ガングリオンの原因、病院での治療について

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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

足や手の指、甲などに見たことのないコブを見つけたことはありませんか?

硬くもなく、柔らかくもない不思議なこのコブはガングリオンの可能性があります。

この記事ではガングリオンができる原因、病院に受診した場合の治療についてまとめてみました。

ガングリオンの概要

この項目では始めに、ガングリオンの概要やその原因について説明します。

1-1.ガングリオンの概要とできやすい場所

ガングリオンとはゼリー状の物質が詰まったコブのことを言います。

ガングリオンは良性腫瘤の1種で、それ自体が健康被害を引き起こすことはありません。

ガングリオンは15才~40才までの比較的若い女性に多く見られるのが特徴です。

ガングリオンのできやすい場所は

①手首周辺

②手首の関節を覆っている関節包周辺

③手の指の付け根周辺

④腱(けん)の周り

⑤膝の半月板や脊椎の椎間板などの軟骨組織の側

⑥骨や筋肉、神経など

と言われますが、ガングリオンができる原因についてははっきりとはわかっていません。

ガングリオンかどうか疑わしいコブができて不安な場合は、ひとまず病院へ行って受診し、治療しましょう。

1-2.ガングリオンの症状

ガングリオンは柔らかいものから硬いものまであります。

突然発生することもあれば徐々に進行する場合もあります。

ガングリオンが腫瘤のみで無症状であれば病院に受診しましょう。

治療する必要はありませんがガングリオンが

①徐々に大きくなってきている場合

②痛みが強い場合

③神経が圧迫されて運動障害を起こしている場合

は病院に受診し、早急に治療を開始するのが望ましいと言えるでしょう。

1-3.ガングリオンの病院での検査・診断

ガングリオンはさまざまな場所にできます。

最初は病院の何科に受診すれば良いのかわかりにくいのです。

関節に近い場所にもできることから整形外科に受診するのが望ましいでしょう。

ガングリオンを疑い、病院に受診した場合問診にて痛み、硬さなどを確認します。

病院では経過についての問診も重要です。

いつから腫瘤ができたのか、また大きくなってきているか、神経症状を併発しているかなども問われます。

中身がゼリー状なので病院ではライトを当てての通光性、また腫瘤の中身を吸引してガングリオンかどうかの確認をする場合もあります。

レントゲン・MRI・超音波などの画像検査が病院で行われる場合、レントゲンではガングリオン以外の疾患の除外ができます。

他の2つはガングリオンそのものを検出することが可能です。

ガングリオンとの診断が病院で下れば、治療方法を考えていくことになります。

ガングリオンの病院での治療法

病院でガングリオンとの診断が下った場合、治療法を考えることになりますがどのような治療方法がガングリオンにはあるのでしょうか。

この項目では症状に応じた病院でのガングリオンの治療方法を詳しく見ていきます。

2-1.ガングリオンの病院での保存療法

ガングリオンと病院で診断された場合、まずは治療として保存療法を行います。

ガングリオンの保存療法で主なものをご紹介します。

ガングリオンの病院での治療法その① 経過観察

ガングリオンは必ずしも病院での治療が必要なわけではありません。

ガングリオンは安静を取ることで自然に吸収されていくこともあるためです。

この場合固定による安静を含め、経過観察するという治療法が取られます。

ガングリオンの病院での治療法その② 内容物の吸引

ガングリオンは袋の中にゼリー状の液体がたまった状態です。

病院で注射器を刺して中の液体を吸引してしまうという治療法です。

病院で行うとはいえ、ガングリオンに対する治療とは言えないです。

比較的再発率は高い治療法です。

繰り返して吸引を行うこともまれではない治療法であることを覚えておきましょう。

ガングリオンの病院での治療法その③ レーザー治療

病院にてガングリオンに対して低出力半導体レーザーを当てて治療する方法です。

病院で医師の指導のもとレーザーをガングリオンに当てます。

徐々に腫瘤を小さくしていく治療法なので痛みもほぼありません。

2-2.ガングリオンの病院での手術療法

ガングリオンと病院で診断されて保存療法で治療したものの改善が見られない場合もあります。

再発を繰り返す場合、外表にガングリオンがなくアプローチが難しい場合などに手術療法が治療法として選択されます。

病院での手術療法ではねもとの処置も含めてガングリオンを摘出するという治療法が可能です。

傷痕が残る可能性がありますが、ガングリオンの再発の可能性は一番低い治療法であると言えます。

まとめ

ガングリオンは病院でそれと診断されてもそれほど恐れる病気とは言えません。

再発を繰り返しやすいという特徴があります。

治療法についても痛みなどがなければ経過観察でも問題がありません。

ガングリオンが痛みや神経への圧迫による運動障害の原因となってしまっている場合があります。

もし、そうであれば病院でレーザー療法や手術療法などの根治に向けた治療法を選択する必要が出てくるでしょう。

ガングリオンをあまり軽視しすぎず、この記事を参考にして病院では医師と相談しましょう。

自分の症状に合わせた適切な治療を行ってもらうようにしてください。

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