山城 宏統
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この記事では、腰痛に効果のあるつぼや、腰痛に効果のあるつぼについて詳しく紹介します。
今現在、腰痛に悩まされていませんか?
およそ4割の人々が人生に一度は腰痛を経験すると言われています。
仕事や家事をしていると、腰痛に悩まされることが多いです。
腰痛を改善する方法としてつぼを刺激する治療方法があります。
全身を流れる気が体内をめぐる道があり、「経路」と呼ばれます。
経路の上にあるつぼを刺激することで、生命のエネルギーを高めることができます。
つぼ刺激は健康を維持したり、腰痛の改善に役立てることができる健康法です。
腰痛がひどい人は、腰痛に効果のあるつぼやその作用を理解し、腰痛を解消しましょう。
腰痛とは?
腰に痛みや炎症を感じる状態を一般に腰痛と呼びます。
・6週間ほどで治る「急性」腰痛
・6~12週間で治る「亜急性」腰痛
・12週間以上続く「慢性」腰痛
に分けられます。
ほとんどの腰痛は、数週間以内に改善されます。
しかし、急性腰痛の患者の3分の1は一年後には慢性腰痛に変わってしまいます。
腰痛は男性・女性に特に差はなく、20歳から40歳ころに経験することが多いです。
年齢が高くなるほど、腰痛になることが多いです。
腰痛の原因
腰痛の原因は、
・骨折、打撲
・変性疾患
・感染症
と、はっきりわかっている「特異的腰痛」は15%程度です。
残りの85%は、原因ははっきりしない、「非特異的腰痛」です。
腰のレントゲンなどで異常があっても、直接腰痛の原因であるとは限りません。
腰に負担のかかる動作などが原因で腰痛は起きることが多いです。
非特異的腰痛と特異的腰痛
非特異的な腰痛で重要なのは腰ではなく、脳です。
原因のはっきりしない腰痛の、非特異的腰痛では、脳にある視床部分が活性化されず、前頭葉の一部だけが活性化されます。
これに対し、腰を打撲したりなどで、痛める急性腰痛です。
腰の痛みの情報が、脳の視床にはいり、視床が活性化されます。
さらに脳のその他の部分が活性化されます。
このように、すべての痛みなどの感覚の情報は、一度視床に入ります。
その後に脳の各部分へ伝達します。
非特異的腰痛の場合は、腰や視床は、腰痛に関係しません。
特異的腰痛は、痛みの原因が、骨や筋肉以外の臓器や、尿路などの病気による場合もあります。
特異的腰痛の場合は、病気ごとにそれぞれの治療が必要です。
たとえば、腰椎圧迫骨折では骨折したところをしばらく固定し、鎮痛剤を使います。
骨盤にある骨粗しょう症を必要があるからです。
手術が必要な場合もあります。
腰痛の主な病名としては、
・ぎっくり腰(急性腰痛症)
筋肉痛や腰の捻挫の痛み
・腰部椎間板症
椎間板が変形することによって起こる痛み。長時間立っているのがつらくなる。
・椎間板ヘルニア
椎間板が変形し飛び出てしまい、腰痛や足のしびれなども伴う
・腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
椎間板が変形して飛び出ることで脊椎や脊椎間が変形してしまう。朝起きるときにも痛みがある
などがあります。
他にも、変形性脊椎症、骨粗しょう症、腰椎圧迫骨折、感染性脊椎炎、心因性腰痛(うつ病など)腫瘍
などもあります。
腰痛の治療方法
腰痛の治療方法は、急性腰痛・亜急性腰痛・慢性腰痛で異なります。
急性腰痛・亜急性腰痛の治療には、
・皮膚の表面を温める
・腰痛のつぼに効果のあるマッサージ
・腰痛に効果のあるつぼの鍼治療(はりちりょう)
などの、薬を使わない治療方法を最初に選択します。
急性腰痛や亜急性腰痛はほとんど、治療に関係なく時間とともに良くなることが多いからです。
慢性腰痛の治療には、急性腰痛と亜急性腰痛の治療方法に加え薬を使うこともあります。
腰痛に効果のあるつぼ
腰痛に効果のあるつぼを理解し、つぼのマッサージに役立てましょう。
4-1腰痛に効果のあるつぼとつぼの位置とつぼの押し方①崑崙(こんろん)
背中から腰にかけて左右のどちらかに痛みがある・・・
などの急性腰痛、亜急性腰痛効果があるつぼ「崑崙(こんろん)」です。
【つぼの位置とつぼの押し方】
外くるぶしの一番上から、アキレス腱(けん)の方に進みます。
アキレス腱とぶつかっているつぼが崑崙です。
親指以外の指で足首をつかみます。そのまま、親指の先で優しく崑崙を刺激します。
2~3秒押して離すを3~5分ほど繰り返しましょう。
腰痛がある人は、崑崙の周りが腫れていることが多いです。
痛みを感じる前の強さの刺激にします。
4-2腰痛に効果のあるつぼの位置やつぼの押し方②中封(ちゅうほう)
ギックリ腰など、前かがみの姿勢や、中腰の姿勢になったとき、背中の真ん中あたりが痛む・・・
その場合には、「中封(ちゅうほう)」が効果的です。
【つぼの位置とつぼの押し方】
つま先を上にそらし、内側のくるぶしの前側に、「腱」が浮き出ます。
この腱とくるぶしの間にできたくぼみの中心に中封があります。
親指の先を中封に当てて、3~5秒押してからゆっくり話します。
これを3~5分ほど繰り返しましょう。
腰痛がある人は、腰痛がある同じ側の中封の周辺が腫れたり痛んだりなどの反応があります。
腰が痛む方の中封をやさしく刺激しましょう。
刺激が強くてはいけません。
痛いけど心地いい程度に押してください。
4-3腰痛に効果のあるつぼの位置やつぼの押し方④照海(しょうかい)
仙骨のあたりや、骨盤の奥が痛むような慢性腰痛に効果的なつぼは「照海(しょうかい)」です。
【つぼの位置とつぼの押し方】
内側のくるぶしのでっぱっているところから親指分下に下がったところが照海です。
親指の先を当て、3~5秒押してからゆっくり離します。
これを3~5分繰り返しましょう。
まとめ
今回は、腰痛や腰痛に効果のあるつぼに関して紹介しました。
腰痛は、原因のわかっている特異的腰痛と原因のはっきりしていない非特異的腰痛があります。
腰痛がつらいときは、腰痛に効果があるつぼを理解しマッサージをしてみましょう。
腰痛に効果があるつぼは足に多いため、自分で押すことができます。
しかし、強く押しすぎて刺激を与えてはいけません。
腰痛のつぼには程よい刺激を与えましょう。
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