プロ選手からスポーツ少年に広がる骨折を早く治癒する施術

リハビリ

人体には約200個の骨があります。

これらの骨が骨格を作り、靭帯(じんたい)や軟骨(なんこつ)と連携して骨格系を作っています。

スポーツや事故で、骨折すると日常生活は大きく変わります。

「歩けなくなる」、「腕が使えなくなる」など不便な生活が続きます。

例えば、大腿骨頸部骨折(※だいたいこつけいぶこっせつ)の場合では折れた骨がくっつくのにかかる期間は約12週間。

そのあとのリハビリ期間を含め、治癒までの期間が長引くだけ選手生命に影響してしまいます。

近年、スポーツ選手の間で取り入れられていた「骨折を早く治癒方法」が、スポーツ少年など一般に浸透しています。

※太ももの骨の部分で骨盤とのつなぎ目付近

 

折れた骨がくっつくまでの流れと期間

骨折をして、病院の先生に「全治〇カ月」と骨がつくまでの期間の目安を教えてもらえます。

お医者さまが言う骨が戻る期間は、何のトラブルもなく治癒が経過した最短期間が一般的です。

年齢や栄養状態、糖尿病などの疾患や血管や血液の状態、感染していないかなどで治癒までの期間は変わってきます。

骨折が治癒するまでの期間の目安は、

・鎖骨(さこつ)…4週間
・上腕骨(じょうわんこつ)…6週間
・前腕(ぜんわん)…5週間
・指の骨…2週間
・肋骨(ろっこつ)…3週間
・大腿骨(だいたいこつ)…8週間
・すねの骨…8週間

骨が治癒するまでの流れは、骨が折れると「炎症期」と呼ばれる時期が最初です。

折れた骨の周囲が傷付き、出血して骨の細胞が死んでしまっている状態です。

この期間は、強い痛みを感じ腫れ、熱をもちます。

炎症が治まってくると、「修復期」に入ります。

仮骨(かこつ)と呼ばれるレントゲンに写る、白くモヤモヤした部分ができます。

骨がくっつきだした状態です。

次に、「再生形期」に入ると、仮骨が消え始め、折れた部分が分からなくなります。

レントゲンでは、折れた部分に白い線(骨折線)が見えます。

骨折線がしだいに消えて完治します。

しかし、何かしらの問題があると、骨のつき具合が悪い「偽関節(ぎかんせつ)」や、時間がかかり過ぎている「骨癒合不全(こつゆごうふぜん)」と呼ばれる状態で治癒が進まないことがあります。

 

骨は常に新しく変化している「骨のリモデリング」

骨盤新陳代謝(しんちんたいしゃ)と呼ばれ、肌や髪の毛は、新しく作り替えられていると聞いたことはありますか?

同じように、骨も新しく作られています。

「破骨細胞(はこつさいぼう)」が骨を破壊して分解して、吸収します。

「骨芽細胞(こつがさいぼう)」は、骨の種をまきます。

骨の種は、ホルモン、ビタミンなどを栄養として骨の細胞に変化していきます。

これを、「骨のリモデリング」と言います。

骨のリモデリングの流れは、停止期⇒活性化⇒吸収期⇒逆転期⇒形成期⇒停止期……と繰り返し行われています。

しかし、この流れが狂うと、骨を作る量よりも骨が壊れる量の方が増える「骨粗しょう症(こつそしょうしょう)」になります。

骨粗しょう症は骨がスカスカで骨折しやすくなってしまいます。

 

骨折を早く治癒する施術

治癒までの期間、「骨のリモデリング」をひたすらじっと待つしかないと思われている人も多いようです。

しかし、「骨のリモデリング」は、髪や肌と同じ「新陳代謝」です。

では、代謝が早い若者と高齢者ではどちらが治癒までの期間が短いのでしょうか。

そうです。

子どもなど若い人の方が治癒までの期間が短い傾向にあります。

治癒が早い理由は、新陳代謝が活発だからなのです。

骨折の治癒期間を短くする方法の根本的な考えとは、「折れた骨部分の代謝を高める」ことなのです。

 

・超音波骨折治癒法

プロ野球の松井秀喜さんが骨折治癒のために受けていたことでも有名になった方法です。

超音波(ちょうおんぱ)とは、弱い超音波を骨折部分部に当てて治癒を早める方法です。

骨折治癒期間が約38%も短縮したことが証明されました。

また、骨折治癒に若者より時間のかかる、高齢者や喫煙者、健康状態が良くない人の方がより促進効果を期待できると言われています。

とくに、高齢者は骨折を気に寝たきりになる恐れがあります。

寝たきりの期間が長いほど、心身の衰えが進んでしまいます。

元気に活動ができないと気持ちも滅入ってしまいますよね。

骨折の治療期間が短くなるメリットはそれだけ大きいものです。

 

・睡眠指導

骨折は痛みや不自由がつきものです。

眠れないことも多くなってしまいます。

しかし、睡眠の質の低下は自律神経の乱れやホルモンバランスの分泌に不調が起きると言われています。

ホルモンは、体の修復にも関係し、骨の新陳代謝を担っています。

質の高い睡眠を取ることで、骨折の治癒期間の短縮が期待できます。

 

・酸素カプセル

酸素カプセル栄和本院レオロジー効果によるアンチエイジングや、ダイエット効果など美容目的での利用で注目される「酸素カプセル」は、骨折治癒の期間を短縮すると言われています。

骨折だけでなく、打撲、捻挫、肉離れなどのケガの治癒期間を早めるとの報告も多くされています。

血液の循環が活発になり、高い栄養素をケガの部分に運搬させることで早期治癒ができるとされています。

サッカーワールドカップ2002年では、骨折のため出場が難しいと言われていたイギリスのベッカム選手が「酸素カプセル」を骨折治療に使い大会に出場したことで大きな話題になりました。

 

骨折治癒にいい食事と悪いモノ

食事骨のリモデリングを促進すると、コラーゲンやグルコサミンなどのサプリメントが多く市販されていますが、バランスの取れた食事が基本です。

【カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンC、ビタミンK(モロヘイヤ、納豆など)、たんぱく質】を骨折治癒のために意識して摂取した方がいいと言われています。

もちろん、それだけでなく、バランスのいい食事を意識してください。

そして、骨折中はアルコール(飲酒)を控えるべきです。

アルコールの影響で、骨代謝に必要な栄養が行き届かなくなり、炎症や痛みを強くする恐れがあります。

また、カルシウムの吸収を悪くすると考えられています。

 

まとめ

いかがでしたか?

骨折治癒までの期間は、スポーツをされる方にとって痛いだけでなく、練習を制限されてしまうつらい期間ですよね。

やましろ接骨院・鍼灸院では、治癒までの期間に施術を提供するだけではありません。

栄養面のサポートや治癒後早く選手として復帰できるよう他のトレーニングを指導致します。

「骨折してしまった」「骨折の治癒の進行が思わしくない」「今できるトレーニングを教えてほしい」などのご相談お待ちしております。

いつでもお気軽にご連絡くださいね!

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