春の花粉症は鍼治療で解消できる?対策グッズも使おう

マスク
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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

春になって暖かくなり過ごしやすい季節になりましたね。
しかし、春は花粉が多く飛んで花粉症に悩まれる人が多くいます。
去年まで花粉症は大丈夫だったのに、今年の春から花粉症になる人もいます。
春に花粉症になったときは、鍼治療をすると楽になると知っていますか?
鍼治療は、症状をおさえる効果と根本から解消する効果が期待できます。
春に多いスギ・ヒノキが原因で花粉症になったときに、鍼治療をしたらどんな効果があるのかお伝えします。
そして、鍼治療をしても鼻水・目のかゆみ・くしゃみなどの症状がまだあるときの鍼治療以外の対処方法も解説しますね。

春に悩まされる花粉症!なぜなってしまうのか?

杉

花粉症は暖かくなる春に悩まれる人が多くいます。
春に起きる花粉症の原因は、スギとヒノキが関係しています。
関東では、スギは2月から4月がピークで、ヒノキは3月から5月の春の季節に多く花粉が飛びます。

花粉症の原因は、体の中で植物などの花粉が体内に入ってきたときに、追い出そうとするアレルギー反応で起きます。
花粉が鼻から入れば体の外に出そうと鼻水で出したり、口に入ればくしゃみが出たりします。

体の中に花粉を入ると花粉症の症状が出る人と出ない人がいます。
本来、花粉は体にとって悪いものではありません。
しかし、免疫力が下がっていると過剰に反応して、アレルギー症状を引き起こします
不規則な生活や睡眠不足で体の疲れがたまると免疫力が落ちていきます。
ストレス・イライラなどで自律神経(じりつしんけい)が乱れると花粉症のアレルギー症状が起きやすくなります。
アレルギーとは、体の中にバケツのようなものがあり、その中で花粉がおさまっていればいいのですが、花粉がバケツからあふれると体にアレルギー反応を起こします。

春の花粉症の症状に効果のあるツボは?

ツボ

花粉症に鍼治療をして効果のあるツボはいくつもありますが、鍼治療のときに多く使われるツボをご紹介します。

①晴明(せいめい)
目の内側に鼻の付け根の外側にあります。
目のかゆみや腫れてる感じのときに使います。

②承泣(しょうきゅう)
目の黒目の下にあり、下のまぶたのところです。
目の症状に効果があります。

③迎香(げいこう)
左と右にあり、小鼻の外側にあるツボです。
鼻づまりなどある人は少し痛みがあるくらいで押してあげると鼻の通りが良くなります。

このほかに、手の肘の外側にある手三里(てさんり)曲池(きょくち)というツボがあります。
この2つのツボは、花粉症の症状をおさえてくれます。

最後に手の親指と人差し指の間で付け根のところにあり合谷(ごうこつ)というツボです。
このツボは首から上の起きている症状・悩みに万能のツボです。
合谷は、自分でも気がついたときにすぐに押せるツボですので、ぜひ試してみてください。

いろいろなツボの場所をお伝えしましたが、鍼治療をすると花粉症の症状を楽にしてくれます。
もちろん鍼治療ができないときは、自分で押してあげるだけでも春の花粉症の症状が楽になります。
まだ、鍼治療を受けたことがない人は、一度鍼治療を受けて効果を感じてみてください。

春の花粉症対策

①春の花粉症のアレルギー症状に鍼がいい!

鍼治療

季節の変わり目である春の時期は疲れがたまりやすく、自律神経のバランスを崩す方が多いです。
さらに春は花粉が多く飛んでいるため、アレルギー反応を起こしやすく花粉症に悩まれる方もとても多くなります。

春の花粉症によるくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどのお悩みの場合、鍼治療をすると症状が良くなります。
鍼治療は、薬と違って眠くなる副作用がありません
車を運転する人は、特に春の暖かい気候で運転していると眠くなりやすいです。
鍼治療は、目のかゆみには目の周りに鍼をします。
鼻がつまっている人は、鼻の周りに鍼治療をして鼻の通りを良くします。

そして、花粉症がつらい春になる前に免疫力を上げましょう。
免疫力を上げるために、体の全身にあるツボに鍼治療をすることで花粉症の症状を引き起こさないようにします。
先ほど、お伝えしましたが花粉症は 免疫力が低下するとアレルギー反応を起こしやすいです。

②春の花粉症には鍼で腸内の環境を整えよう

ストレスや睡眠不足が続くと自律神経が乱れます。

さらに偏った食事をするとアレルギー反応を起きやすいです。
腸内環境を整えると免疫力が上がり、アレルギー反応を出にくくなります。
そこで鍼治療を全身にすると自律神経が整って腸内環境を良くします。
全身の疲れを鍼で取り除き、体の中から改善できます

春の花粉症の症状を放っていて、鍼治療をしていないと疲れがたまります。
疲れがたまっていると、頭がボーっとしたり、頭痛が起きたり、めまいが起きたりされる人もいます。

そして、花粉を追い出そうとする体の働きでとても疲れてしまいます。
体が疲れると免疫力が下がり、花粉症の症状が出やすくなり体にとって悪循環です。
さらに春の花粉症で、免疫力が下がっているとインフルエンザや風邪を引き起こします。

③今すぐはじめよう!春の花粉症で気を付けるべき4つのポイント

(1)ストレスをため込まないようにしましょう。
 ストレスをため込むと自律神経のバランスが悪くなります。
 趣味やスポーツなどしてストレス発散をしましょう。

(2)アルコールは控えましょう
 春の季節は新年会やお花見などあり飲み会も多くなりますが、アルコールは血の流れを良くして目のかゆみや鼻づまりを起こします。

(3)タバコは控えましょう
 煙は鼻の粘膜を刺激し、鼻のアレルギー症状を起こします。
 煙が出るタバコは控えてさらに吸っているところになるべく近寄らないようにしましょう。

(4)睡眠をしっかりとりましょう
 睡眠不足になると自律神経が乱れて、免疫力が下がります。
 1日6時間以上を目標に睡眠時間を多くとるように心がけましょう。

④外出時の花粉症対策は万全に!

マスク

鍼治療で花粉症のお悩み完全解決!と言いたいところですが、症状がひどい方は、鍼治療だけでは花粉症の症状が出てしまう方もいます。
そんな場合は、外出時の花粉症対策などを万全にしてお出かけしましょう。

春の花粉症対策で正しくマスクをつけると鼻や口から花粉を体の中に入れるのを最小限にします。
マスクをつけて花粉を鼻や口から侵入(しんにゅう)させないようにしましょう。
では、マスクの正しい付け方ですが針金がついているマスクは針金の方を上にして、鼻のまわりから花粉が入り込まないようにしっかりフィットさせます
マスクと顔がしっかり密着するようにつけるようにしましょう。

さらに外出時の服装はウール製の洋服、マフラーやニット帽などは静電気を起こしやすく花粉がつきやすので控えましょう。
春の花粉症の時期はオシャレな服装もいいですが、ナイロンやポリエステルを使用している服装にしてみてください。

⑤おうちで快適に過ごすために

手洗い

外出から帰ってきたら、手洗い・うがいと洗顔をしましょう。
体についた花粉を水でしっかり洗い流しましょう。
さらに洗濯するときは柔軟剤を使ってください。
柔軟剤を使うと洋服に静電気が起きにくくなり花粉がつきにくくなります
そして、洗濯物は室内に干すようにしましょう。
もし、外で干すときは室内に取り込む前に花粉を払い落してから取り込みましょう。

部屋では、加湿器を使って室内の湿度を高めにしましょう。
花粉は小さな粒子のため、水分を吸収すると花粉が巻き上がるのを防いでくれます。
空気清浄機を玄関などに置いて使いましょう。
外出から帰ってきたときに、体や洋服に多くの花粉が付着しています。
玄関で花粉をしっかり払い落として室内に花粉を入れないようにしましょう。

まとめ

今回は、春のスギ・ヒノキの花粉症に対する鍼治療と対策についてお話しましたがいかがでしたか?
薬に頼らずに症状をおさえる鍼治療と、根本から解消する鍼治療をこの春からしてみませんか?
病院で診てもらい薬をもらっている人も多くいます。
しかし、花粉症は春にだけ起きるものではありません。
そのため、一年中花粉症に悩んでいる人もいます。
今年の春から鍼治療を始めてつらい花粉症を乗り越えましょう。
そして、来年の春の花粉症に悩まないように鍼治療で体を変えて免疫力を上げていきましょう。

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コメント

  • コメント (2)

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    • 半澤
    • 2019年 5月 16日

    鍼治療はいつから始めればいいんですか?1回で効果は感じられますか?

      • やましろ整体院トトノエル
      • 2019年 6月 15日

      半澤様
      花粉症は異物(花粉)に対する体の反応です。
      辛いですよね。
      すでに花粉症の症状が出てしまっている場合は一回の施術で効果を実感される方もいらっしゃいますが、一時的に緩和されるだけですので回数を多く受けていただくことをおすすめしております。
      理想は、花粉症の症状が現れる前に、みずほ台院限定の経絡施術がオススメです。
      花粉による反応を抑える、または減らすことの出来る施術です。

      鍼灸の施術は、個人差が大きく出ますので是非一度体験したいただければと思います。
      ご連絡お待ちしております。

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