葉酸)やB12が欠かせません。葉酸は特に、妊娠初期における神経管閉鎖障害のリスクを減少させるために重要です。医師の指導のもとで適切に補給することが推奨されます。
2. 高齢者
加齢とともに、ビタミンB12の吸収能力が低下します。これにより、認知機能の低下や貧血、神経障害のリスクが高まるため、サプリメントを活用するのも一つの方法です。
3. ベジタリアンやヴィーガン
動物性食品を摂取しない食生活では、ビタミンB12の摂取が難しくなります。植物性食品にはほとんど含まれないため、サプリメントや強化食品での補給が重要です。
4. 運動量の多い人
激しい運動を行う人は、エネルギー代謝が活発になるため、ビタミンB1、B2、B6の需要が増加します。これらを含む食材を意識的に摂取することで、疲労感の軽減やパフォーマンス向上が期待できます。![]()
第5章:ビタミンB群を効果的に摂取する食事例
朝食
- 玄米おにぎり(ビタミンB1)
- 目玉焼き(ビタミンB12、B2)
- ヨーグルトとバナナ(ビタミンB6、B2)
昼食
- サバの塩焼き(ビタミンB6、B12)
- ほうれん草のおひたし(葉酸)
- 味噌汁(大豆のビタミンB1、B2)
夕食
- 豚肉の生姜焼き(ビタミンB1、B6)
- レバーの甘辛煮(ビタミンB12、B2)
- アスパラガスの蒸し焼き(葉酸)
間食
- アーモンドやカシューナッツ(ビタミンB7)
- ホットミルク(ビタミンB2)
結論
ビタミンB群は、エネルギー代謝や神経機能、美容に至るまで、体のあらゆる部分に影響を及ぼす重要な栄養素です。日常の食事から積極的に摂取することを心がけ、不足が懸念される場合にはサプリメントを利用するのも一つの方法です。
「なんとなく体調がすぐれない」という方は、この機会にビタミンBを意識した食生活を取り入れてみましょう。それが、健康でエネルギッシュな毎日への第一歩となります。![]()
この記事へのコメントはありません。