山城 宏統
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この記事では、バスケットボールで多いケガの原因や症状について、分かりやすく紹介していきます。
ケガごとに対処法や治療方法も解説するので、すでにケガを負っている方はぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んで、バスケで多くの方がしてしまうケガの特徴をしっかり学び、しっかりと予防に取り組んでいきましょう。
バスケでケガをしやすい人の特徴
バスケをする上でケガが多いのは、初心者や高齢者です。
正しいフォームが身についておらず、腰が反ったり丸まって動いたりしていると腰痛症になってしまう場合が多いです。
初心者や高齢者以外に慣れている人でも起こります。
ボールをパスした時などに、手・指の骨折や突き指、足関節捻挫(あしかんせつねんざ)があります。
バスケで多いケガ
バスケは、手や足のどちらにもケガが多いスポーツです。
バスケではどんなケガが多いのかを、事前に知って起きましょう。
ケガに効果が多い治療法とともに、ケガの多い部位別にご紹介いたします。
2-1.バスケで多いケガ①顔や頭
・鼻骨骨折
バスケの最中に肘や手が鼻骨に当たって起こることが多いケガです。
鼻骨は簡単に折れてしまいます。
鼻血が出て、見た目でも分かります。
治療法は早めに折れた鼻の骨を元の位置に戻します。
2-2.バスケで多いケガ②上半身
・ろっ骨骨折
主に、バスケでのディフェンス時にろっ骨部分に頭や肘がぶつかって起こることが多いケガです。
ヒビが入った場合も同じで、くしゃみ、せき、笑ったりするだけでも痛み多いです。
治療法は、軽傷であれば安静にしておくしかありません。
重症時はバストバンドと言われるサポーターを取り付け、固定することが多いです。
・突き指
バスケをしているのなら誰でも一度はなるケガと言われます。
バスケのボールをキャッチする際に失敗し、指先にボールが当たって起こることが多いケガです。
関節が太くなり指を曲げると痛みを伴います。
第一関節、第二関節、親指の付け根など、突き指する場所が多いです。
治療法は、まずは、アイシングやテーピングで固定して自然回復させます。
しかし、骨折をしている場合も多いため素人の判断は避けましょう。
2-3.バスケでおきるケガ③腰
・腰痛
腰痛は、筋・きんまくせい腰痛・ついかん板ヘルニアなどの種類があります。
バスケの場合、筋・きんまくせい腰痛といって腰椎(ようつい)の捻挫になります。
バスケは、中腰姿勢でのプレーが多いです。
バスケでのカットインやリバウンドなど、中腰姿勢から急激に腰を伸ばすため筋肉に負担が多いです。
結果、腰部分が損傷・炎症して痛みを伴います。
バスケのシュートなどでジャンプした後の着地時にも腰に負担がかかります。
筋・きんまくせい腰痛の治療方法は安静にし、アイシングをしましょう。
痛みが軽減したら速やかにストレッチングを行います。
2-4.バスケでおきるケガ④下半身
・捻挫(ねんざ)
捻挫とは、関節の可動域をこえる範囲のひねり、靭帯(じんたい)などを損傷するケガです。
・ジャンプの着時時
・ぶつかり、相手と足が絡まる
・レイアップシュートのときの踏み込み
・急な方向転換
などが原因でおこることが多いケガで、バスケでは常に発症する可能性があります。
治療法は軽症・重症で異なります。
重症な場合は靭帯の断裂や、骨折している場合が多いです。
靭帯が痛むレベルまで重症でなければ、アイシングや固定をして安静にしましょう。
・前十字靭帯損傷(ぜんじゅうじじんたいそんしょう)
前十字靭帯損傷は、膝が腫れ、関節内に血液が溜まっていると、前十字靭帯損傷となる場合が多いです。
治療方法は保存的な治療では機能回復は期待できません。
損傷した靭帯の代わりに、自分の腱を移植する再建手術する場合が多いです。
・アキレス腱断裂
バスケでのジャンプ、ダッシュ、方向転換などの動作によって負荷が多い場合のケガです。
断裂の瞬間はボールが当たった程度の衝撃を感じる方が多いです。
破裂した音が聞こえる場合もあります。
治療方法は、手術を行わずギプスや装具を用いる保存治療と断裂した腱を直接縫合する手術治療があります。
バスケのケガを予防と対処法
バスケは集団スポーツであり、学校の授業で行うことも多いです。
ケガをしやすいバスケですが、身近なスポーツだからこそケガの対処法を知っていればおおごとにはならずにすみます。
・トレーニングをきちんとする
体を強くし、ケガをしにくい体を作りましょう。
ウェイトトレーニングをきちんと正しいフォームでバスケを行いましょう。
・ストレッチをする
ストレッチをして筋肉を柔らかくしましょう。
ストレッチしない時に比べ、バスケでケガをする確率がグッと減ります。
特に関節周りは十分にほぐしましょう。
・しっかり休み、栄養をとる
体をしっかり休ませて、栄養をきちんととることがとても大切です。
いい動きをするためにも、ケガをしにくい体にするためにもしっかり休みましょう。
十分な睡眠をとり、きちんと栄養をとりましょう。
急にバスケの練習の量を増すと、慣れていない体に負荷をかけることになるためおすすめできません。
休み明けに練習するときはしっかり体をならしてからやるようにしましょう。
とくに、子供達はまだ体が出来上がっていないため、小さなケガでも後々大きなケガにつながってしまう場合が多いです。
大人が十分に気をつけるようにしましょう。
3−1.バスケでケガをした後の対処法
ケガをしてしまった場合はどうしても慌ててしまいます。
まずは落ち着いて患部をよく観察しましょう。
手足のケガの場合は、痛くない楽な姿勢になって、患部を保護・固定しましょう。
まとめ
今回は、バスケで多いケガの種類や、バスケで多いケガの対処法について紹介しました。
ケガの種類によっては、手術が必要なほど重症になるものもあります。
バスケをするときは、十分なストレッチをおこないましょう。
バスケを楽しく続けるために、今回紹介した対処法をぜひ試してください。
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