山城 宏統
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この記事では、女性に発症することが多いと言われているバネ指について詳しく紹介していきます。
なぜバネ指は女性に多く発症するのかについても詳しく解説します。バネ指について詳しく知りたいという方は必見です。
また、自分でできるバネ指の治療方法も紹介います。
現在指に違和感がある方や、身内にバネ指の疑いがある方などは、ぜひこちらの記事を参考にしてみて下さい。
女性に多いバネ指とは?
更年期の女性がよく発症すると言われているバネ指が発症する原因や、バネ指の主な症状について詳しく解説していきます。
これから更年期を迎える女性の方や、現在指に違和感がある方はこちらの項目をしっかり読んで、バネ指に対する正しい知識を身に付けていきましょう。
1-1.バネ指が発症する原因
バネ指とは、指の曲げ伸ばしの際に動きがぎこちなかったり、痛んだりする疾患です。
バネ指とは指の腱鞘炎(けんしょうえん)の1種であり、「弾撥指(だんばつし)」と呼ばれることもあります。
腱鞘炎ということもあり、バネ指の原因としては指の使い過ぎが一番多く、主に母指(おやゆび)に発症します。
他にもバネ指が発症する原因には、ホルモンバランスの乱れや老化などが挙げられ、腱や腱鞘が弱くなることで発症してしまいます。
指がスムーズに動かせるのは、手のひら側の指の付け根にある腱(けん)の通り道にある腱鞘(けんしょう)があるからです。
この腱鞘があることで、指を動かす際に腱が浮き上がらないようにベルトのような役割を果たしています。
そのため、この腱と腱鞘の間で炎症が起きると(腱鞘炎)指がスムーズに動かなくなり、バネ指になってしまうのです。
1-2.バネ指の主な症状
バネ指の症状はその名の通り、指がバネのように動いてしまいスムーズに動かすことが困難になります。
しかし、このような症状になるのはかなり症状が進行している状態です。
初期症状としては指を動かす際に手のひら側に少し痛みを感じる程度です。
バネ指を治療せずに放置すると、一度折り曲げた指をもう片方の指で持ち上げないと伸ばせなくなります。
日常生活の中でも痛みを常に感じたりするようになります。
なぜバネ指は女性に多く発症するのか?
こちらの項目では、なぜバネ指は女性に多く発症するのかについて見ていきましょう。
バネ指を発症しやすい女性の特徴も解説していくので、女性の方は自分と照らし合わせて確認してみて下さい。
2-1.バネ指を発症しやすい女性の特徴
バネ指が発症する原因には指を使いすぎが一番多いと紹介しました。
女性が発症する際にはホルモンバランスの乱れや老化が重なることがほとんどです。
このホルモンバランスの乱れが女性と深く関係しております。
閉経など女性ホルモンに変化が訪れる更年期を迎えた、40~50代の女性がよくバネ指を発症します。
更年期を迎えた女性以外にも、妊娠や出産後のホルモンバランスが安定しない女性もバネ指になりやすい傾向にあります。
また、女性は家事や編み物などで指を使用する頻度が高いことも、発症率と大きく関係しています。
これらの条件に当てはまる女性は、いつバネ指を発症するか分かりません。
早期発見することにより自分で治療することも可能です。
これから発症する可能性がある女性は、次の項目で紹介する自分でできる治療方法をしっかり学んでおきましょう。
自分で簡単にできるバネ指の治療方法2選!
バネ指を発症しても早期発見することができれば、自分で治療を行って改善することが可能です。
こちらの項目では、女性でも自分で簡単にできる治療方法を2つ紹介します。
自分に合った治療方法を見つけてみましょう。
あくまで自分で治療ができるのは軽度の症状である場合のみです。
普段から手に痛みや違和感がある場合は医療機関に診察してもらうことが大切です。
3-1.マッサージ治療
はじめに紹介する治療方法は、今すぐにでも実践することができるマッサージ治療です。
この治療方法は、症状が軽度である場合でスマホの使い過ぎによる指のしびれにいいです。
特に指が細い女性は、長時間スマホをいじることで指にしびれが発生しやすいので、こちらの治療方法をしっかり覚えておきましょう。
刺激するポイントは手首の甲側で、手首の付け根から腕側に指1本程度下がった部位になります。
このマッサージでは押すポイントが細かく決まっておらず、自分で押してみて一番気持ちいい部分を、強すぎない力加減で30秒ほど押します。
このとき指では強く押せない女性などは、ペンなどを用いても問題ありません。
指に痛みやしびれが出る度に行うといいでしょう。
3-2.テーピング治療
テーピング治療と言っても、指が動かないように固定するのではありません。
指の動きを助けるためにテーピングを行う治療方法です。
そのため、日常生活に支障をきたすことなく行うことができます。
仕事中や家事中でも実践することができます。
また、女性の場合は防水タイプのテープを使用することで、洗い物なども行えるのでおすすめです。
テーピング治療に使用するテープには、弾力性の強い幅2~3cmのものを用意します。
そのテープを痛みや違和感のある指の付け根から、先ほど紹介したマッサージ治療で押したポイントまで引っ張るように貼ります。
このテーピング治療は、先ほどのマッサージと行うことが最適な治療方法になります。
医療機関で行うバネ指の治療方法
こちらの項目では、医療機関で行うバネ指の治療方法を紹介していきます。
バネ指に悩まされている女性は、どのような治療を受ける可能性があるのか確認しておきましょう。
4-1.保存治療
バネ指は指を使いすぎることが原因となることからも、安静させることを第一に考えて治療を行うことが多いです。
しかし、バネ指を発症している女性の中には、家事や育児を行うので意識的に安静にすることが難しい場合が少なくありません。
そこで、装具を着用し強制的に指の動きを制限することで、安静に保つという治療を選択する場合があります。
4-2.手術治療
バネ指の症状が進行してしまい、いつも強い痛みを感じるようになってしまうと、手術で腱鞘の一部を切り離す場合があります。
腱鞘の一部を切り離すことで、発症前と同様に腱の動きをスムーズにすることが可能です。
まとめ
今回は、女性に多いバネ指について紹介してきました。
女性の中でも更年期や妊娠などの、ホルモンバランスが崩れる時期に発症しやすいです。
女性以外でも指を使いすぎると発症することが分かりました。
バネ指が発症しやすい女性や、スマホやパソコンなどでよく指を使用する方は、普段から安静にすることを心がけておきましょう。
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