呼吸をするのも痛い!実は肋間神経痛の痛みかも!

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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

肋間神経痛とは?原因や治療法について解説!

今回は肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)についてご紹介します。

肋間神経痛とは、何らかの理由により脊椎神経が圧迫されて発生する痛みのことです。

さまざまな原因により、背中から脇腹、胸の全面やおへそ辺りなどに痛みを生じます。

この記事では、肋間神経痛を起こす原因や症状、治療法などを解説します。

肋間神経痛とは?

雨,女性人の体には、の脊椎(せきつい)という骨があります。

この脊椎は首の骨から始まり、背骨、おしりまで続く椎骨(ついこつ)と呼ばれます。

ブロックの形をした骨が積み重なってできています。

脊椎には体を支える役割や、体が柔軟に動けるようにする働きます。

脊椎の中にある脊髄(せきずい)や神経を保護する役割があります。

脊椎は24個の椎骨で作られていますが、頭の方から12個目の骨に「胸椎」という椎骨があります。

肋間神経痛はこの胸椎という椎骨から出ています。

肋骨(ろっこつ)に沿っている神経が痛みを伴う症状のことをいいます。

激しい痛みの場合や鈍い痛みの場合があります。

激しい痛みの場合は胸部の筋肉痛の痛みに少しにています。

肋間神経痛の原因と症状

睡眠不足①肋間神経痛の原因

明らかに痛みの原因がある場合を症候性肋間神経痛(しょうこうせいろっかんしんけいつう)

明らかな痛みの原因がない場合を特発性肋間神経痛(とっぱつせいろっかんしんけいつう)

といいます。

2‐1特発性肋間神経痛の原因

特発性肋間神経痛の原因はさまざまですが、一番大きな原因はストレスです。

十分休みを取りストレスを減らすことによって、症状もやわらぎます。

しかし、激しい痛みは直りますが、鈍い痛みの場合は完治するのが難しいです。

2‐2症候性肋間神経痛の原因

症候性肋間神経痛の原因には、脊椎に原因がある場合と肋骨の骨折や肋骨の腫瘍が原因となる場合があります。

これらが原因で痛みが出る場合、体を動かすと痛みが強く生じます。

時には、息ができないほどの痛みに襲われることもあります。

②肋間神経痛の症状

肋間神経痛の症状は、脊髄から肋骨にかけて痛みが走りです。

肋間神経痛は肋骨に沿って起こる比較的鋭い痛みです。

心臓・太い血管や肺などの内臓の疾患が原因で起こる胸の痛みとの違います。

痛む場所や範囲がはっきりしています。

特徴は、上半身の右側か左側のみに痛みが起こります。

特殊な場合を除いて左右両側に痛みがおこることはありません。

また、肋間神経痛は深く息をした時やせき込んだ時、食事の時などに神経に痛みが走ります。

ほとんどの場合、このような痛みは突然に起こります。

痛みが襲ってきたと同様に急に痛みが消えてしまうのも特徴です。

ただし、急に痛みがひどい状態になると、今度は肋間神経以外の部位にも痛みが拡大してしまうこともあります。

肋間神経痛の治療法と予防

①肋間神経痛の治療法

肋間神経痛は1つの症状ですので、原因によって治療法は異なります。

肋間神経痛の治療法は、一般的に消炎鎮痛薬を服用したりします。

患部に湿布を塗布して痛みの様子を見ることがほとんどです。

それでは、肋間神経痛の原因別に治療法を見てみましょう。

・肋骨骨折などの外傷が原因の場合

骨折などの外傷がある場合には、骨を固定するための器具を使います。

・脊椎の疾患が原因の場合

MRIなどの画像診断を含めて原因の重症度を診断したうえで、外科的手術が行われます。

軽症の場合は、消炎鎮痛薬や神経障害性とう痛に有効な専用の内服薬を投薬します。

さらにリハビリテーションやストレッチなどの運動療法が行われることもあります。

・帯状疱疹の場合

発症早期の抗ウイルス薬の投与と、肋間神経痛が強い場合は神経障害性とう痛専用内服薬が有効な治療法です。

・特発性肋間神経痛の場合

手術適応がなく内服薬でも痛みが治らない場合、また痛みの原因がはっきりしない場合には、神経ブロックが適応されます。

神経ブロックとは、痛みの原因となっている神経に局所麻酔薬や、消炎作用(しょうえんさよう)の強いステロイドを注射して治療する方法です。

②肋間神経痛の予防

肋間神経痛は、からだが歪んでいると起こりやすいといわれています。

猫背の姿勢や不自然な姿勢を続けると、肋骨がゆがんで神経を圧迫し、痛みを引き起こします。

同じ姿勢を長時間続けると、こりが生じやすくなるので、15分に一回程度体を動かすようにしましょう。

また、ウォーキングなど適度な運動を継続することも予防になるでしょう。

日ごろから正しい姿勢をキープし、胸や背中に負担をかけすぎないように努めましょう。

まとめ

肋間神経痛は脊椎神経が圧迫されて発生する神経痛です。

しかし、肋間神経痛の原因を、特定する事はなかなか大変です。

つまり脊椎神経を圧迫する原因がいろいろと考えられるからです。

具体的な原因として、骨や筋肉などの腫瘍や、椎間板ヘルニアなどがあげられます。

あるいはちょっとした骨折や脱臼でも、神経を圧迫してしまう可能性があります。

肋間神経痛がだと思った時は、すぐに病院へ行きましょう

痛みの原因を見つけて、適切な治療を受けてください。

また、肋間神経痛を予防するには、日頃からストレスをため込まないことも大切です。

そして、オフィスやご自宅で正しい姿勢をとるように心がけましょう。

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