打撲はケガをしてからの初期処置が大切!!打撲の総論について ご紹介

ラグビー

この記事では、ケガの打撲について紹介していきます。

打撲という言葉は聞いたことがあるけれど、実際はどうなっているのかわからないという方もいらっしゃると思います。

今回はその打撲について細かく解説していきます。

打撲とは何か?

打撲とは、何かしらの外力により筋肉や腱、皮下組織が損傷を受けるものをいいます。

筋肉の組織の間に炎症や出血が起こります。

打撲は一般的には打ち身ともいわれています。

打撲したところは、打撲したことによって皮膚の変色が起こります。

これは筋肉が内出血を起こしているためです。

最初は青紫色であることが多いですが、時間が経つにつれて茶色や黄色、緑色などに変わっていきます。

打撲は身体のさまざまなところに起こります。

受傷した部位によって対処法も変わってきます。

打撲の場合は切り傷などと違って外に出血しないため安易に考えられがちです。

骨折や筋に大きなダメージを受けている場合もあります。

特に頭や目に衝撃を受けると、重篤な症状になる可能性もあるため注意が必要です。 

打撲の原因

打撲は運動やスポーツだけでなく日常生活でも起こる可能性があります。

運動やスポーツを行うときには、転んだり、他の選手とぶつかって起こることがあります。

スポーツでは接触するプレーが多いスポーツに起こりやすいと言われています。

特に打撲を起こしやすいのがサッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツ時です。

相手の膝が大腿部に入り打撲を起こしやすいです。

野球で大腿部にデッドボールを受けて際も打撲になりやすいです。

大腿部の打撲を例に挙げて紹介していきます。

大腿部打撲の原因は非常に明確です。

単純に思いっきり何かが大腿部の筋肉にぶつかったときに発生するのが打撲です。

大腿部打撲で痛めるのは、大腿四頭筋がとても多いです。

大腿四頭筋は

・大腿直筋(だいたいちょっきん)

・内側広筋(ないそくこうきん)

・外側広筋(がいそくこうきん)

・中間広筋(ちゅうかんこうきん)

という筋肉により構成されています。

一番表面にある大腿直筋がケガを起こしていると思われていることが多いです。

しかし、実際打撲したときに痛めた筋肉は、表層の筋肉ではなく中の筋です。

中間広筋、外側広筋が多いと言われています。

なぜなら、ぶつかったときに大腿の骨との間に挟まれてしまうのがその筋肉だからというわけです。

中間広筋と外側広筋の位置が、大腿の中で相手と接触したときにぶつかりやすいという点もあります。

受傷した直後は、足を伸ばしてうずくまっていることが多いです。

曲げると打撲した大腿部の筋肉が伸長されて痛みが出るためです。

打撲の症状

打撲の症状は、身体の部位によってさまざまです。

大腿部打撲の場合は症状としては、痛み、腫れ、機能障害が挙げられます。

大腿部打撲した筋肉を触ると痛みがあるのはもちろんですが、大腿部に力を入れると痛みが増強します。

負傷した大腿部の筋肉にストレッチをかけても痛みが増強します。

そのため、うまく歩けない、膝を曲げられないといった機能的な問題が起こります。

また、その大腿部の筋肉が傷つき内出血が発生します。

打撲した大腿部の筋肉の付近は腫れて、ときには青あざを作ります。

(打撲してすぐではなく、数日たってから出てくることも多いです)

重症度はこれらを総合的に判断しますが、膝をどれだけ曲げられるかによって判断します。

軽度である場合は、膝を90°以上曲げることができます。

しかし中等度であれば45°~90°、重度であれば45°以下に曲がる角度が制限されてしまいます。

頭の打撲の場合の症状は、頭痛や意識障害、めまい、脳震盪などが挙げられます。

頭の打撲では、致命的な事態にも繋がってしまうためです。

その場で頭に衝撃が加わらないよう安静にし、注意が必要です。

1分以上意識が戻らない場合は、重度の衝撃を受けたと捉え早急に医療機関への搬送を行うことがベストです。

いったん意識が戻っても十分に回復していないことがあります。

目の打撲の場合の症状は、目の痛みや見えにくい、目からの出血などが挙げられます。

目に打撲を負った場合は眼球自体に損傷を受けている可能性があり危険な状態になりやすいです。

そんなときは、早急に医療機関の受診を勧めます。

直接ではないものの、目の周りに衝撃を受けた場合も同様です。

よくボクシングでボクサーが目を腫らしているのを見たことはありませんか?

目の周りには眼窩(がんか)と呼ばれる骨があり、それが骨折する可能性もあります。

打撲の検査・診断・治療

打撲は主に患者さんの訴えと、患部の見た目で判断していきます。

骨折や脱臼などが疑われる場合はレントゲン検査を行います。

頭や目に打撲を負った場合は、MRI検査やCT検査など精密な検査をしていきます。

大腿部の打撲をはじめ、ケガの際の基本はRICE処置を行います。

RICE処置とは、R:安静(Rest)、I:アイシング(Icing)、C:圧迫(Compression)、E:挙上(Elevation)のことを言います。

打撲した筋肉は、腫れが起き、内出血や炎症が起きるため、内出血や炎症をいち早く抑えることで打撲した筋肉の治りを早めていきます。

大腿部打撲の初期治療では他のケガではしないあることを行います。

それは、打撲した大腿部の筋肉をストレッチすることです。

打撲した大腿部の筋肉を伸ばすなんていかにも痛そうですが、なぜ大腿部の筋肉を伸ばすのか?

それには2つ理由があります。

1つ目は、大腿部の筋肉の柔軟性が失われてしまうためです。

大腿部打撲では筋肉がつぶされてしまいます。

治ったときに大腿部の筋肉が硬くなりやすく柔軟性が失われてしまいます。

一度そうなってしまってからでは、元に戻すのがとても大変です。

その前にしっかり伸ばしておこうということです。

2つ目は、打撲した大腿部の筋肉への圧迫です。

膝を曲げて打撲したところ(大腿部の前面)を伸ばすことで、出血部に圧迫が加わります。

そうすることで出血が抑制されます。

ただし打撲した大腿部の筋肉を悪化させてはかえって逆効果になるため、様子をみながら行います。

頭の打撲では前述したように重篤になりやすい部位であります。

決してすぐには立たせず、寝かせたまま状態をチェックします。

受傷直後は症状がなくてもしばらくしてから悪化することもあります。

常に観察しておくことが必要です。

もし意識障害が出たり、けいれんが起きた場合はすぐに救急搬送する必要があります。 

歯の打撲では安静にすることで数日から1~2週間で回復します。

治療としては痛みを和らげる消炎鎮痛薬を使用します。

打撲かどうかは診断を行わないとわからないです。

受傷した際は医療機関で適切な診断や処置を受けることが望ましいです。

まとめ

いかがでしたか?

打撲はさまざまな部位に起こり、さまざまな症状で発生します。

ぶつけただけだからといって甘く見ていると、重症化してしまう場合もあるため注意が必要です。

どうしていいかわからない場合は、ご相談でも大丈夫ですのでご連絡お待ちしております。

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