山城 宏統
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はじめに
ご家庭で子供に何か運動してほしいな、もっと勉強してほしいなとお悩みの方多いのではないでしょうか?
我が家では長男が勉強好きで本好き、次男が運動好きと両極端に分かれてしまいました。
今回は長男がなぜ勉強好きになったかをご紹介して、どうしたら勉強好きになってもらえるかお悩みの方の参考になればと思います。
決して何となく好きになったのではなく、長男の性格を考えて両親共にそれぞれが長男に1本のレールを敷いて上げてうまくそのレールに乗ってくれた結果としてご紹介します。
最初にやったこと
私自身がサッカーをやっていたので長男にもいろいろなスポーツをやらせました。
水泳、器械体操、サッカー。
水泳、器械体操はそれなりに楽しくやっていたみたいですがある程度できたら満足してしまいました。
サッカーは今でも責任を感じているのですが、チーム選びに失敗をし、サッカーはパパとやるだけでいいとやめてしまったのです。
なにか一つでも目標を見つけてやり遂げてほしいと思い、小さいころから習っていた公文をやっている時の反応を見て勉強はどうだろうと思い、少しずつ誘導を始めました。
第一転機
きっかけは公文です。
決して楽しく、一生懸命、毎日問題を解いていたわけではありません。
今日はやりたくないと駄々をこねる日もありました。
なのに、なぜ両親ともにこの子は勉強を極めるほうが向いているのではと思ったのでしょうか?
それは、公文は問題が解けるようになると学年関係なく進んでいきます。
その時に賞状と合わせてもらうのがトロフィーです。
トロフィーをもらった時に今まで見たことがない表情を見せたのです。
一つ目のポイントはここだと思います。
この反応に気が付くか気が付かないかだと思います。
第2転機
そこで始めたのがある塾が夏休みなどに行なっている実験教室に参加させました。
内容は忘れてしまいましたが、子供がだいたいの子であれば興味を示しそうな内容でした。
あくまでも塾なので何問か問題を解くことになりました。
もちろん解けません。
そのあとに楽しい実験が待っているのです。
終わった後に本人に感想を聞きました。
出てきた言葉は「問題が全然わからなかった。でも実験が楽しかった」です。
2つ目のポイントはここです。
問題がと最初出てきたのを両親共に見逃しませんでした。
勉強にまだ興味がない子は最初に出てくる言葉は実験楽しかっただと思います。
そこで子供に聞きました。
親「悔しかった?」
子「すごく悔しかった」
親「どうしたい?」
子「解けるようになりたい」
親「じゃあ勉強頑張ろうか?」
子「うん!塾はいる!」
親「えぇ~」
塾に行かせようと思ってしたわけではありません。
勉強のほうが向いているかもと思い、興味を持ってもらおうと思ってしたことではありますが本人は火がついてしまいました。
その後はいろいろな塾の体験に行き本人が行きたい塾を半年かけて選びました。
3年生の冬に入り、今6年生です。
学校が休校になっている今、1日10時間近く毎日勉強しています。
最後に
こんなに簡単に出来るわけないじゃんっていう声が聞こえてきそうですが二つのポイントに共通していることが子供の反応にいかに気が付いてあげるかです。
勉強だけではないと思います。
今回は勉強する子に育った一例を上げましたがこの方法はすべてにあてはまると思います。
自分で目標、やりたいことを見つけられる子もいるとは思います。
逆にそうでない子もいると思います。
親がしてあげられる子は1本のレールを敷いてあげること。
乗らなければまた違うレールを敷いてあげることだと思います。
そこでしっかり子供の反応を見てあげることに尽きると思います。
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