産後2ヶ月目から始める骨盤調整!妊娠前より元気な体へ

産後,赤ちゃん
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林 祐子

やましろ接骨院本院院長株式会社ビグス
やましろ接骨院本院・院長 柔道整復師になり10年以上の現場経験を持っています。まだまだ未熟ですが、怪我をした時や、困った時にまず第一選択肢として、やましろ接骨院を頼ってもらえるような院にするために日々、患者さんの施術にあたっています。また、女性院長ならではの対応を心がけています。女性にしかわからない悩みなどなにかあった時には頼ってください。 柔道整復師にしかできないことを、患者さんに還元していきます!!

産後、つまり赤ちゃんを出産した後は、身体の不調をリセットできる唯一チャンス。

女性の体は、妊娠から出産までの間に骨盤(こつばん)を中心に全身がゆるむので、産後に骨格を正しく矯正すればさまざまな不調を改善できます。

産後の骨盤への負担、産後の体の変化にはどのようなものがあるのかお話ししていきます。

妊娠による体の変化

生後2ヶ月赤ちゃん妊娠をすると、骨盤を中心に体全体が出産をするための準備期間に入ります。

妊娠から出産までの準備期間中に、体内で体の関節をゆるめてくれるホルモンが分泌されます。

このホルモンにより、関節を強く支えている靭帯(じんたい)がゆるめられ、赤ちゃんの成長・出産に備えます。

骨盤にある恥骨結合(ちこつけつごう)の靭帯をゆるめることにより骨盤を広げて、約2,500g~3,500gの赤ちゃんが狭い産道を通ってスムーズに出られるようになります。

産後の骨盤・身体の変化

妊婦➀関節の動く範囲が過剰になっている
➁関節を支えるための筋肉や腱(けん)、靱帯にストレスが多くなる
➂筋力低下
➃骨盤の歪みによる腰痛
➄骨盤底筋(こつばんていきん)のゆるみによる尿漏れ
➅むくみ
など女性の体は、ホルモンの影響で関節がゆるむことにより産後さまざな変化ががあります。

そのなかでも、多くの女性が悩むのが「④骨盤の歪みによる腰痛」です。

産後に限らず、妊娠中も腰痛で悩まされる女性が多いのです。

妊娠中は、徐々にお腹が大きくなり、腰への負担も大きくなってきます。

しかし、痛いからといって薬を飲むわけにもいかずつらいですよね。

当院では、産後だけでなく妊娠中のケアも行っておりますので、もし産後の骨盤ケアを考えている妊娠中の方がいらっしゃれば、ぜひ今から骨盤ケアをご相談ください。

妊娠中、産後、子育て中の腰痛

①妊娠中の腰痛の原因

産後妊娠をすると、女性の体は少しずつ変化をしていき、妊娠から出産までに約11kg〜14kg増加します。

また、羊水も増加により体重は妊娠末期が最も高くなります。

結果、妊娠中期〜後期にかけてに50%以上の女性が腰痛で悩むと言われています。

・ホルモンの問題
出産するために体が準備してくれる「リラキシンホルモン」が分泌され、関節、靭帯などをゆるめています。

体の関節、特に骨盤がゆるむと体が安定しないため、腰に余計な負担がかかり腰痛になってしまいます。

・姿勢の問題
お腹が大きくなるとバランスを取ろうとして腰を反らし、骨盤の傾いてしまう場合があります。骨盤が傾くと、骨盤や腰椎の関節に負担がかかりやすくなり腰痛の原因となります。

また、運動不足によって筋力低下し、筋肉で体がしっかりと支えられないため腰に負担がかかり腰痛の症状が現れます。

②産後の腰痛の原因

妊娠・ホルモンの影響
・姿勢の問題
・恥骨結合の問題

骨盤は妊娠中にホルモンの影響でゆるみますが、出産時の強い負荷(狹いところを赤ちゃんが通ってくる)が加わり、恥骨結合部分が離れてしまうことがあります。

骨格部分がしっかりしておらず、ゆるんだままの状態では、身体を支えようと筋肉に負担が多くかかるため腰痛になりやすいのです。

・仙腸関節(せんちょうかんせつ)の問題

骨盤の後ろにある、背骨と骨盤を繋げているところ、(上半身と下半身が唯一繋がっているところ)にも大きな負担がかかります。

この部分も、強い靭帯で繋がっていますが、ホルモンの影響によってゆるくなるため、バランスを失い、腰痛の原因になると言われています。

③子育て中の腰痛

子育て・姿勢の問題
妊娠中や産後の姿勢が崩れた状態で子育てをしてしまうと、抱っこやおんぶによって体に大きな負荷がかかり腰痛になります。

・母体の問題
産後は体重が戻るのに約5週間かかると言われています。

1ヶ月は安静にし、母体が妊娠前の状態に回復するまでは約6〜8週かかると言われています。

妊娠中に低下した体力や筋力が回復していない状態で赤ちゃんを抱いたりすると、無理な姿勢で支えてしまうなど体に大きな負担がかかります。

例えば、なにもケアをしないで次の出産をした場合、筋肉・靭帯・関節に過度のストレスががかかってしまい、体の不具合は更に出やすくなります。

腰痛が慢性化したり、ヘルニアになったり、変形をしたりとさまざまな症状が起こる場合がありますので、2人目、3人目などの場合でもきちんとケアを行いましょう。

産後の骨盤調整とは

赤ちゃん当院では、子育てを頑張るママたちを応援すべく、産後の骨盤調整を行っております。

骨盤調整といっても、無理にボキボキなんていたしません。

産後の体になるべく負担のかからない方法で、3~6ヵ月ゆっくり時間をかけて行います。

産後の骨盤をしっかりケアすることで、先程お伝えした腰痛はもちろん、ダイエットなど妊娠前よりも快適な生活を行えるようサポートいたします。

また、赤ちゃん連れでも大丈夫なようにベビーベッドもご用意しており、完全予約制で赤ちゃん・ママも安心できるスムーズなご案内を心がけております。

また、産後1ヶ月は安静になさってください。

そして、2ヶ月目から骨盤周辺の筋力強化、特に骨盤の底にある「骨盤底筋」と言われるところの筋力強化が大事です。

当院では、産後の骨盤調整のほかにも自宅でのケア方法や栄養面でのアドバイス、筋力強化など多方面でサポートいたします。

まずは、ご相談だけでも結構ですので、お気軽にご相談くださいね。

まとめ

産後、そのままにしておくと、体や骨盤がどのようになってしまうのか伝わりましたでしょうか?

出産は女性だけのものですし、産後は体の不調がリセットできる唯一のチャンスです。

何十年も癖になっている姿勢を治すのは簡単なことではありません。

せっかく体がリセットできる機会を逃してしまわないように、産後はしっかり骨盤のケアをしましょうね。

産後、出産予定のある方は、特にしっかりとした体のケアをおすすめします。

しっかりとしたケアをすることで、次への妊娠への準備にもなりますよ。

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