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山城 宏統
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気をつけていてもいつ被害者になるかわからないのが交通事故です。
交通事故による後遺症は、その時は全く問題がなくても数日〜数週間にかけて現れることがあります。
ここでは、交通事故によって後遺症が生じ「後遺障害」になってしまった場合の「後遺障害認定」の仕組みや後遺症との違いをご紹介します。
はじめて後遺障害という言葉を聞く方もいらっしゃると思いますので、わかりやすく解説します。
そもそも後遺障害とは?後遺症との違い
交通事故でよく耳にする言葉に「後遺症」があります。
その言葉の通り、怪我や病気などの治療後に残った、機能障害や神経症状のことを後遺症と言います。
脳梗塞の後遺症でリハビリをしているなど、治療をしても残ってしまう症状です。
それでは、「後遺障害」とはどのような状態なのでしょうか。
具体的には、交通事故が原因であることが医学的に証明され、それと同時に労働力の低下や喪失が認められることにより自賠責保険の等級に該当するものとされています。
つまり、後遺症があっても労働力の低下や損失などの条件に該当しない場合には、「後遺障害」とは呼べません。
後遺障害等級を得ると何が請求可能なのか
交通事故によって治療後に後遺症が生じ、その症状が「後遺障害」と認定されると「後遺障害等級」を受けることが可能です。
後遺障害等級を受けることにより、「後遺障害慰謝料・逸失利益」、「共済や生命保険の保険金(契約内容による)」が請求できます。
少しでも患者様の経済面や精神面への不安を解消するなどの重要な役割があります。
後遺障害と認定されるためにはどうしたら良いのか
後遺症があっても、ただ申告をすれば後遺障害認定を受けられるわけではありません。
後遺障害の認定を受けるためには、保険会社に対して次の通り必要書類や資料を送付し、審査を受ける必要があります。
必要書類一覧
- 自賠責保険支払請求書兼支払指図書
- 交通事故証明書・事故発生状況報告書
- 診療報酬明細書及び診断書(毎月発行されるもの)
- 後遺障害診断書
- レントゲンおよびMRI等の診断画像
後遺障害の認定を受けるためには、このように各資料を準備し、後遺障害の内容を書類で証明しなくてはいけません。
また、後遺障害診断書という医師による診断書も必要となってきます。
後遺障害診断書の内容をもとに詳しい審査を行うため、医師に適切な診断書を作成してもらう必要があるのです。
後遺障害の認定は1〜14級の等級によって算出される
後遺障害認定のための資料や書類を提出すると、後遺障害等級を決定します。
後遺障害等級とは、1〜14級までの等級と140種類、35系列の後遺障害を分類したもので、交通事故による後遺障害の程度に応じて、分類されています。
なぜこの等級が重要かというと、後遺障害が1〜14級のどの等級に該当するかで、損害賠償金などが決定されるからです。
このようなことから、交通事故によって後遺症が生じた場合には、医師とも相談のもと、後遺障害診断書や必要書類を準備し、速やかに「後遺障害等級認定」の手続きを進めなければなりません。
後遺障害等級認定の流れ
ここでは、簡単に後遺障害等級認定の流れについてご説明します。
まず交通事故によって生じた怪我の治療を専門医のもとで行います。
そして、治療が終了する段階でこれ以上症状の改善が見込めない後遺症がある場合には、後遺障害認定のために「診断書」や「後遺障害診断書」、「MRI等の診断画像」などの関係資料を医師に作成してもらいます。
その後、それら資料を保険会社に提出し、保険会社はその資料をもとに「損害保険料率算出機構」に資料を提出し、等級認定のための審査をしてもらうのです。
正式に認定結果が出ると、その後遺障害等級をもとに保険会社は損害賠償金を算出し、交通事故の被害者に提示するというかたちです。
交通事故による後遺症はやましろ接骨院へご相談ください!
交通事故による後遺症は、治療中は生じなくても、治療後に痛みが出ることもあります。
そのような場合に、病院によってはこれ以上治療を継続する必要はないと言われてしまうこともあります。
やましろ接骨院では、治療の必要がないと言われた後遺症についても、高い実績を持っているため、患者様の状態に合わせた施術方針をご提案可能です。
ぜひ、交通事故の後遺症でお困りの際は、やましろ接骨院までご相談ください。
まとめ
今回は、交通事故による後遺症と後遺障害の違い、さらに後遺障害認定の仕組みについてご説明しました。
注意していても、完全に避けることができない交通事故。
それだけに、気が動転してしまい事故発生時からどう行動して良いかわからないですよね。
万が一交通事故になってしまったら治療はどうするの?賠償金は?などの疑問点を普段から少しだけイメージするだけでも、事故への備えが身につきます。
やましろ接骨院では、地域の皆様に密着したサービスを第一に、いつでもお気軽にご相談ください。
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