1秒でも早く治したい!ケガの回復には自分で作れるホルモンに秘訣がある理由を解説!

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諸貫 千佳

柔道整復師に必要な勉強と同時にトレーナーとしての治療やリハビリについても勉強してきました。今も日々勉強しています。私は患者さんを家族のことのように考えその方の痛みの先の悩みを聞き出します。その願望を叶えるために患者さんと全力で向き合います。 インスタグラム https://www.instagram.com/morocheru_75

ケガをしてしまった時は「早く治すために」を一番に考えそのための生活を送ると思います。ケガを早く治すためには身体の中にある成長ホルモンというものを多く分泌させることが大切です。これがどういうものなのか、どうしたらいいのかなどをご紹介します。

そもそも成長ホルモンってなに?


「成長ホルモン」と聞いてすぐに思いつくのは「子供の成長」だと思います。確かに子供の成長にも関わりますが、なぜ子供の成長に関わるのかが今回は大事になってきます。

成長ホルモンとは脳から分泌され、筋肉や骨、皮膚を強くしたり、健康状態の維持、新陳代謝が活発になるので脂肪を分解する効果もあります。簡単に言うと新陳代謝を活発にさせ身体を健康で強く美しく保つためには必要不可欠なホルモンです。

そんな必要不可欠な成長ホルモンがしっかり分泌されないと、老化が進む、ケガや風邪の治りが悪くなる、太りやすくなるなど身体によくないことが多く起こってしまいます。
さらに成長ホルモンは年齢とともに作られる量が減っていきます。10代がピークで20代ではピークの30%減少、30代では約半分の分泌量になってしまいます。
何もしないとどんどん成長ホルモンが作られなくなるので老化現象や身体の衰えを感じやすくなります。
減ってしまった分泌量を増やす唯一の方法は「運動」です。

しかし運動するといっても何をしたらいいかわからない、有酸素運動だけやっていては成長ホルモンは増えず、疲れるだけになってしまします。
成長ホルモンを作り出す運動は「無酸素運動」と呼ばれる激しい運動です。激しい運動を行うことで身体にも脳にも大きな負担がかかります。人の身体は脳に負担がかかることで成長ホルモンを作り出すよう脳から命令が送られるようになっています。

どうしたら成長ホルモンは作られる?

では、具体的にどうしたら身体にとって大事な成長ホルモンが作り出されるのか。
それは激しい運動を「もうこれ以上動けない!」となるまで追い込むことが大切です。

激しい運動をする→疲労物質が溜まり一時的な血行不良→脳へ信号が送られ→「成長ホルモンが分泌される」
ここで分泌される成長ホルモンは疲労した筋肉の修復、成長を促してくれます。

しかし、ここまで追い込むのには約2時間以上も激しい運動を続けなければなりません。
そんなに全員が頑張れるわけないですし、2時間以上の激しい運動ができない方の方が圧倒的に多いです。さらに運動したくてもできない方やケガをしている方々は諦めなくてはいけないのでしょうか。
そんなことありません。
今回ご紹介させて頂くトレーニングはケガをしていても時間がない方でも幅広くご利用頂けるトレーニングメニューになっています。

もっと簡単に成長ホルモンを出す方法

ここで大活躍するのが加圧トレーニングです。
加圧トレーニングとは腕や脚の付け根にバンドを巻き、血液の流れを制限して行うトレーニングです。血液の流れを制限すると何がよいかは、先ほどもお伝えしたように成長ホルモンが分泌される時には疲労がたまり血行不良が起こります。加圧トレーニングで血流を制限することで脳への刺激が通常よりも早くなり、成長ホルモンがその分多く分泌されるようになります。

ですので、短い時間でかつ軽い負荷で成長ホルモンをたくさん分泌することが可能になります。通常ですと2時間以上の激しい運動をしなければならないところ、「たった10分」と大幅な時間短縮になります。

時間は大幅に減少しているのに成長ホルモンは同様またはそれ以上の量を分泌できるのが加圧トレーニングです。当院ではリハビリに使用し実際に固定期間の短縮やケガで部活できていない中でも筋力アップをした患者さんもたくさんいらっしゃいます。お任せください。

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