腰の痛みに待った!仙腸関節が原因かも?放置は慢性の元

お年寄り
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林 祐子

やましろ接骨院本院院長株式会社ビグス
やましろ接骨院本院・院長 柔道整復師になり10年以上の現場経験を持っています。まだまだ未熟ですが、怪我をした時や、困った時にまず第一選択肢として、やましろ接骨院を頼ってもらえるような院にするために日々、患者さんの施術にあたっています。また、女性院長ならではの対応を心がけています。女性にしかわからない悩みなどなにかあった時には頼ってください。 柔道整復師にしかできないことを、患者さんに還元していきます!!

腰の痛みには人によって、関節・筋肉・靭帯・筋力の不足などさまざまな原因が考えられます。
腰の痛みの原因のうち、今回は仙腸関節が原因の腰痛についてお話しします。
仙腸関節とは何か、なぜ腰の痛みに繋がるのでしょうか。
また、仙腸関節の痛みを放置すると起こりうる症状や仙腸関節を治しておくとどのようなメリットがあるのかお伝えします。

仙腸関節とは?腰の痛みが出てしまう

腰痛

仙腸関節という言葉を聞いたことがありますか?
まずは読み方からですが「せんちょうかんせつ」と読みます。
では、どこの関節でしょうか?

仙腸関節とは、背骨と骨盤が繋がっている部分にあります。
上半身と下半身が連動して動くところで、仙骨(せんこつ)と腸骨(ちょうこつ)の間を仙腸関節といいます。

仙腸関節は、数ミリですが動く仕組みになっています。
仙腸関節が数ミリ動くので、腰を前に倒したり、後ろに倒せるのです。
また、仙腸関節が数ミリ動くと、土台の役目をし、身体のバランスをとっています

仙腸関節が少しでも動かなくなると、腰の痛みや違和感など身体に不具合が出やすくなります。
もちろん、仙腸関節が少しでも動かなくなると、腰以外のところにも痛み・違和感・不快感が出る場合もあります。
ギックリ腰と言われる急性腰痛症も仙腸関節が原因なのです。
ふとしたことでも、仙腸関節に不具合が生じて腰部の痛みを感じます。

芸能人だけではない仙腸関節の炎症!老若男女関係なく起こる腰痛

子育て

仙腸関節の炎症は、老若男女関係なく起こります。
最近だと、欅坂46の平手友梨奈さんが仙腸関節痛の痛みで芸能活動を休止していましたね。
18歳という若さでも仙腸関節部の痛みが出ています。
激しいダンスで仙腸関節部に大きなストレスがかかり、今回の痛みを起こしたのではないでしょうか。

年齢や性別に関係なく起こる仙腸関節の炎症ですが、特に仙腸関節の炎症を起こしやすいのが産後の女性です。
赤ちゃんを出産した後の仙腸関節部分は、とても不安定で腰の痛みが出やすい身体になっています。
なので、産後の方は、しっかりとしたケアをしなくてはいけません。

仙腸関節が原因の腰痛を放置すると慢性腰痛になる!

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腰の痛みを感じたら、まずは腰のどこが特に痛いのかを確認します。
仙腸関節部であれば、関節部分がうまく動かなくなっているので、仙腸関節部を動かしてあげる必要があります。

やましろ整体院では、動かせなくなった仙腸関節部を動かせるようにするため矯正施術を行っています。
矯正施術といっても、無理に動かしたり、ボキボキ鳴らしたりもしません。
通常、矯正施術は少なからず身体に負担をかかりますが、やましろ整体院では、身体に負担のかからないような矯正施術を行います。

仙腸関節部がしっかり動くようになれば、仙腸関節の痛みを感じにくくなります。
また、腰の痛みを感じにくくなり、腰の動かしやすさを感じます。

ただ、矯正治施術は大事ですが、矯正治施術だけでは、完全に治るとは言い切れません。
普段の生活・癖・筋力の不足によって仙腸関節部に負担がかかると、また仙腸関節部に痛みを感じます。

日常生活で気を付けるべきこと

スマホ

①立ち方
立つときに、どちらかに重心を傾けて立っていませんか?
同じほうの肩や手でばかりバックをもったりするのも仙腸関節部に負担がかかります。
どちらかに偏らず、左右均等にすれば仙腸関節部の負担を減らせます。

②座り方

椅子に座る場合は、深く座ってください。
骨盤を起こすという言い方をするのですが、お尻の骨が座ったときに一番下に来るように座ってください。
背もたれに寄りかかると、骨盤の位置が変わってきてしまい、仙腸関節部に負担がかかります。

床に座る場合は、正座が一番腰に負担のかからりません。
正座が難しい人であれば、長座といって、足を前に出す座り方がオススメですよ。
女の子座りは、仙腸関節部に負担がかかり、腰の痛みが出やすくなります。

③寝方

仙腸関節が原因で出ている腰の痛みであれば、横向きに寝ましょう。
仰向けやうつ伏せは、仙腸関節部に負担がかかり、腰の痛みを強くする原因になります。
横向きで寝る場合、膝の間にタオルなどを入れると、さらに仙腸関節部の負担が減らせて、腰の痛みをおさえてくれます。

④運動

仙腸関節部が痛い場合、ストレッチから進めます
仙腸関節部の痛みが落ち着いてきたら、運動を開始します。
仙腸関節部を支えるような筋力をつけてあげれば、腰の痛みを感じにくくなり、今後、仙腸関節部の腰の痛みで苦しまなくなります。

まとめ

腰の痛みを解消だけでは、また痛みを繰り返してしまい、慢性的な腰の痛みに繋がります。
慢性的な痛みを抱えたまま、生活を続けると、腰が曲がる・歩けないなどさまざまな症状の可能性が出てきます。
将来、今と変わらない生活や運動ができるのが理想です。
慢性的な腰痛だからと諦めないでください。
やましろ整体院では、慢性化にならないようにお手伝いします。

 

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