姿勢を良くするサポーターに注意?猫背の矯正の理想とは?

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林 祐子

やましろ接骨院本院院長株式会社ビグス
やましろ接骨院本院・院長 柔道整復師になり10年以上の現場経験を持っています。まだまだ未熟ですが、怪我をした時や、困った時にまず第一選択肢として、やましろ接骨院を頼ってもらえるような院にするために日々、患者さんの施術にあたっています。また、女性院長ならではの対応を心がけています。女性にしかわからない悩みなどなにかあった時には頼ってください。 柔道整復師にしかできないことを、患者さんに還元していきます!!

現代、日本人の約80%が猫背と言われています。
猫背とは、座った猫の背中のように、人間の背中が丸く内側に反る姿勢のことを指します。
猫背になると、肩こりや腰痛、頭痛、呼吸のしづらさ、便秘などの症状を引き起こします。
この症状を改善するために、猫背の姿勢を矯正するサポーターがあります。
インターネットやドラッグストア、テレビなどで色々な種類が販売されています。
今回は、姿勢を良くするサポーターについてお話しします。

猫背の姿勢になる理由

スマホ冒頭でもお話したように、日本人は約80%が猫背と言われています。
猫背の原因は、下記のようにさまざまな理由が挙げられます。

・運動不足による筋力低下
・骨盤の歪み(ゆがみ)
・姿勢の崩れた座り方
・長時間のパソコン作業やスマートフォンの操作
・ストレス
・肩甲骨周りの筋肉の硬さ
・偏った(かたよった)クセ

理想の姿勢は、立った姿勢を横から見たときに、耳、肩、骨盤、膝、外果(そとくるぶし)が一直線になる姿勢です。
ただ、猫背の人は、耳の位置が前に出ている場合や肩の位置が前に出ています。
中でも、骨盤の位置がずれている姿勢の人が多く、横から見たときにまっすぐ立てていない人がほとんどです。
猫背を改善するには、まず、正しい姿勢を知り、原因を理解することが大切です。

運動不足などにより筋力が低下すると、肩甲骨周りやお腹の筋肉が弱くなって身体を起こせなくなります。
人間は、身体を丸めている方が楽なので、筋肉がなければどんどん身体が丸まります。
結果、上半身が起こせなくなり、猫背に繋がると言われています。

また、姿勢の崩れた座り方や長時間のパソコン作業などは、同じ姿勢が続くため身体が丸まり、猫背に繋がります。
同じ方向で荷物を持ったり、足を組んだり、頬づえをついたりなど、そういった偏ったクセも猫背の原因となります。

猫背の姿勢を良くするサポーター

猫背,子ども最近、ドラッグストアやインターネット、テレビなどで姿勢を良くするサポーターが紹介されています。
実際、自分も小さいときから、母に「姿勢を良くしなさい」と言われてきました。
しかし、子どもの頃は、何度言われても治せませんでした。
猫背とはなにか、猫背はなぜ悪いのか、猫背になるとどうなるのかを知らずに大人になるまで、そのまま生活していました。

大人になってから、姿勢の悪さに気づき、気にするようになりました。
そんなときに猫背を改善するサポーターがあるのをテレビで知りました。
自分でも猫背を改善するサポーターを購入し、つけていた時期がありました。
ただ、購入してすぐはサポーターをつけていましたが、次第につけなくなりました。
自分の場合は、サポーターをつけていることで、身体への窮屈感を感じたのです。
自分以外にもサポーターを購入したけれど、しばらくしてしなくなった人も多いのではないでしょうか。

サポーターのメリット・デメリット

泣く猫背の姿勢を良くするサポーターのメリットは、どのような点が挙げられるでしょうか。

・サポーターによって強制的に姿勢が伸ばされ、姿勢への意識が改善される。
・サポーターをつけている間は、姿勢やスタイルが良く見える。
・サポーターによって丸まった身体が起こせるようになり、お腹に力が入りやすくなる。
・姿勢の意識やお腹に力が入りやすくなるため、体幹(身体の中心部)が強化される可能性がある。

一見、姿勢も良くなり、筋力強化にもつながるのでサポーターは、猫背矯正にとても効果がありそうですよね。
しかし、猫背の姿勢を良くするサポーターにもデメリットがあります。

・猫背によって硬くなってしまった筋肉は緩まない(ゆるまない)。
・肩甲骨周り動きは硬いまま変わらない。
・骨盤のゆがみなどは改善されない。
・サポーターに頼りきると自分の筋力が低下する。
・強制的に姿勢が伸ばされるため、窮屈感を感じる。
・サポーターをつけていると蒸れて肌がかぶれる場合がある。

サポーターには、デメリットが多く存在します。
骨盤のゆがみや筋力低下など、猫背の根本の原因が改善できないことが最も大きなデメリットではないでしょうか。

姿勢の矯正の理想

トレーニングサポーターのメリット、デメリットを前述しましたが、サポーターだけで完全に猫背の姿勢が良くなるとは言い切れません。
猫背を矯正するサポーターは、一時的に姿勢を良く見せたい場合はお手軽でいいかもしれません。
もちろん、サポーターをつけて、猫背を完璧に改善できた人も中にはいるでしょう。

しかし、改善できた人は、サポーターの力にだけ頼ったのではないと思います。
ストレッチや筋力トレーニング、普段からの姿勢の意識など、サポーター以外にも取り組んだ場合が考えられます。
この場合は、サポーターのデメリット部分を自分のケアでカバーし、サポーターの効果がうまく発揮されたのではないでしょうか。

このように、猫背の矯正は、サポーターだけに頼ってはいけません。
筋力トレーニングやストレッチ、普段からの姿勢への意識、癖の改善によって猫背の姿勢が改善されていくのです。

まとめ

猫背を矯正するサポーターのメリットやデメリット、理想の猫背矯正とは何かをご紹介しました。
どのサポーターもそうですが、サポーターだけに頼らないでほしいと思います。
その日だけは姿勢を良く見せたいときは、一時的に効果のあるサポーターをつけるのは有効だと思います。
一時的でなく継続して姿勢を良く見せたいのであれば、サポーターだけでは改善しません。
サポーターの効果にプラスして、自分での筋力強化や姿勢への意識などが必要になります。
もし、わからないことがあれば、いつでも当院にご相談ください。
まず、あなたの姿勢がどのようになっているかをチェックし、詳しくご説明いたします。

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