西洋医学とは?西洋薬とは?西洋医学について

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山城 宏統

「株式会社ビグス 代表取締役」「やましろ接骨院・鍼灸院 総院長」 症状が出ている原因がはっきりしないまま治療することが嫌いです。うちに来ていただいた以上、どうしたら悩みを解決できるのか?その糸口が必ず見つかるよう全力で施術にあたります。柔道整復師という職業を子どもが目指したい職業にランクインさせることが目標です!

この記事では、西洋薬や西洋医学について詳しくまとめました。

西洋薬や西洋医学とはいったいなんのことを指すのでしょうか?

西洋医学とは

西洋医学とは、欧米において発展した医学を示す用語です。

明治初期ころから、欧米医学を西洋医学と呼んでいました。

正式な医学用語ではありません。

俗語であり、文脈などでは意味が異なることがあります。

また、中国医学と呼ばれる中国を中心とした東アジアで行われてきた伝統医学の「東洋医学」があります。

西洋医学には、東洋医学とは異なる概念・理論・治療方法があります。

西洋医学と東洋医学の違い

西洋医学と東洋医学の違いは、体の治し方にあります。

例えば

(1)工場に機械があり、その機械が故障し止まりました。

(2)止まった原因は、ネジが外れたことでした。

(3)ネジをはめたらまた動き出しました。

西洋医学の場合は、「ネジをはめて動き出せば治った」となります。

東洋医学の場合は、

(1)なぜネジがはずれたのかを考える。

(2)機械のネジは機械全体の振動が大きく、その影響で外れた可能性がある。

(3)またネジをはめても外れてしまう可能性がある。

(4)振動を抑えることを考える。

東洋医学の場合は、機械を安定化させ、振動を抑えることだけでは終わりではないです。

ネジが外れにくくなることで、治ったと考えます。

要するに、

西洋医学:即効性を求めて対処する

東洋医学:原因を追求して再発を防止する

などの、考え方の違いがあります。

どちらにも利点がありますが、日常生活に合わせて選んでいくことが大切です。

西洋医学の歴史

3−1.歴史

西洋医学の理解を深めていただくために、歴史を少しヒモ解いてみましょう。

中世ヨーロッパでは「病気は神様からのおくりもの」という教会の教えのもと、薬などで病気を治すことが禁じられていました。

しかし、1400年から1500年代に、薬の人体実験や解剖(かいぼう)が行われるようになりました。

薬で効果を図るといったような、近代医学に通じる基礎が芽生えはじめました。

やがて、科学の発達とともに、体の目に見えない部分を見てわかるようにするための道具が開発されました。

それが、近代の放射線を利用したレントゲン・CT・MRiなどの放射線医療機器へとつながったのです。

日本では、室町時代にはじめて西洋医学(南蛮医術)が伝えられました。

江戸時代には長崎・出島のオランダ商館(1941年設立)に駐在していた。

商館医によって蘭方医学(らんぽういがく)が限られた場所と人々に行われました。

のちに、杉田玄白らによる、『解体新書』の翻訳を機会に、蘭方医学への関心が高まりました。

また、外科手術をはじめとする臨床医学に関する知識の教育も、来日した医師たちによって行われました。

開国後の1957年以降、日本でも自然科学を土台にする体系的な近代医学教育が行われました。

1961年には、蘭方専門の医療機関である長崎養成所が創設されました。

こうして、蘭方医学は近代日本における西洋医学導入の先頭を切ることとなったのです。

3−2.西洋医学の薬、西洋薬の主な特徴

西洋医学、西洋薬は「病気そのもの」が治療のターゲットです。

西洋医学、西洋薬の主な特徴は

西洋医学、西洋薬の主な特徴

①実証

客観で分析された薬である。

西洋医学、西洋薬の主な特徴

②器官・臓器中心に物質面を重視

病気に対してピンポイントに効く薬などの治療である。

・西洋医学、西洋薬の主な特徴

③客観・分析でその結果病名を決定する

全体を同じ状態にそろえる薬などの治療法を用いる。

・西洋医学、西洋薬の主な特徴

④西洋薬を使う

一般的に精製された、ほぼ純粋な薬物をもちいた「西洋薬を使う」。

1つの病気にたいして、同じような薬の投与がされるなどがあります。

西洋医学の特徴として

・血圧を下げる薬

・細菌を殺す薬

・精密検査をする

などは、西洋医学、西洋薬の方が得意な分野です。

西洋医学で対応し、西洋医学や西洋薬では対応しにくい不定愁訴や検査にはあらわれないです。

ちょっとした不調は漢方医学(東洋医学)で治療します。

こうすることで、治療の幅が広がります。

このような流れ・考え方は確実に現在の医療界に広がっています。

医師が日常診療で、漢方薬を使うケースが増えています。

実際に両方の薬を併用することで有効だった場合が数多くあります。

今では、漢方薬を使用している医師は8割にのぼっています。

西洋薬はたいてい1つの有効成分で作られています。

西洋医学は患者の訴えの他に、検査を重視しています。

その検査結果から病気の可能性を探ったり、治療法を考えて行ったりします。

検査結果や数値などにしっかり現れるような病気を得意とします。

まとめ

西洋医学と西洋薬について紹介しました。

西洋医学は東洋医薬とちがい、病気そのものをターゲットにして治療します。

西洋医学と東洋医学を組み合わせることによって、今の現代医学は成り立っているのです。

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