膝のお皿の骨がずれる!?女性に多い膝蓋骨脱臼についてご紹介!

ふともも

この記事では、膝のお皿の脱臼、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)について紹介します。

膝のお皿の骨がずれることがあるの?と思うかもしれませんが、日常生活でも起こる可能性があります。

今回はその膝蓋骨脱臼について解説していきます。

膝蓋骨とは何か?

太ももまず、膝蓋骨脱臼とは何かに入る前に、膝蓋骨とは何かについて紹介します。

膝蓋骨とは、膝の前面にある平たい骨です。

上側は大腿四頭筋(だいたいしとうきん)がつき、やや尖った下側と脛骨(けいこつ すねの骨)の間に膝蓋腱(しつがいけん)があります。

膝蓋腱は、太ももの筋肉と協調して膝を伸ばす際に必要となる腱で、ジャンプや走る、蹴る動作で働きます。

膝蓋骨は、いわゆる膝のお皿で大腿骨と関節を構成しています。

大腿四頭筋の筋力の効率をよく脛骨に伝えるために、滑車の役割をしています。

膝蓋骨脱臼とは何か?

膝痛膝蓋骨脱臼とは、大腿骨(だいたいこつ)と構成している関節から膝蓋骨が外れる状態です。

膝の構造や形状から外側への脱臼がほとんどで、内側への脱臼は非常にまれです。

膝蓋骨は大腿骨正面の溝にはまり込むような位置にあります。

膝蓋骨がこの溝から外れることを脱臼といいます。

溝から外れはしないがずれることを亜脱臼(あだっきゅう)といいます。

膝蓋骨は太もも側では大腿四頭筋(だいたいしとうきん)という筋肉に繋がります。

脛骨(けいこつ すねの骨)側では膝蓋腱(しつがいけん)という腱に繋がり、脛骨に付着します。

膝蓋骨脱臼の原因

元気膝蓋骨脱臼の原因は、ジャンプの着地などで膝を伸ばし大腿四頭筋が強く収縮した際や膝蓋骨を打撲したときに起こります。

膝蓋骨は大腿骨に対して、外側に脱臼することがほとんどです。

自然に元の位置に戻ることも少なくありません。

初めての膝蓋骨脱臼は10歳代の女性に生じることが多くみられます。

その後20~50%の方が繰り返し脱臼することがあります。

それを繰り返し起こすことから、反復性脱臼と言われています。

膝蓋骨脱臼を起こす際は、生まれつき脱臼を起こす素因を持っていることが多いです。

それは、膝蓋骨や大腿骨の形の異常、大腿四頭筋の作用する方向と膝蓋腱の方向が異なっているなどが挙げられます。

この条件は女性が持っていることが多いため、膝蓋骨脱臼は男性より女性に多いと言われています。

膝蓋骨脱臼の症状

睡眠不足膝蓋骨脱臼の症状は、ジャンプの着地や膝をひねるなどで膝蓋骨が外れそう、もしくは外れる感覚を自覚します。

膝の痛みや膝に力が入らない、膝がガクッとするなどの症状が出現します。

脱臼してすぐは、膝の痛みや腫れが生じますが、膝蓋骨が自然に元の位置に戻ることが多いです。

最初の脱臼以降、脱臼を繰り返すようになると痛みや腫れなどより、膝の不安定性が強くなります。

痛みや不安から日常生活でも支障をきたします。

また膝蓋骨の脱臼の際や整復の際に膝蓋骨や大腿骨の関節面の一部が骨折することがあります。

膝蓋骨脱臼の検査・診断

膝蓋骨脱臼は、原因や膝蓋骨の痛みや腫れ、膝蓋骨の不安定性や不安感が強いことで疑います。

骨折の有無を確認するために、必ずレントゲン検査を行います。

脱臼をしても自然に元の位置に戻ることが多いため、骨折がないと見逃されることもあります。

膝蓋骨脱臼の治療

膝蓋骨脱臼が起こった場合、多くの場合は自然に元の位置に戻ります。

脱臼に伴って、半数程度の方で軟骨や骨の損傷が起こるといわれます。

ですので、程度によっては早期に手術が必要になることもあります。

早期の手術が必要でない場合は、まず膝を装具などで固定します。

膝蓋骨の痛みや腫れが引いてきたら徐々に体重をかけて歩き、膝を動かしていきます。

膝蓋骨脱臼が起こった方の20~50%に再脱臼が起こると言われています。

再脱臼しなくても、半数以上の方に痛みや膝の不安定性が残ることがあります。

再脱臼を予防するために、リハビリや運動用の装具を使って治療します。

リハビリは、膝蓋骨が外側にずれるのを防ぐように膝蓋骨の内側につく筋肉の筋力トレーニングを行います。

また、膝蓋骨を外側に引き寄せる筋肉や靭帯の柔軟性を高めることも重要です。

運動用の装具は、膝蓋骨が外側にずれるのを防ぐものがついた装具を使用します。

装具は、脱臼して早期に日常生活で使用し、その後も、一定期間はスポーツなどの機会に使用します。

再脱臼が起こった場合には、上記の方法を繰り返しても再脱臼を避けることは困難になります。

不安定性や不安感が続く場合は、手術による治療を考えます。

手術では、膝蓋骨を正しい位置に保持する内側膝蓋大腿靭帯(ないそくしつがいだいたいじんたい)の靭帯を作り直すことを行います。

再脱臼をしなくても、再脱臼予防で手術を検討する場合は、手術を行うべきか慎重に判断する必要があります。

手術後は1週間で体重をかけて歩行し、2週間前後で退院可能となります。

運動への復帰は、膝の痛みや腫れ、可動域制限がなくなり筋力も回復してからになります。

通常は2カ月以上かかりますが、手術を受けた場合は、3~6カ月かかります。

まとめ

いかがでしたか?

膝蓋骨脱臼が起きると、外見上正しい位置ではなくなるため、判断はしやすいと思います。

しかし無理に戻そうとせず、医療機関を受診することをおすすめします。

どうしていいかわからない場合は、ご相談でも大丈夫ですのでご連絡お待ちしております。

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